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何…撮ったらいいんか、わからへんねん。

こんにちは、kazukame12です。



何を撮るか?
迷う人も多いと思います。


「人以外に、花以外に、テーマパークや撮影スポット以外に、撮るところを探せない。」


そんな、相談も多い…  なぜか?


皆さんの話で、客観的に感じるのは…

「自分で、写真を作っていないだけ。」
なのです。

自分らしく写真を撮るなら、撮れるでしょうね。


特に、Instagram を観ていて、思いませんか?

いいね。多い人は…
「いい物、いい場所、いい見た目」
その中でも、一番多いのは「人」
そう、人間です。

これは、子供の成長を残したい親心が、誕生日や節目の記念日に、写真を撮っていたからです。
「一番最初のフォトグラファー」は…
パパ、ママ•フォトグラファーなのです。

“ ○○ちゃん。そこの前に立って… ”
なんて、観光地では、よく見ますね。

ほのぼのしますが、この環境で育てば…
「写真 = 人を撮る」の行動が普通になりますよね。

それと、何が、撮るものに悩む原因なの?

観光地で写真を撮れば、目立つ建物や景色の力で、○○に行った写真は、撮れます。

子供を撮れば、笑った顔や泣いた顔、表情の力で、写真は、思い出写真になります。

あれあれ?
それって、被写体や景色を入れただけの写真ですよね。

それを悪いとは思わないです。
大切な人や時間の記録写真なんですから!



写真のステップアップとして、何を撮ったらいいか悩むのは、なぜか…


その記録するモノが無くなったとたんに、写真が、成立しなくなる。

それが、原因です。


例えば…
よくアイドルの人が、通路みたいな場所で、スマホの自撮りで撮影をされていますね。

スマホのちょっと歪んだ顔のアップ…
可愛い♡や、カッコいい♡なんて、思いますよね。

もしそこから…
彼、彼女らを消しゴムマジックして居なくなれば、変な角度から撮った通路の写真になります。

そんな通路の写真…
撮りたいですか?


もともと被写体としての力のある、彼ら彼女らがするから、「写真として成立する構図」なのです。


これを「被写体力」とすると分かるかな?

構図力が無くても、被写体力があるなら写真になります。

被写体の価値が、写真を成立させてくれるのです。

写真を撮るものが無いと、感じるのは、被写体力に“依存”している写真しか、イメージ出来ないからです。

例えば…誰も居ない通路を成立させてるジャンルは、街角スナップでしょうか?
ね。


倉庫の横ある新しく白い椅子
 
丁寧に積まれた椅子があるから
 
休憩時間になると
男達が来て、たばこ、缶コーヒーで
たわいない話をするのかな?
 
 
なんて、景色を想像してしまいました。
 
 
休んでいる人を入れたら
もっと、分かりやすい…

 
でも
 
それでは説明が多すぎて
なんだか…
子供に教えるみたいじゃないですか?

 

僕は基本、その場所のイメージを写したいときは、人を入れないで撮りたいです。

ポートレートでは、ないですから。




人は、写真の中の人間を最初に見ます。
これは、人の本能的な行動。

街角スナップは、街を主役にしたいので、僕は、人は入れないです。

よっぽど、雰囲気に必要だと思わせるなら、人を入れたいですが、常に入れると被写体力が邪魔をして、人間がメインになってしまいますよね。

お祭りとか、人が多いイメージの場所ならノイズとして欲しくなるかも知れないですね。

ま、バランスですね。




カメラは、光を画角で、記録するから、被写体は何でもいい。

極端な事を言ってみた☆笑

でも、

でも、ですよ。

写真の構図やバランス、露出やレンズの画角で伝わるイメージが、コントロール出来ると、何を撮るか悩むことが、無くなっていくのですが…
勉強しないと難しいですよね。


ある一定の知識を知れば…



ソコに、光と影があれば写真のイメージは、湧き出すよね。


例えば…


スマホでパッと、こんな場所です。

ここで、どんな写真が撮れるでしょうか?


こんな場所、撮るものが無い!
前に、人を立たせたい!

そう思う人は、想像力を自由にしてみてください。見えてきませんか?



光と影は、見つけられるはずです。


シダに、木漏れ日が当たった部分がありますね。


「撮りますか? 撮らないですか?」


もちろん、自由です。


スマホの写真の中心部分を僕なりの切り取り方で、写真にしました。

もちろん、正解ではありません。


僕の好奇心です。



 



シダの規則的な形の葉っぱに
不規則な木漏れ日を作る木々の葉っぱの影

お互いに、サラサラと風に揺れながら
光で遊んでいるように感じました。


特別では無いけど、光と影の美しさがあると感じました。


この世界にあるモノは、基本は美しいです。

何を撮っても、だいたい綺麗です。


無責任な言い方をしていますが、感性が、美しいと感じるなら、ソコには一定数の美しさは、あると思います。


自分の感性が素晴らしい!… とは、思いません…


ですが、誰かの感性を素晴らしい!と、言える僕で居たいと思います。


何を撮ったらいいか、分からないは、好奇心で撮ってみると、気付けなかった自分の目線を知れるかもしれないですね〜。

いろんな角度の光を見ながら…ね。






見慣れたイメージの写真を

「写真」と、思わないで…
自分基準の「写真」を、楽しめば
「何を撮ったらいいか」の答えは
自分の中にあると、気付けるはずですよ。



そして、たくさん写真を撮ってください。




それでは、良い写真ライフを!






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