相手を尊重しているつもりが、そうは受け止められていなかった

私は自分と異なる見識をもつ人の話を聞いて議論するのが好きだ。

しかし親からは「お前は自分の考えを持ちすぎる」とよく言われる。

当の私は、相手の立場を理解し受け入れることを前提に議論をしているつもりであった。

それでも対話をする人から見れば、私は自分の考えを押し付けるような話し方になっていたようだ。

確かに振り返ると、自分の考えがいかに正しいか分かってもらうように努めている言葉の選択だったように思える。

立場の異なる相手を理解しているつもりでも、話し方や受け取り方によって、相手にとっては考えを押し付けられている気持ちになることがある。

対話、議論が好きな方は、相手の立場を尊重し意見を落とし込むのはもちろんだが、自らの考えを述べるときに、自分が正しいといった話し方になっていないか見直さなければならない。

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