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"競争"より"協創"する場作り

心地よい場、というのは人によって違うだろう。

人と自分の感じ方が違ってもそれはかまわない。だって、人の手と自分の手の形は違う。それくらい、違いがあるのは自然なことじゃないだろうか。

ふと、競争、協創という言葉から、自分にとっての心地よい場はどんな場だろうと考えてみた。まず、その言葉から連想すること。

"競争"
勝った瞬間は気持ちいいかもしれない、充実感、達成感、喜び。
でも、その後はどうだろう。チャンピオンが思い浮かぶのだが、自らの座を守るためや競争相手に負けないための見えない重圧や戦いが始まるんじゃないだろうか。とはいえ、誰かに勝つことが喜び、という人にとってはそれも良いスパイスなのかもしれない。

"協創"
周りの人と協力して作り上げる。
勝ち負けという結果だけでなく、成果がでるまでの時間、出来た後も楽しみや喜びがある。充実感や達成感とともに、仲間意識や安心感、絆が得られるんじゃないだろうか。

競争が好きな人の、"誰よりも上に"とか"自分が一番○○な存在に"という考え方。けして間違いじゃない。望みの場にいくまでに、本人にしかわからない並みはずれた努力があるのだろう。その世界で生きていく人、その道を選んだ人は素晴らしいと思う。

ただ、競争には興味がない人をなんの断りもなく自分の土俵に立たそうとする人も中にはいて、そういう人を見ると不快にはなる。だから、自分の作りたい場はそれかと言ったら、違うのだ。

自らの持つ力を競いあう場より、お互いの持つ力を認め活かしていく場。自然体で落ち着ける、何度も来たくなる場。

それが今の自分が考える、心地よい場。