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【書評】「続ける思考」 著者:井上新八

本日も読んでいただきありがとうございます!
井上新八さんが書かれた「続ける思考」という本を読んだので感想を書いていきます。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。


はじめに

何度トライしてもどうしても挫折してしまい、長く続けられない。
何度もそういう経験をして、自分に嫌気がさしてしまった。
わたしはそうでした。
もう少し早くこの本に出会っていれば、読んだ後に心の底からそう思いました。

毎週、振り返りのエントリーをかかせてもらっていますが、わたしはnoteを含めて幾つかのルーティンを毎日続けています。
著者は、わたし以上に多くのルーティンを毎日こなしています。そして、そのルーティンが続いている期間が10年、20年などのオーダーで続けているのです。
この本には、ルーティンの続け方、続けていくための工夫、考え方などが簡潔に述べられています。
ポイントとなる考え方をいくつか挙げていきたいと思います。

自動的に動く仕組みを作る

毎日続けるためには、自動的にルーティンをやる仕組みを作るべきといいます。
よく、やる気が起こらないから、意志が弱いからとかできなり理由があります。自分もそう思っていましたが、やる気や意志に頼っていると少なくともわたしは長く続けられません。
よく言われるように、歯を磨くかのように、自分の生活に組み込む必要があります。

「上手くなる」「よくなる」ファーストの考え方をやめる

筆者は、「成果をきちんと出す」が必要、「正しい努力をしないと意味がない」という考え方に異議を唱えます。
確かにそういう考え方もありだと思いますが、少なくともわたしには無理でした。
「成果」や「正しい努力」よりも前に、できるだけ長く、細くてもいいので毎日やることが重要で、いかに自動的に、自分の努力なしに続けられるようにできないかを考えることが必要だと思います。
昨年は、自分が始めたルーティンをどうやったら毎日続けられるのを工夫し続けた毎日でした。
まずは続けることが目的なので、日々やっていることの質はそれほど高くなかったかもしれませんが、それでもやらないよりは遥かにいいですし、毎日やることで少しずつですが積み重ねていくことが重要だと思います。
今も、毎日やっていく中で、微調整をしながら続けやすいやり方を模索しているところです。

続けていれば、それはその人の個性になる

筆者は、どんなことでも長期間続けていれば、そのことに関して色々な気づきができ、そのことについてであれば、誰よりも詳しく話ができるようになり、その人の個性になると言います。
納豆を毎日食べることを例に挙げて、豆の種類、タレの種類など非常に多くのバリエーションがあることに気がついたことが書いてありました。
簡単なことでも、続けていれば大きな結果になっていくといういい例ではないでしょうか。
今まで、どうしてもやりたいと思っていたけど、時間がなくてできなかったということでも、一日5分だけでも、毎日やり続けられれば、最終的に大きな結果につながるかもしれません。

おわりに
この本は、昨年からnoteやその他のルーティンをどうやったら続けられるのかと試行錯誤してきた中で、自分なりに体得した幾つかの習慣化のコツが正しいものだったと、感じさせてくれました。
同時に、ここまでやることができるのだと、高い目標も示してくれた本でした。
もし、何度続けようとしたのに、続けられないでいる人がいたら、一度読んでみてはいかがでしょうか。

今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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