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拾われた男

この夏NHK BSプレミアムで放送された、ドラマ『拾われた男』

主演 仲野太賀 
伊藤沙莉も出演ということで、
観る前から、「これは間違いない!」と確信しました。

ここ最近、ドラマ全般をまともに観たことがありません。
『ちむどんどん』だけは家族と一緒に観ていますが、軽く流しています。

そんなわたしは、仲野太賀さんのファン。

実は、ファンと言えるほど、彼のドラマは観ていません。

子役時代、たまたまNHKの『15歳の志願兵』というドラマを観て、この子は誰?と強く惹かれました。
当時の芸名は太賀。

あれよあれよで、今では「プロポーズされたい有名人」ランキング、
第一位になっているそうですね。

如何にもの二枚目じゃないところが、逆に好感が持てます。

仲野太賀さんのことを語れば、なかなか本題に入れないので、このくらいにしておいて。

久々に面白いドラマに出逢ってしまった。。。という感じです。

三谷幸喜さんのドラマ
『王様のレストラン』以来ですね。

いかにドラマを観ていないかが、
バレてしまいました。

テレビドラマは録画していて、未だ観ていない回もあるのですが、本のほうは、立ち読み目的で寄ったTSUTAYAで、文庫の帯の仲野さんに引きつけられて思わず買ってしまいました。

このドラマは実在する俳優、松尾諭さんの自伝風エッセイなのですが、仲野太賀さんの演技がリアル過ぎて、演じているように見えないのです。

ドラマが面白いのは個性派揃いの出演者と脚本の巧みさだと思っていたら、なかなかどうして、原作が面白過ぎて、頁を捲る手が止まりません。

よくよく考えてみると、本を読みながら、登場人物が頭の中で自動的に映像化されています。

たまたま主人公が自販機の下に手を突っ込んで拾った飛行機のチケットの落とし主、芸能界入りのキッカケにもなったプロダクションの女社長の顔は薬師丸ひろ子。

お父さんは風間杜夫で、お母さんは石野真子。

因縁の兄は草彅剛。


映像との相乗効果で、容易に脳内でイメージが広がり、何倍も面白く読めてしまいます。

実はまだ今、読んでいる最中。
ドラマの最終回は8月28日。
既に番組は終わっています。
(録画したのをこれから観る予定)

読んでから見るか、見てから読むか

思案中。(角川映画風に)


ドラマの制作は、
ウォルトディズニージャパンと
NHKエンタープライズ。

なので、Disney+でも観ることができます。



自宅前で航空券を拾ったら、なぜかモデル事務所に拾われた。フラれること13回、借金は膨らみ、オーディションには落ちてばかり。それでも男は人との縁を繋ぎ、やがて本当の恋をし、大役を射止める。そんな折、アメリカから一本の電話がかかってきて……。俳優・松尾諭の、笑いと涙のシンデレラ(⁉︎)ストーリー。
文庫あらすじ


キーワードは人との縁。

これからは、俳優松尾諭さんに注目してみたいと思います。




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