今日から僕は「カッコつけ」をやめて、本当の自分と向き合う。
物心ついた頃から「孤高の戦士」を気取ってきた僕だったが、その本心は「人の温もり」を求めていたらしく、役者になろうと思って19才の頃に勢いで飛び出して来た東京と言う街で、気がつけば沢山の仲間ができていた。
自分と言う存在を受け入れてくれる居場所(コミュニティ)を、探していたのかもしれない。
現代は「インターネット」(更に細かく言うとSNS)と言うモノが発展しており、それは僕らの物理法則から考えられる常識をブチ破り、東京にいる人も、名古屋にいる人も、大阪にいる人も…まるで“御近所さん”と言わんばかりの「距離感」で繋がっている。
人だけでは無く、気になる知識があれば、その場ですぐにアクセスできるようになった。
情報社会。
良質な商品やサービスで溢れている世の中。これからの時代は、そう言ったモノの質(クウォリティ)では無く「人間力」や「繋がり」と言ったものが重要視されるのだとしたら自分には一体何が残るのだろう…?
そもそも、それらはなにを基準に計られるのか?
学歴?、顔面偏差値?、運動神経?、告白された回数?、年収?、料理ができる家庭的な人であること?、高級車の助手席に乗せてあげられる人であること?、「何時もの」と言わんばかりにその店で一番高いお酒を注文した上に胸ポケットからサラッとゴールドカードを出して人数分のお会計を済ませる人であること?
情報社会は、世の中に「便利さ」をもたらすと同時に、一昔前の時代ならもっと分かりやすくて単純だった人々の「価値観」を破壊していった。
そう言えば、
僕が先程申し上げたように「孤高の戦士」を目指してしまうのは、間違いなく平成仮面ライダーシリーズの観すぎなんだけど、「世界の破壊者」と呼ばれた『仮面ライダーディケイド』の物語の中でこんな台詞を耳にしたことがある。
「創造」は「破壊」からしか生まれない。
平成仮面ライダーシリーズの中で描かれる「ライダーバトル」や人間と怪人の「種族争い」は、まるで僕らの現実(リアル)を空想に落とし込んだようなものだ。
そう。
僕らは迷う。
古い常識や価値観は破壊されたから。
選択肢はAとBだけでは無く、無限に広がっていることを知ったから。
自分は本当は何を求めているのか?どっちに行くことが正解なのか?
その答えを見つけるためにも、僕らは知って置かなければならない。
一番近くにいる「自分」と言う存在について。
僕はいま、SHOWROOM代表 前田裕二さんの著書『メモの魔力』を読んでいる。
あまり得意ではない、“面倒くさそう”と言う先入観からどこか蔑ろにしてきた「自己分析」にチャレンジしてみようと思う。
自分に対して「1000門の質問」をぶつける。と、言うものらしい。
これをやることによって人生が変わる、と前田さんは自負している。
これだ。
いまの自分に足りないものは。必要なものは。
まずは、ノートを購入。
最初のページには、ザッパラス代表の玉置さんが僕が席を外している間にこっそりメモ帳に書き込んでくれたメッセージを切り取って、貼り付けて置いた。
ノートは基本、見開きを使用し、左ページに「ファクト」(事実)を自由に書き込み、右ページは真ん中に線を一本引き(半分に分けて)左側でファクトを「抽象化」し、右側はその情報から自分に「転用」できそうな具体策を書き込んで行く。
※ Twitter 拾い画より。
と、言うものらしい。
自分にできるのだろうか…?
いや、やるのだ!
2019年は、最も「人生を変える年」だ!
頑張ろう。
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