渡辺克樹(スポーツ番組ディレクター)

名古屋のスポーツ番組ディレクター。2021年5月23日(日)午後7時BSフジOA「浅田…

渡辺克樹(スポーツ番組ディレクター)

名古屋のスポーツ番組ディレクター。2021年5月23日(日)午後7時BSフジOA「浅田真央スマイルとともに」総合演出。スポーツ中継、スポーツドキュメンタリー、スポーツニュース、スポーツバラエティ、スポーツ記事が専門。ジュニアサッカー、ドラゴンズ、FC岐阜、グランパス、ゴルフ。

最近の記事

Smileって素晴らしい

2021年5月23日(日)午後7時からBSフジでOAされる「浅田真央スマイルとともに」。 その制作のスタートとなったインスタ投稿を、ここに再掲します。 2021年1月の大阪公演後に感じたことです。 大阪出張無事終了。 今回真央さんは1曲目が終わるとマイクを持って、感染対策に最大限取り組んでいること、また公演が開催されたことと足を運んでくれたお客様への感謝の思いを伝え、そして「今この時間だけは皆さんにとって幸せな時間になるように全力でパフォーマンスします」と話してくれま

    • かっちゃん浅田真央特番ヒストリー③

      僕が制作した浅田真央特番、11作目となる「浅田真央 スマイルとともに」が、2021年5月23日日曜午後7時からBSフジで放送されます。 書き綴ってきた制作ヒストリー、その③。以前ツイッターに連投したものに少し加筆して、最新の特番のお供に、どうぞ。 2017年11月に取材が始まったときは「サンクスツアー」という名前もなく、いつどこからどれくらい、何をするかもこれから考えるという状態。でも僕自身は不思議と不安はなく、さあどう乗り越える?とワクワク。深夜の練習はキツかったけど(

      • かっちゃん浅田真央特番ヒストリー②

        かっちゃん。 18年前から浅田真央さんは僕のことをこう呼んでくれます。ありがたいことです。 そして2021年5月23日日曜午後7時からBSフジにて特別番組「浅田真央 スマイルとともに」が放送されます。 特番のお供に、以前ツイッターに連投した特番制作ヒストリーをまとめます。その②はソチ五輪後です。 1年間の休養が僕にとっても大きな転機となりました。バンクーバー、ソチと大きな感動をくれた真央さん。これ以上何を求めるのか。考えた抜いた末にやっぱり最後まで映像として形に残した

        • かっちゃん浅田真央特番ヒストリー①

          2021年5月23日日曜午後7時。 BSフジにて僕が制作した特別番組「浅田真央 スマイルとともに」が放送されます。 ずいぶんたくさん作ってきました。 以前ツイッターに連投した制作ヒストリーをここにまとめてみましたので、最新の特番のお供にぜひどうぞ。 2003年春にフィギュア担当になりその夏に最初に書いた企画書の番組名が「花と星」でした。でもそのときは浅田姉妹はもうちょっと成績を残さないと番組化は難しいと言われ企画をあたため続けることに。2004年真央さん全日本ジュニア

          トップアスリートへのインタビュー履歴

          トップアスリートへのインタビューをたくさん経験したことで、多くのことを学ぶ事ができた。どんなふうに学んでいったのか、昔話を紐解いてみる。 初期に一番お世話になったのは、名古屋グランパスの浅野哲也さんと中西哲生さんだ。とにかくこの2人に話を聞けばいつも必ずいいインタビューとなったので、すごく助けられたし、自信にもなった。僕の拙い質問でもすぐに意を汲み取って答えてくれる。嫌な顔一つしない。それが人柄によるものなのか、頭の良さなのか、あるいはその両方なのか、とにかく「コメントが程

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          WEリーグが気になります。

          息子中2が、なでしこリーグ1部のNGUラブリッジ名古屋と練習試合をした。 大人女子と試合をするの? いろいろ気になったので検索したら、こちらのNOTEに「フィジカル的には男子で言うと中学生年代」とあったのでちょっと納得した。 このNOTEは女子サッカーのことをしっかりと取材されていてとても勉強になったし、北野監督が率いていたFC岐阜はふるさとのチームでずっと応援していたので、ものすごく興味深く読むことができた。 女子サッカーとは少なからず縁がある。 高校サッカー部時

          トップアスリートへのインタビューのコツ。

          今まで何十人、何百回とトップアスリートにインタビューをした。 忘れもしない、25年前の最初のインタビューは名古屋グランパスの飯島寿久さんでした。その時の光景と、インタビューが下手すぎて先輩に猛烈に怒られたことは今も忘れられない思い出だ。 最初はグランパス担当だったので、ベンゲル監督にもストイコビッチさんにもインタビューした。その後ドラゴンズ、女子ゴルフ、フィギュアスケートと担当した競技の数だけ、インタビューの経験も増えていく。 だんだんインタビューが上手くなっていく手応

          トップアスリートへのインタビューのコツ。

          テレビがつまらない理由。

          テレビはつまらなくなった。 現役のTVディレクターだが、昔ほどテレビはそんなに見ていない。 はっきりと言える。テレビはつまらない。 では作っている僕たちが昔と比べて大きく変わったかというと、本質的にはほとんど変わっていないと思う。昔から今に至って、少しでも視聴者の胸に響くような、面白くて、視聴率の取れるテレビ番組を作ろうと努力している。 ただ昔よりも、自由ではなくなった。テレビだけがお茶の間の視聴娯楽だった時代が終わり全体的な視聴率は下落。それに伴い放送の経営環境も悪化し

          サッカー中継におけるスローの上手な使い方

          年末年始、サッカー中継をいっぱい見た。 サッカー中継に限らず、スポーツ中継の本質的な魅力は2つに絞られると思っている。 一つは、会場に行かなくても観られること。 もう一つは、過ぎ去ったプレーをもう一度見られること。 長くスポーツ中継に携わり、生観戦の感動も数知れず味わっているが、テレビ中継には生をも上回る魅力があると思っている。その一つが、過去のプレーをもう一度見られる「スロー映像」。スローなければ、スポーツはここまで発展してしなかったと本気で思っている。今のプレーを

          サッカー中継におけるスローの上手な使い方

          箱根駅伝は嫌い。

          大晦日も正月も返上するだけの価値はある。 たくさんの人に見てもらえる巨大中継。 やりがいの塊。自分がもし日テレのスポーツディレクターだったら、喜び勇んで全身全霊で取り組んでいただろう。 なんといっても視聴率が違う。だからこそ巨額な予算をかけて大規模に中継を行なっていることがよく分かる。日本のロードレース中継の最先端を突っ走っている。同業者のお手本のような中継体制。 でも大嫌いだ。 こうした素晴らしい中継技術を、下品に使いすぎだ。 トラブルが起きたとき。誰かが苦しみ

          2021年、天皇杯決勝から。

          Note、始めます。 NHKの中継はやっぱりいつもの通り、キレがない。 中村憲剛選手のラストマッチであるからこそ、 中村憲剛選手が日本サッカー界に残したものは何だったのか、 中村憲剛選手が引っ張って作り上げたフロンターレのサッカーとはどんなものだったかを 映像と音声で表現できたらよかった。 中村選手が出るのか、出ないのかと、ポイントを矮小化して捉えていては物足りない。 相手の間に立ち、行きつ戻りつ、速く遅く。そんなサッカー。 サッカーの表現方法は、表現者の数だ