カタリベタロウの物語 #361ぱんげあ〜#370打ち間違いのキセキ


   #361 ぱんげあ

その昔、パンゲア大陸では揚げパンが人気だったそうです。

「おい!俺の揚げパン返せ!
「へへぇ~んあの子のパンチラ見してくれたらいいぜぇ~
「あんなモミアゲ子のどこが良いんだよ!
「言ったなこのヤロウ!
「こら!お前たち!そこまでだ!全く何やってんだか。罰としてパンゲア大陸一周してこい!
「競争だぁ!
「負けねぇぞい!

そうです、二人が走りすぎて大陸は分裂しましたぁ~。

いやそん時まだ人いない。

パンゲアゲハくらいしかいなかったね。

よってこの話はうそ。

それが嘘の語源?

そうそう。


   #362 時が経つのは早いね

「なんか50億年後に太陽消滅してグワァ~なって地球飲み込むらしいねぇ~」
「いや50億年ごとかマジ笑笑だよ」
「いやぁ~でも時が経つのは早いからねぇ~」
「まぁ確かに最近年取ったせいかより実感するよぉねぇ~」
「あれ、ってか太陽爆発してね?」
「あらぁ~」


   #363 む~ん

「親指のシワだって宇宙になりえるだろ~に~」
「えぇ?じゃあこの私の悩める肌荒れちゃんもぉ?」
「そりゃ~オメェ綺麗な綺麗なお月さんだろぉ~よぉ~」
「近付かないで!月は遠くにあるから綺麗なの!」
「月に人類が到達した時の感動を味わせてくれ~よぉ~」
「しょ、しょうがないなぁ~」
「あぁ~ムンムンしてきたよぉ~」
「ムーンムンムンムンムンム~ン」

これが新種のセミ、ムンムンゼミです。


   #364 じしんそくてーき

「最近の地震測定機は凄くて凄い助かるんだけどぉ~私のオナラまで感知されちゃうのがちょっとねぇ~恥かしいのよねぇ~私のオナラは強力でたまに震度1くらいにはなっちゃうからみんなの為にはなってるんだけどねぇ~けどちょっとねぇ~まぁでも恥ずかしいからって溜め過ぎて普段より大きいのが鳴っちゃわないようにしなキャ~お嫁にいけないっ♡」

アイドルもついにここまで来たか。

「それでは聴いて頂きましょう、ONARAiDOLで、O・NA・RA♡どうぞ!!!」

世も末です。


   #365 ネタネ申

「神も結局は話のネタに過ぎないんだよねぇ~」
「井戸端会議の?」
「とかジョークの」
「あぁ~じゃあ神は人によく思われたい人が生み出した煩悩の塊ってわけかぁ~」
「そーそーそー他人の子供やペットの成長の話聞かなきゃなんない時くらいくんだらないもんだったのよぉ~」
「じゃあナゼ今このような状況に?!」
「神に聞いてくださぁい!!!」


   #366 ちんもくぅ~

「根拠のない噂や都市伝説を広めんのは給食費盗まれた時証拠もないのに貧乏な奴のせいにすんのとおんなじだよぉ~」
「ですが私はゾルタクスゼイアンでありアドレノクロムがぶ飲みキィーもティ~!!!」
「……」
「お~まざ~この沈黙をお助けくださ~い~」
「…………」
「チーンチーンぶーらぶーらソーセージーいゃっほーい!!!」
「……………………」
「ちぃ~んんもぉ~くぅ~」


   #367 とくしゅなまいにち

“特殊な人生を長く送ることこそ最強!”だと思い込んでいるにょーちゃんが送る日常は今日も特殊です。

「赤信号、素早く渡って、轢かれたよ。病院でぇ~す!!!」

「患者さん、静かにしてください」

「客は神様だぞーん!」

「マジでお前ダサい」

「赤信号、素早く轢かれて、引かれたよ。看護婦にぃー!!!」

「看護師な」

「誰が男尊女卑やねん!」

「お前だよ!」

「口悪い、アナタに何故か、惹かれたよ。付き合ってぇー!!!」

「…実は……私も……あなたのことが………」

「えっ……」

「んなわけないだろぶっとい注射ブシュー!!!!!!!!!!!!!」

「なっ!!!???んだか眠くなってきた……」

「永遠に寝ててくださぁ~い」

「ねぇ~えエーミン、こっちムゥ~ゥミン♪ユーミーン!!!zzzzzzzzzzzzzzzz……」

「……ふぅ、やっと静かになったわ……彼の寿命が短いってこと、まだ言えないわね…….」

「……聞こえちゃってまぁーす!!!」

「うっそ~♡」

「きゅん」

とこんな感じな毎日です。


   #368 ふぅっわ♪ふぅっわ♪

「え?アタシ大卒だよ?哲学学んでたよ。哲学を突き詰め過ぎるとこうなる!」

「違う。あなたは元からそういう人だった。向き合うべき問題から目を背け逃げるようにそのキャラを演じているだけだ。いじめがあったのか親とうまくいってなくて本音で話せないまま育ってしまったからなのか何なのか原因は僕には分からないがあなたはそのキャラに救いを求めているだけだ!とてつもなく明るいキャラクターはどうしようもない破滅願望の裏返しに過ぎないのだ!」

フワフワちゃんは正統派女優へと路線変更した。


   #369 せーしょ

「今日は大予言の日ダァー!地震がくるゾォー!!!」

「はいはい皆様カルトやスピリチュアルは辞めて聖書を読みましょう」

「いや聖書こそ最強のカルトスピリチュアルやんけー!!!」

「あなたは神の存在を感じられないのですか?共感力が低いのですねぇ」

「職場関係は良好です」

「人と共感するなど当たり前のこと。神を感じられないあなたは劣悪品です」

「神などいません」

「神をぞんざいに扱うなぁ!」

「紙は大事に扱いますよぉ」

「だまれこんのチープひゅーまんガァ!」

「それを作ったのは神!」

「いえあ!まさにゴッドプラン!」

「ゼンキュージーザス!」

「オーマイゴッド!」

「パパァ~あの二人見てたら聖書が読みたくなったよぉ~」

「そうだなぁ~じゃあ髪切り行った後本屋に買いに行くかぁ~」

「パパァ!髪切ったら神の怒りに触れるでしょうが!」

「亜~美!その通りだねぇ~ごぉ~めん」

聖書が読みたくなったね。


最近のプロパガンダCMは凄い。


   #370 打ち間違いのキセキ

「今話題の何故だかよく分からないけど成功者のセオさんにのし上がりのキッカケを文書にて伺ってみましたところ体に返答タトゥーを刻まれた伝書鳩により回答を得ることができましたぁのでどうぞぉ~」


心身ともに壊れそうだったのでパソコンで”壊れそう”と打ちましたら”変われそう”と打ち間違えましたのをきっかけに僕は変わることができました。

皆さんも頑張ってください。

CEO


「タメになったねぇ~」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?