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【小江戸川越】俳句散歩(ことだまこ)

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川越を暮らしながら、春夏秋冬の風景やお店や人で俳句を詠んでいます。お散歩しながらの吟行を日々詠みます。
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#柿本人麻呂

川越から島根に旅立ちます

川越から島根に旅立ちます

縁の糸実は見えてる神無月脳梗塞がきっかけとなって、
東京から移住した川越。

4年目を迎えました。

親戚がいるとはいえ、
知らない街への引越でした。

川越の風景に癒されて
しばらく詠んでいなかった
俳句も再開しました。

もしかすると、この期間は
わたしの「リトリート」だった
のかもしれません。

たくさんの方に縁をいただき、
あたたかい毛布にくるまれたような
3年間でした。

川越氷川神社の

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柿本人麻呂忌

柿本人麻呂忌

言挙げの素直になりて人麻呂忌本音に覚悟はいらない。その本音は一度声に出してしまい、日の下に晒すことで砂のように消えて無くなる。それは、殆どが欲からきたものだったり、人の言葉だったり、自分の本心の声ではないと気づく。人を傷つける言葉だと、巡って自分へ返ってくることも知る。

本音のクリーニングを何度も繰り返していくと、本音と建前の間で苦しまなくなる。

敷島の大和の国は言霊の助くる国ぞま幸くありこそ

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