モノクロ写真と、解像度。
こんにちは、kazukame12です。
昔の凄い写真家さんの写真を観ていると、ハイコントラストで、かっこいい。
でも、カラーと違って、モノクロ写真って、ハイコントラストなイメージがあります。
なぜ?そのイメージが、出来上がったのでしょう。
それは、紙媒体と解像度と手段。
現代社会では、当たり前のようにあるデジタル情報。
昔は、写真を誰かに表現したくても、今みたいにデジタル写真では無くて、“本”でした。
そんな時代で、写真を伝える手段は、“紙に印刷”だったんですね。
ここまで話すと、勘のいい人は、気付くでしょう。
昔の印刷の解像度は、今のようなレベルに無くて、微妙な明暗差は表現力が落ちていたと考えられます。
ローコントラストで、表現しようとしても、モワッと伝えにくく普通の写真になっていたかもしれないです。
それに、印刷紙も今のような、“白です。”って主張するほど白い紙では、無かったかもしれません。
そんな時代に、インパクトを与えるように、写真を見せるためには、ハイコントラストで、情報量を調整する必要があったと、僕は思います。
その時代の最先端の表現方法を作ったのが、凄いとこだし、今のモノクロ写真のイメージになって、残り続けているのも、凄いことですね。
その考え方は、スマートフォンにも取り入れられて、画質に限界のある小さなセンサーの情報量を調整して、見たときの印象を強くして、綺麗になるように作られている。
スマートフォンの写真を見ていると、そう感じるのは、僕だけでしょうか?
(笑)
モノクロ写真にするメリット。
なぜ?モノクロ写真にするの?
そう、聞かれたことが、思い返せばありました。
モノクロ写真にすることで、形や光のグラデーションが、理解しやすい。
カラー写真だと、光のコントラストなのか、色の濃淡なのかを総合的に判断して見てしまうのですが、モノクロ写真だと、光と形だけになるので、シンプルな分、強く伝わる。
なので、光や影が空間を満たしているときは、モノクロ写真は、面白くなる。
たまに、モノクロ写真も試してみるのも、楽しいと思います。
良い写真ライフを!
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