川本達志

地方の行政と政治を多少かじった経験から、地方のこれからを考えるために、私なりに必要と思…

川本達志

地方の行政と政治を多少かじった経験から、地方のこれからを考えるために、私なりに必要と思うことを記そうと思います。 地方議員セミナー講師、広島修道大学非常勤講師、元廿日市市副市長

最近の記事

世界遺産厳島神社のある宮島を訪れると税金をいただきます。

「皆さんのご意見をいただきたいです」by廿日市市ローカルな話題であまり知る人はいないかもしれませんが、厳島神社を擁する廿日市市では、宮島を訪れると100円程度の税金を徴収するという条例を来春制定しようとしています。 #そんな議論をこのコロナで観光客が激減している時期にやってるの? 「宮島訪問税」というそうです。宮島を訪問すると100円税金がかかるよ、ということです。専門的には、「法定外普通税」というのだそうで、地方税法という法律で定めた「住民税」や「固定資産税」などの地方

    • 「明子さんのピアノ」を被爆から蘇らせた二口とみゑさんの挑戦は続く 平和な未来を! スナックはつかいち開店7日目

      「明子さんのピアノ」 明子さんのピアノは、1926年にアメリカのBaldwin社で製造されて、ロサンゼルス生まれの河本明子さんと共に広島に渡ったピアノです。  明子さんは19歳の8月6日、勤労奉仕のために広島市内で被爆し翌日亡くなりました。ピアノも三滝の自宅で被爆し、明子さんの日記や写真と共に両親によって大切に保管されてきました。そのピアノを日記類と共にご両親から引き継いだのが二口とみゑさんです。  この動画は、広島市立牛田中学校の放送部の生徒が作成し、第34回全国中学校

      • 障がいをもつ子どもの自立のためのワンストップサポートを廿日市市で始めた杉野治彦さんとの対話 子どもたちの未来のためにできること スナックはつかいち開店6日目

        食パン屋さん「CUBE THE BAKERY」写真は、広島市の中央通りと横川駅北口にお店を持つ「CUBE THE BAKERY」で買った食パン。ひとつ500円~。最近食パンばやりで、廿日市市内にも高級食パンの店が開店して流行ってるらしく、そんな流行に乗っかって一儲けしようっていう魂胆かな?…って思ってよく聞くと、ここの食パンは障がいをもつ人たちが作ってるって。 でもこちらのホームページ見てもまったくその点は触れられていません。コンセプトは「美味しい、やさしい、無添加」、それ

        • 息子と同い年の作業療法士 濵崎烈士さんとの対話  スナックはつかいち5日目

          ジーサンになってるわけだ昨日は、スナックはつかいち5日目のzoom開店 お客さんは、34歳の作業療法士 濵崎烈士(はまさきかつし)さん。最初は2歳半の子どもを育てている若いお父さんっだと思って話し始めたんだけど、よく聞いてみると私の息子と同じ年の生まれ。 家を廿日市市内に建てたばかりという点も息子と重なって、もう息子の世代が社会の主役になっているんだと改めて実感。 私のような、孫が4人もいるジーサンがマスターやってる店が流行るわけもないか…。 今日は、13年間作業療法

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          スナックはつかいち 4日目開店   車いすの徳さんに出会って

          徳さん。今日は先日大病との闘いから帰還した友人の徳さんと話したことを書こうと思います。通称「徳さん」、徳政宏一53歳。先日、久しぶりに話ができたので。 彼は、働き盛りに交通事故で頸椎損傷を負い、下半身不随になって車いす暮らしになった市民です。8年前に、FM番組の取材で私の方から会いに行ってからのお付き合いです。 第一印象は、とにかく明るい人でした。自分が背負っているハンディについても淡々と話してくれて、介助なしでは生きてはいけないくらい重い障がいを持っているのに、徳さんの

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          市議会議員候補と対話... スナックはつかいち3日目

          今日のご来店は、友人の廿日市記念病院のお医者さん吉屋智晴さんです。広島学院から広島大学医学部へ。医師として、東京の虎ノ門病院、東京逓信病院にと勤められた後、廿日市市に帰られて、今は四季が丘にお住まいです。42歳。 四季が丘小学校のPTA会長をしていて、子供のための防災キャンプをしたり、学校や地域のことにも積極的に取り組んでいます。今日は、ご友人を連れだってのご来店です。いらっしゃいませ! 実は、吉屋さんは、来年3月の市議会議員選挙に出られる予定ということで、いきおい、

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          人生と経済と芸術と

          スナックはつかいち 開店2日目 今日は、アーティストの方々のご来店 コロナ禍で、アーティストの方々は本当に苦しい思いをしています。出演の機会を奪われ、収入の途も閉ざされて、表現者が表現を奪われるのは何よりも苦しいと思います。 そんな中、何とか芸術の火を消さないように頑張っている方々 ホテルや旅館、飲食店と同じようにこのコロナで大きな経済的被害を受けているのはアーティストの皆さんです。 わたしも、歳をとって命の終わりを次第に感じるようになってきたのか、最近美しいものを

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          対話100人始めました。

          コロナ下で、人と会うこともままならない時に、とにかく人と話してみようと思い立った。 元来が人見知りで、面倒くさがりで、閉じこもりがちな私が、何を思ったか市長選挙というものに、2度も出て2度とも負けて、多くの人に迷惑かけて......後悔はしていないけれど、やはり自分の想い描くような街づくりができないと思うと少し悔しい。 だけど、街づくりには終わりはないから、後に続く人に小さいけれどギフトとして何か残したいと思った。 少しづつFacebookに思いを投稿して、「いいね」を

          対話100人始めました。