片付けトントン

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片付けのことなら何でもおまかせ!片付けトントン公式noteです。「ためになって面白い」を心がけています。YouTube▶︎https://www.youtube.com/c/Kataduketonton、ブログ▶︎https://kataduke-tonton.com/blog/

最近の記事

「人生を楽しむ秘訣」を橋本治センセに教えてもらっちゃった

つい先日のことです。 私の愛する猫が、(私の愛する)妻にすり寄っていってるな~と思って見ていたら、妻が「なに、ごはんが欲しいの? 今忙しいからジジーにもらって」と言っていました(私=森と申します)。 なんだと、ジジーだと!? もう64歳ですから、まあ年齢的にはジジーなんですけど、いつの間に年を取っちゃったんだろ。つまんない。あ~あ、これからもどんどん年を取って、どんどんつまんなくなっていくのかなぁ。 ・・・でもねぇ。 もがいているんですよ、年を取っても。どうしたらも

    • 「人生という旅」でのできごとを、どう受け入れ、どう接し、何を創るのか

      私(森)は出不精で、休みの日に家から一歩も出なくても全然平気。一方で、妻は行動的でお出かけが大好きです。 この前、猫とゴロゴロと幸せな時間を過ごしていたら、妻が「もう~猫ばっかり大事にして! 猫に介護してもらってね。 ね。」とつぶやいていました。 怖すぎる! 私だって、妻を旅行に誘うこともあるし、妻を大切にしているつもりなのですが。 なんとかうまくやっていけているのは、きっと私の謙虚で優しい性格によるところが大きいのだろうと思います。 それにしても、コロナ禍で出かけ

      • 「お金で買うことのできないもの」を贈る喜び、受け取る喜び

        長引く新型コロナのせいか、なんとなくギスギスとした日々が続いているように感じるのは、もちろん私だけではないでしょう。 マスクで相手の表情がよく見えない分、以前よりも意思疎通がうまくできていないように感じますし、車の運転一つをとってみても、ストレスからか、みんなの思いやりが欠けてきているような気がしてなりません。 苦しい時だからこそ、お互いに、もっと大切にしなければいけないことがあるはずです。 今回のnoteも、前回に引き続き「世界は贈与でできている――資本主義の「すきま

        • 大切な人へのプレゼントを選ぶときに意識したいこと

          もうすぐクリスマス! いったい何を贈ったらあの人は喜んでくれるのだろうか、などと考えつつプレゼントを選ぶのは、なかなか楽しいものです。 そして、相手に手渡す時のドキドキ感。 まさか、いらないって言われない? ニッコリ微笑んでくれるかな? ・・・贈る喜びは、思ったよりも大きなものです。 今日は、哲学者であり教育者でもある近内悠太さんの著書「世界は贈与でできている」を引用しつつ、贈ることについて考えてみます。 人間の「こころ」の力動の機微をとらえる近内さんのセンスに

        「人生を楽しむ秘訣」を橋本治センセに教えてもらっちゃった

          オシャレで味わい深い!昭和初期の古い雑誌

          アンティークショップで買ってきた昭和初期の雑誌たち。 予想以上にオシャレで、なかなか面白かったので、写真満載でご紹介します。 お楽しみいただけましたら幸いです。 週間朝日 昭和11年2月23日号 【なくてはならぬ新時代の逸品】 女性が何かスイッチのようなものを持って、にっこり微笑んでいます。 「外観美麗、機構完璧、操作簡単」だそうです。 照明器具でした。 器具に電球を取り付け、コードの先端のスイッチで入り切りします。 当時としては、まさに「なくてはならぬ新時代

          オシャレで味わい深い!昭和初期の古い雑誌

          「ぜんぶ、すてれば」には、面白い生き方のヒントが詰まっている

          本を読むことは、考え方や生き方をより良くするのに、それほどの即効性はありません。読んでみて、感動したり、わかったつもりになったりはするのですが・・・。 でも、残念に思う必要はありません。 今日は、そんなお話です。 ・・・ Appleの創業者である故スティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチは、多くの人々の感動を集めました。2003年にすい臓がんの摘出手術を受けた後の2005年のことです。 養子だった彼は、大学に入学したものの、育ての親が授業料

          「ぜんぶ、すてれば」には、面白い生き方のヒントが詰まっている

          「読みたいことを、書けばいい。」は人生の機微満載の名作落語のようだった

          あなたは、どんな基準で読む本を選びますか? たいていの場合は、「面白そうだ」とか「勉強になりそうだ」のどちらかでしょう。 「面白くなさすぎるところが、一周回って逆に面白い」とか「難しくて読めそうにないが、そばに置いておくだけで安心できる。心の支え」などと屈折した理由で選ぶ人は、たぶん少数派です。 では・・・「面白そうだ」とか「勉強になりそうだ」と思って買った本は、最後まで読み切っているでしょうか? 振り返ってみると、私の場合は「面白そうだ」と思って買った本は、ほとんど

          「読みたいことを、書けばいい。」は人生の機微満載の名作落語のようだった

          ヒュッゲの国デンマークの「幸せな暮らし」作りの仕組み

          冬が長く厳しいデンマークでは、国を挙げて幸せな暮らし作りに取り組んでいます。 その結果、国連が発表する「世界幸福度ランキング」 では毎年上位にランクイン。2020年は2位でした。 これは156か国を対象とした調査で、一人当たり国内総生産(GDP)、社会保障制度などの社会的支援、健康寿命、人生の自由度、他者への寛容さ、国への信頼度の6つの指標を加味して順位付けしたものです。 世界幸福度ランキング 2020年版 1位 フィンランド(北欧) 2位 デンマーク(北欧) 3位 ス

          ヒュッゲの国デンマークの「幸せな暮らし」作りの仕組み

          アンティークはステキ!名古屋の「骨董屋 楽天」編

          最近は、コロナの関係もあって、家でゴロゴロしていることが多くなってしまっています。 妻には、しょっちゅう「そんなにゴロゴロしていると寝たきりになるよ」と叱られているので、勇気を振り絞って出かけることにしました。 目指すは「骨董屋 楽天」。ずいぶん前ですが、過去に1回行ったことのあるお店です。 片付けの仕事をしていると、止むを得ず物を処分することも多く、残念な気持ちになります。なるべくリユースに回せるよう気を引き締めるチャンスにもなりそうです。 妻は、あまりアンティーク

          アンティークはステキ!名古屋の「骨董屋 楽天」編

          国際人の私がおすすめするフランスのコメディ映画3選

          部長の森です。今回は少し脱線して、私の好きなフランスのコメディ映画をご紹介します。 外国の映画を紹介するなら、たぶん、国際感覚は必須。 まずは、私が国際人であることを証明するところから始めてみたいと思います。 【国際人の証明 episode1】 新婚旅行で、インドネシアのバリ島に向かっていた時のことです。 私たちを乗せた飛行機は、いったんジャカルタでトランジット(燃料を補給するなどのために着陸)しました。バリ島到着予定時間から逆算すると、待ち時間は1時間ほどのはずです

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          江戸時代の「これでもかリサイクル」に感激した話

          今日は江戸時代のお話なので、風車を持った浪人のイラストが描かれたカードをトップ画像にしました。 この「名乗る程の者では・・・」というカードが、妙に好きなんです。 名刺として使えば、お客さまに新鮮な印象を持っていただけます。 私も時々使いますが、欠点と言えば、後で誰の名刺かわからなくなる、連絡先がわからない、ということくらいでしょうか。おススメです。 さて・・・ 片付けトントンを運営する(株)中西は、もともとは「空きビン」を回収し、洗びん工場やメーカーなどに販売する「

          江戸時代の「これでもかリサイクル」に感激した話

          部活の思い出「卓球部と私」ジブリ風

          なぜ、部活の思い出を書くことにしたのかというと、その発端はこの記事です。 今月からスタジオジブリ全作品の場面写真を順次提供することになりました。今月は、新しい作品を中心に 8作品、合計400枚提供します。 常識の範囲でご自由にお使いください。 素晴らしい! なんて太っ腹! お言葉に甘え、ジブリの写真を使ってnoteを書いてみたいと思ったのです。 テーマは、う~ん。 ジブリと言えば、やっぱり、ちょっとレトロな青春感動巨編が似合いそう。 ・・・ということで、私の部活の思

          部活の思い出「卓球部と私」ジブリ風

          負ける技術、間違う力、頭の中身が漏れ出る日々

          片付けトントンで働く前は、ある大企業に勤めていました。 17年間も働いていたのですが、ある日のこと、突然仕事がつまらなくなってしまったのです。めちゃくちゃな働き方をしていたので、ひょっとしたら軽いうつだったのかもしれません。 妻に「やる気がなくなったから、会社を辞める」と言うと・・・ 「あなたの好きにすれば」 給料もそれなりだったので、普通だったら「いったい、これからどうするつもり!あんた!」と言われそうな場面ですが、妻が反対しないのは最初からわかっていました。 週

          負ける技術、間違う力、頭の中身が漏れ出る日々

          汚部屋の悩みを解決するために_気の持ちようを考えた

          忙しくて片付けられないとか、どうしても片付ける気持ちになれないとかは、決して小さな悩みごとではありません。 どこから手をつけたらいいかわからないし、ちょっと片付けたくらいでは何も変わらない・・・そんな感じがして、なかなか片付けは進みません。 いったいどうしたらよいのでしょうか。 忙しすぎるとか、健康上の問題などで、どうしようもない時もあるのは、承知しています。 でも、何かのきっかけで片付けることができたら、やはり嬉しくないですか? 悩みごとは、大きく考えすぎると思考停

          汚部屋の悩みを解決するために_気の持ちようを考えた

          noteが書けない原因、片付けられない原因は意外にもそっくりだった件

          いったい何を書いたらいいのかまったく思いつかず、noteを書き始められない時があります。 才能がないのは最初からわかっていたけど、いくらなんでもダメすぎでしょ、と心が折れそうになります。 なんとかしなきゃと考えていたら、行動を起こせない原因って、noteにしても、片付けにしても、かなりよく似ていることに気がつきました。 物を買ってごまかさないできない原因を、環境や道具のせいにしてしまうのって、実はあるあるです。 私の場合、Windowsのフォントが美しくないから書けない

          noteが書けない原因、片付けられない原因は意外にもそっくりだった件

          思い出の品、大切にしていた物を手放したわけ

          人は誰にも、自分が主人公の物語があります。そこには、楽しいことも辛いことも・・・。 今回は、不用品回収のご依頼のお電話がきっかけとなって、お客さまの物語の一端に触れたお話です。 不用品回収のお見積りが思わぬ展開に最初の担当は、営業の岡本でした。 「不用品を処分してほしい」というお問合せをいただき、すぐにお見積りに伺うと、優しそうな中年の男性がお出迎えくださいました。 不用品は、プリンター、ファックス付き電話、釣り道具など・・・全部でミカン箱3つ分くらいの量です。 リ

          思い出の品、大切にしていた物を手放したわけ