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「遠くからしか見えない愛を・・・」の言葉にひかれて

NHKの「あさイチ」で柳美里さんが本屋をやっていることを知った。福島にあるのだそうだけど、遠くて来られない人の為に選書サービスをやっているそうだ。番組では博多華丸さん、大吉さんに選書をしていたのだけど、その時の大吉さんへの言葉にぐっときた。

80の質問に答えることで柳美里さんが、その人に合った本を選んでくれる。その答えから大吉さんを表した言葉が「遠くからしか見えない愛を眼差している人」だった。
一瞬ん? と意味が分からない。でも、惹かれる言葉だった。意味の分からない言葉に惹かれるのは何故なんだろうか。

柳美里さんの意図としては、大吉さんが昭和の歌謡曲が好きだったり、昔のおもちゃが好きだったり、亡くなったお父さんと世間話をしたい思っているところから、そう表現したのだそう。

「遠くからしか見えない愛」

確かに近くにいて愛しているものと、もう触れられない、もう見えなけれど、愛しているものってあるなぁ 素敵な言葉だ。
眼差しているという言葉も、「見る」、「観る」とは異なるあたたかい愛を感じる。
そうして選ばれた5冊の本のうちの一つが『愛されたすぎたぬいぐるみたち』だった。ぬいぐるみの写真とともにその持ち主の物語がそえられてるそう。

私もやってほしい。どんな言葉がもらえるのだろう。どんな本が届くのだろう。きっと、殺到するのだろうけど、申し込みました。80の質問に答えるのは、柳美里さんと対話しているみたいで楽しかった。それだけでも満足。いつ届くのか不明だし、質問に答えた時の自分とは変わっているだろうけど、2019年の6月の私に届く本と言葉が楽しみ。

ちなみに答えた質問の一部はこれ

好きな食べ物、嫌いな食べ物を教えてください。:
お饅頭が好きです。納豆が嫌いです。

好きな本を10冊書いてください。(順位ありでも順不同でも構いません):
順不同

劇場(又吉直樹)
物語のなかとそと(江國香織)
わたしを離さないで(カズオイシグロ)
〆切本
第2図書係補佐(又吉直樹)
いくつもの週末(江國香織)
こころの処方箋(河合隼雄)
村上春樹、河合隼雄に会いにいく(村上春樹)
世界音痴(穂村弘)
生まれつき美人に見せる(吉川康雄)

あなたの子ども時代の写真で「お気に入りの一枚」があったら、何歳の時に、どこで、誰に撮られたのかを教えてください。:
弟と2人でスキー場で父か母に録ってもらった写真 私が9歳くらい。

こんな感じです。

ホームページのリンクを貼っておきます。選書は時間はかかりそうですが・・・
フルハウス


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