色んな本に影響を与えている『モモ』という小説

今日は何となく読みたくなった本で立て続けに

『モモ』が出てきたので気になって👀

最初は、audiobookで気になっていた『いま、会いにゆきます』を聴いている時に

小学一年生の男の子の好きな本が『モモ』だったので

そんなに小さい頃から、あの小説をを読めるなんて凄いなぁと印象に残りました。

その後に何気なく、子供用に買っていた

『カードキャプターさくら』15巻を見ていると

『モモ』は秋穂ちゃんという中学2年生の女の子が「大好きな本の題名」だという台詞を見て

言われてみると、クリアカード編には時間の魔法や、時計が何度も出てきていたなぁと

ミヒャエル・エンデの『モモ』に出てくる時間についての話に通じるものがあったことに、今更ながら気がつきました。


そういえば、今年は帰省した時に何年か振りに会った弟から

「この本、面白かったよ」と『モモ』の文庫版をもらって

「子供達にも読ませてあげたいな」と話していたのですが

先月末に、黒姫童話館でミヒャエル・エンデの資料の展示を見に行った際は

ミュージアムショップで

〜『モモ』の原書出版50周年〜

と書かれているのを見かけて

50年も前にこの作品が書かれたことに改めて驚いたところだったのですが…

今年の後半は不思議と『モモ』に縁のある年だったので

年内にもう一度、『モモ』を聴いてみますね。


こんな風に、一度気になったことから

次々に何かが気になった時は

きっと、こんな状態なんだろうなぁと

自分を眺めています。

最初に弟から本をもらった時点で

〝カラーバス効果〟が発動して
(自分が意識した情報が自然と目に飛び込んでくること)

他の本や漫画で『モモ』が〝偶然、何度も出てきた〟ことで

〝シンクロニシティ〟のように感じて

『モモ』を読んだ結果、もし何かが起きた時は

〝セレンディピティ〟だった
(何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること)

なんて、考えるのかもしれませんね(^^)

私が知らないだけで、きっとたくさんの本の中で『モモ』は登場していて

50年という長い時間をかけて

色んなところに影響を与えていると思うと

それだけ長く愛されている作品だからこそ

色んなところで出会う確率も高くなっている訳で

『モモ』という時間をテーマにした小説は

50年経っても全く色褪せることのない

魅力的で素敵な作品だと思います☺️

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