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『SDGs』を学習するためのゲームをやってみた


こんにちは!あいでんです。

本日もゼミの振り返りをやっていこうと思います。今回のゼミは「SDGs」をテーマにした内容でした。

それでは、、、いってみよっ!


▷「SDGs」とは

「SDGs」とは持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の頭文字です。

が、「SDGs」とはそもそもなんぞやという方もいらっしゃると思うので、まずは簡単に説明から行っていきます。

SDGs・・・2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

めちゃめちゃ簡単に言えば、解決したい課題とそれを解決するための具体的指標を示したものが「SDGs」だという認識です。


国連が出している動画もあるらしいのでそちらもあわせてご覧ください。

「SDGs」について説明している動画


▷SDGsを理解するためのゲーム

今回は、SDGsの意義みたいなものについてご講演頂き、そのあとにSDGsを学習するためにゲームを行いました。

ゲームのルールや内容についてはこちらをご覧ください↓↓


最初の時間は目標のために積極的に活動した結果、経済面においては豊かになりましたが、環境や社会が致命的に欠けている世界になってしまいました。

2回目の時間では心に余裕が出てきたり、目標が達成できたことにより次第に環境や社会をよくしようとした人たちが現れ、その結果、環境や社会も配慮された素晴らしい世界が出来上がりました。

かくいう私は目標を達成することができませんでしたが、社会貢献を頑張りました(勝手に暴走しました)。


こういうのって人間性が垣間見えたりするから普通に面白いですよね。

実はこのゲーム自体は去年もゼミで取り組んだので2回目だったりするんですが、昨年と比べると自分の人間性の成長に気づきました。昨年は目標を達成する=勝ち負けにこだわっている感じだったのですが(そもそも勝ち負けがないゲーム)、今年はゲーム性を楽しめていたので。

今回はそれが最大のお土産かもしれません(笑)。


▷振り返り

ここからは振り返り。
SDGsとソーシャルイノベーションは関わりがあるのだろうということはざっくりとではありますが整理ができている感じです。

が、来週の木曜日にも「ソーシャルイノベーションとは?」みたいなことを講義でやるようなので、その時にまたnoteに再整理して書こうと思います(言語化できないとか言えない)。

ゼミの後輩が違う視点から振り返ってくれているのでそちらもぜひ。
砂畑 龍太郎さん:『ゼミでいただいたお話に触発されて』


今回、個人的に面白かったのは「SDGsの評価採点基準が明確に、かつ具体的に、”数値”で管理されている」ということです。

ゼミでやったゲームでも”今の社会状況がどういうものか”をマグネットを使うことで数値化されていました。そのおかげで後半戦に世の中を良くしようと立ち上がる人たちが現れたのだと考えています。

これは現実社会でも同じことが言えると思っていて、SDGsの評価採点基準が数値で管理されているからこそ目標達成をしようとしている人や企業、国が多いのだと思います。


つまり何がいいたいかというと、これってマネジメントコントロールシステムの話だよね、ということです。

いわゆる「結果コントロール」というやつ。
さしずめ SDGs は「KPI」や「OKR」といったところだろうか。

引いては管理会計だよね、という話です。

工場では目標を数値化し、それを目につくところに置くことで(確か電光パネルに表示するとかだった気が)、作業効率を向上させているという実例があるという話を「管理会計論」という授業で聞いたばっかだったので、ついついそっちに目がいってしまいました。


だからゲームもそういう風になったのかな〜とか、現実社会もそうなっているのかな〜とかを考えるとなんだか楽しくなってしまいました。


▷最後に

もちろん他にも振り返って出てきたことはありました。


例えば、「おそらく小休止なかったらあのまま突っ走ってたけど、小休止を挟みつつ状況を確認したことで後半戦に変化が見られた。G20やサミットというお偉いさんの集まりの重要性に気づいた。」という意見や、

「急速に経済は成長したけど社会や環境がおいてけぼりにあって、それをちょびっとずつ整備している感じがまさに戦後の日本を見ている感じだった。」という意見が出たりしました。

それを聞きながら「経済性と社会性の難しさ」みたいなものを感じていました。経済はグンと伸びるけど、社会や環境は積み重ねでしか良くならないんですよね。


しかしながら、「SDGsが言っていることは当たり前のこと。そんな当たり前のことをわざわざ言わないといけないのが……」とT先生が仰っていたのがなんだか胸に残りました。


「ビジネスは美しくなければいけない」


まさにこの言葉に尽きるなと思いました。


ということで、ゼミの内容はSDGsだったにも関わらず、あまりSDGsのことについてはnoteでは触れないという。
これは本当に振り返りなのか…(笑)。

そう言えば、SDGsには目標があるけれども達成できなかった時の「罰則」はないらしい。ここも非常に面白い点だなと思いました。

本当はこういうところも話したいところなのですが、また話が長くなりそうなので今回はこの辺りで終わりにしておきましょう。


それでは、また次回!

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