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【小江戸川越】俳句散歩(ことだまこ)

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川越を暮らしながら、春夏秋冬の風景やお店や人で俳句を詠んでいます。お散歩しながらの吟行を日々詠みます。
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#俳句散歩

風の神に呼ばれて「田無神社」

風の神に呼ばれて「田無神社」

神の息色なき風の吹くままに朝、夢に風の俳句が浮かんできて、忘れないようにと起きてメモしたら、3時33分でした。

風の神さまは、志那都比古神(しなつひこのかみ)または、級長津彦命(しなつひこのみこと)。

イザナギが、朝霧を吹き飛ばすときの息から生まれた神です。

田無神社は、級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)、大国命が御祭神。

田無神社の前は、尉殿大権現と呼ばれていて

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和紙あかり幾何学模様のまるい月

和紙あかり幾何学模様のまるい月

ミウラ折りと小川の和紙による光のアート展(アトレマルヒロ)「ミウラ折り」って、聞きなれない言葉。JAXAの三浦光亮(みうらこうりょう)博士が、1970年代に紙筒を縦からぐしゃと潰した時の皺に規則性があると考えて、「ミウラ折り」が生まれました。

なんと、人工衛星の太陽光パネルから、携帯地図まで、建築物にも応用されている凄いミウラ折り。10月20日から25日まで、川越アトレマルヒロでの展示は、ア

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よく噛めば笑顔ほころぶ胡桃パン

よく噛めば笑顔ほころぶ胡桃パン

BREDMAN(ブレッドマン) 川越パンマルシェでも人気の、6年目を迎える川越のベーカリー。武州ガスの隣で普段通らない道にあることもあってなかなか伺えませんでしたが、お店の場所を知ってからというもの、すっかりハマってしまいました。

小さなお店なので、パンの売り場よりも大きなオーブンが目立ちます。季節のパン、特にハマったのはイチヂクと胡桃のパン(3枚240円)は焼きたてはもちろん、帰り道に歩

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秋祭り十九の山車で祈り曳く

秋祭り十九の山車で祈り曳く

川越まつり2018 2018年の川越まつりは、10月20日土曜日、21日日曜日の二日間開催。川越氷川神社の神幸祭がその始まりで、慶安元年(1648)に川越城主松平伊豆守信綱が、川越氷川神社に神輿などを寄進したことから始まりました。

今年は寄進から370年の節目となる年。平成17年(2005)に、「川越氷川祭の山車行事」が国指定重要無形民俗文化財、平成28年(2016)に33件の祭礼がユネス

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