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宇宙への憧れ

前澤友作さんが無事
地球に帰還されました。


そこで、

わたしも宇宙への憧れについて語ってみようかなと思いましたが、
それほど憧れがないことに気づきました。

宇宙に行くための訓練=苦行と
莫大な費用を考えれば、
宇宙に行った人のお土産話だけで
充分なのかな、と思います。

所詮わたしは
浪漫もお金もない人間です。


小学生のとき、大阪で開催された
万国博覧会に行きました。
1970年(昭和45年)のことです。

目玉はアメリカ館の月の石。
1969年、人類で初めて月面着陸した
アポロ11号の乗組員が持ち帰った
貴重な石です。

アメリカ館の人気は物凄かったです。
入場して展示を見るだけで、その日の日程が終わってしまうほどの大行列は語り草になっています。

そんなにまでして見たのに
今では何の印象も残っていません。

万博で一番の思い出は、
スカンジナビア館(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルーウェー、スウェーデンが参加)で食べた
バイキング料理です。

レストランやホテルでの
食べ放題のことを
バイキングとかビュッフェスタイルとか呼びますが、この時初めて食べた北欧のバイキング料理のことは忘れられません。

宇宙で石を拾ってくるより、
国外でも国内でもいいから
人間の住んでいるところに旅行して
美味しいものが食べたい。

そんな人間にとって
やはり宇宙は果てしなく遠いところ
です。