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ひまわり娘の乙女のワルツ

昭和の元祖オーディション番組
「スター誕生!」
テレビにかじりつくように
熱心すぎるほど熱心に視聴していた
子ども時代。

スター誕生の瞬間を目撃できる
番組でした。

ここから数々のアイドル、スターが
誕生しましたが、
歌唱力も兼ね備えているのは
森昌子さん
岩崎宏美さん
中森明菜さん
たくさんの人の顔が浮かびます。

伊藤咲子さんもそのひとり。

デビュー曲は『ひまわり娘』


〽️誰のために咲いたの
 それはあなたのためよ
 あなただけの花になりたい
 それが私の願い


シュキ・レヴィ 作曲
阿久悠 作詞

イスラエルの作曲家レヴィさんの曲を採用。
デビュー曲にして
ロンドンでレコーディング!
大型新人でした。

曲調は明るく健全なだけでなく、
ひたむきさを感じます。

『ひまわり娘』が夏の曲なら

『木枯らしの二人』は真冬。

今回ご紹介する『乙女のワルツ』
月がきれいな秋のイメージ?
それとも朧月夜の春?

三木たかし 作曲
阿久悠 作詞


昭和の時代でも
このような純真無垢な乙女心は
稀少価値があったのでしょう。

涙腺の蛇口が簡単に緩んでしまう。

オーケストラの演奏と
美しいコーラス。

阿久悠さんが描いた
永遠の乙女心に胸が締めつけられます。

〽️好きといえばいいのに
 いつもいえぬままに
 月がのぼる小道を泣いて帰った
 白く咲いてる野の花を
 つんで願いをかける
 どうぞ愛があなたに
 とどくようにと

 好きなひとはいつしか
 ほかのひとをつれて
 遠い町へ旅立つ何も知らずに
 駅のホームのはずれから
 そっと別れをいって
 それで愛が悲しく
 消えてしまった
 小雨降る日はせつなくて
 ひとり涙を流し
 つらいだけの初恋
 乙女のワルツ