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ストロボは、さり気なく。〜光を読むと見えてくる〜

こんにちは、kazukame12の、KAZU です。


ストロボ…と、言うより「光」の話です。

写真は、光で描く物なので、色んな光が影響します。


光の読み方と、光を(ストロボ、LED)使ったときに、“使いました感”のない、さり気ない使い方をした写真を見ながら、考えて、勉強のきっかけに、なったらいいな〜。

そんな、思いで書いています。



正直言うと…
さり気なく使う光は、見つけにくかったりします。

(スッと理解できる人は、被写体と背景を別のライティングで…ストーリー性を作ったり、リッチな表現を考えることもできるのでは?そちらにステップアップするのも、良いと思います。)

もちろん、初心者さんの人も、“なんとなく知ってる”だけで、撮るときの、環境にある光や、見てる世界を客観的に考えて、写真にしたり…

誰かの写真に、憧れるだけじゃなく、考えて見れたり…

自分の好きな光を言葉に出来る…そんな一歩になるかも? 知れないです。


何も知らないと、きっかけすら…気付けなかったりしますよね。

僕も、独学で学んでいたとき、知らないことは気づきにくかったので…笑

もし、良ければ…読んでみてください。


これを読み始めた人で…


「暗いから、ストロボを使う。」

そう思っている人は、居ますか?

それ “も”、正解です。

が、暗くなくても使います。

でも…ストロボを使うと、不自然な写真になって、「なんか苦手だな」と、思う人が、多いように思います。

僕が、そうでした。笑


光の見方の前に、ストロボに、苦手意識ができる理由を少し話しますね〜。

僕らが、始めて使うストロボ(フラッシュ)は、カメラ本体に付けられているストロボ。

スマートフォンや、写ルンです。と同じように使うストロボ(光)です。

次に、ステップアップで、買うとすれば「スピードライト」…クリップオンストロボと言って、カメラの頭に、ガチャっと、乗っけて付けるストロボです。

(テレビの記者会見や、学校の行事やウェディングで、フォトグラファーが使ってる…アレです。)

どうしても、本体からのストロボは、理解して使わないと…
やっぱり、ちょっと難しくて…
「直撃フラッシュ!!(順光)」になって、立体感が無くなるなです。

反面、色の印象は、強くなるのですが…
そのバランスがとれない状況だと、不自然に見える原因でもあるのです…。

ムズいね。


でも、それをただ悪い…
なんて、僕の note では、言わないのは、知ってる人も多いと、思います。

例えば…
表現として使うと「ストリートスナップ的なポートレート(サブカルチャー的な…)」とか、モデルと街の空間を色で魅せたりすると、カッコ良さが出たりしますよね。

立体感と色のバランスを変化させることも、ストロボは、できたりします。


さてさて〜

今回は、さり気なく表現する光(ストロボ)です。



光を見る…「光の読み方」を知らなければ、沢山の光があるような普通の場所でも、どんな光を使えば良いのかを迷ってしまいそうですよね。


ストロボを使わなくても、それは同じです。

何も考えないで、光(ストロボ)を使うと、イメージと違う写真に、なってしまいますよね。


まず、光を見れるようになるとストロボも苦手意識もなくなって、好奇心に変わると思いますよ〜。


ストロボの使い方や、設定、光の強弱は、テクニックでは無くて、ただの機能なので、練習して手順をふめば誰もが出来ます。

なので、その部分は、教材的なので…またいつか。
とりあえず…ただの光源として、考えれば良いです。


光を読める = “考えられる” ようになると、ストロボも、どのくらいのパワーで、どんな質にすれば良いのかも、わかるようになってきます。


ここからが大切。

意識して光を見たことが無いと「誰かの写真の光」「写真を撮ろうとしている場所の光」それがどうなのか?

見る訓練は、いります。

やっぱり、見慣れると、強いです。


今… 難しいと、思いましたか?



大丈夫です。


では…
「光の見つけ方」に、気付けると、少し楽しいかも知れませんよ〜。


まず、見出しで使った写真ですが、どんな光があるでしょ〜?


では、見てみてください。



まず感じるのは…

左の花のかたまり。
中央から右のかたまり。

この2つに、露出差を感じますよね。

次に、どの方向からの光が当たっているか、わかりますか?

明るいので、太陽が出ている時間ですね。
そう考えると、上からの光は、見えていると思います。

ここで、考えられるのは、左の花の明るさと、中央から右の花の明るさが、違うということは…


そう。

ソコに、ライティングやバウンスなどの光があると言うことが理解できますね。


ただ…今回は、太陽光と、ストロボで、撮影しています。

分かりやすく「 → 」と、ポイントを「 ◯ 」で、付けてみました。




①黄色→が、太陽光
 
②白色→が、ストロボ光



赤色◯の中を見ると、葉っぱの先しか光が当たっていませんね。

黄色→の太陽光は、葉っぱの一部分に当たって、奥側の半分は、上の花の陰になっています。

この事から、真上くらいからの太陽の光だと言うことが理解できますね。


次に…

青色◯の中を見ると、左上側に、テカリの強い部分が、あることに気が付くと思います。

なのに、青色◯の葉っぱの露出は、赤色◯の葉っぱよりも、暗いのがわかります。

これは、日陰部分だからで、花に合わせた露出では、アンダーになっているからです。


日陰で、アンダーなのに、光の反射で、テカリがあると言うことは、太陽光よりも弱い光で、別にもう1つ光源があると言うことになります。

(強い光なら全体が同じくらい明るくなりますよね。笑)


太陽光で、出来た陰は、奥ばった花の形にも、明るい部分と、暗い部分を作ります。

その「暗い部分」をストロボ光で、明るくしていたのです。


青色◯の葉っぱを見ると、テカリの芯になっている方向に、光源があると、推測出来ますよね。

(白色→の弱いストロボ光です。)



ちょっと、カッコつけて言うと…
「日中シンクロ」と、言います。


簡単に、言うと、「暗い部分に光をたした」だけなんですね。

こう言うと、苦手意識は減ると思います。


ただ、木の枝に乗っけて、光らせただけなので、よく見るプロフォトグラファーの撮影とは、違って、子供みたいな撮り方をしてました。

サンプル写真としては、良い感じでは、ないでしょうか?
笑。

このパターンの写真なら、現像ソフトでも、暗い部分は明るく出来ますが、基本…光源からの影を、後から角度を変えたり出来ないですよね。

光は、影を作ります。


それを理解して、現像ソフトは、補助で使うと考えると、表現としての失敗は減らせますよね。

もっと、極端な写真にすれば、分かりやすかったかな?
とか思うけどね。笑

ただ、この弱い光でも、足跡は出ます。

それを知ってほしくて、さり気なく光を使った写真を選んだのです。


なので、どう光を使うかで、写真が大きく変わることは感じて、もらえましたでしょうか?


言いたかったのは、それだけかも知れませんね。


日常にある好きな光を見つけて、写真を楽しめると、自分らしい スキに、出会えるかもね。


何かの、参考程度にでもなっていれば、幸いです。

いつも、リアクションありがとうございます。
励みになります。



それでは、良い写真ライフを!








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