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怒りの設定

先日サッカー観戦に家族で行った。

コロナ禍のリスクを最小限にして、楽しく観戦する為に、最も通路側の最後尾の席を予約し家族でスタジアムへと向かった。

日頃からこのnoteに他人は変えられない。自分の考えを変えた方が建設的だという旨の話を書いてきたが。。。

結論として猛烈に不快に感じた出来事に対し…
一切『怒る』『苦情を言う』という行為をせずに帰宅した。

しかしながら、1週間以上たってもモヤモヤする事があるので、今日はそれについて書いていこうと思う。

サッカー観戦の経緯


職場で企業優待券をもらい家族4人でサッカー観戦に行くことになった。

コロナ禍により、全席指定であったため、通路側の最後尾の席を選んだ。

座席を選んだ理由は、大きい競技場で多少は空席があるであろうという前提のもと、横に柱があって横1列でが5席しか席がなかったので、家族4人で座れば、後ろと左右には人が座らないであろうという予測の元、座席を事前に確保していた。

当日は狙い通り、背後、左右に人はおらず、コロナ対策を含め、非常にサッカー観戦がしやすい環境の座席だった為、家族で安堵し、試合開始を楽しみに待っていた。

デカい女の登場


試合開始して数分経った頃、目の前に席に座る細身の男の彼女なのか?大柄の女性が、後ろの席の我々など一切気にすることがないような、堂々たる姿勢と態度で目の前を闊歩し席に着いた。

予約している席は、一つ横の様だが、右隣には夫婦のお客さんがり、左隣は4席ほど空席だった為、予約席より1席左にその席に女が座った。

厳密にいえば、席を指定する事で、濃厚接触者の割り出し等をするので、勝手な席移動もするべきではないのだろうが…隣のお客さんと距離を取れる事は感染対策となりうる為、それだけなら前向きな捉え方で受け入れられる。

しかし、その席の後ろには、私の息子がいた。

まだ身長が小さい息子は、そのデカい女が邪魔で試合が見れないのだ。

しかもその女は我々に対して悪びれる素振りすらない。

多分気が付いてすらいないのだ。

会釈の一つもあれば、全く気にも留めない出来事ではあった。

しかしよく見れば…前の席に足を掛けたり、後ろにふんぞり返ったり、前の席の人の邪魔になる位置に傘を置いたり…

完全に野生のチンパンジー状態なのだ。


本来なら、子供席と、大人席で席の金額が違う為、大人と子供の席移動はするべきではないのだが、チンパンジーの事を運営スタッフさんに事情として話せば理解してもらえる範疇だと判断し、勝手ながら、家族で席替えする事で、子供の感染環境は確保した。

止めのいら立ち

前半が終わりハーフタイムに入った。

チンパンジーは何かに咽たのか咳を出し始めた。

ずっと、野生全開で、大きな音の咳をしている。

しばらくするとチンパンジーは席を立ち…

あろうことか、我々の席の後ろ側の通路で、ピッチ側(私たち家族の方向)を向いて、野性味あふれる咳を出し続けるのだ。

ここまでくると、チンパンジーだけに、モラルや常識が無いという事ははっきりと理解が出来た。

正直、ここで小言程度言ってもいいよな?

とも思ったが、野生動物に言葉が通じるかいささか不安だったし、目的は家族と楽しくサッカー観戦する事だったので、チンパンジーは無視した。


しばらくして、細身の彼氏らしき男がたこ焼きを買って帰ってきた。


咳が止まらないチンパンジーと、繁殖力が低そうな細いオスのチンパンジーは、あろうことか、私たちの席の真後にある、コンクリートの手すりを机にたこ焼きを食べ始めた。

ここまでくるとさすがに『バナナじゃないんかい』っという突っこみを入れる余裕もなく、ただただムカついた。

冒頭に書いたように、特段何かいう事もなく、タオルを振り回す応援の場面では、後ろは誰もいないはずだから、全力で回せと、我が子を使って小さな反抗をするに止め帰路に就いた。

結局私は、このチンパンジーをどのように調教すればいいか分からぬまま野生に返し、1週間以上腑に落ちない心境でいる。

公共の場を使う際。こんな立ち振る舞いをする女の人がいたら、どれだけ美人でも嫌いになる。

見て見ないふりをするのが正義なのかも分からないが…

もう一度自分自身だけでも美しい立ち振る舞いが出来るように、意識しようとは思った。

なお応援してるチームは0-6の大敗

台風の中行ったサッカー観戦は忘れられないものとなったのだった。

続きは有料になります…ごめんなさい。 頂いたお金を使って、一緒に幸せになってくれる仲間を増やす費用とさせて頂きます。