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虐待の悪夢〜母に愛されたかった〜

虐待を受けたあの頃の夢を見ました。
今回は、26歳の私が帰省したら、大嫌いな母の彼氏(以下、あいつ)が家にいたという設定だったようです。
夢の内容を綴っていきたいと思います。

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あいつと住んでいた家で食事をしていた。すると私だけ衣服を着ていないことに気付く。よく服を脱がされていたから、それが普通になっていたのだろう。気付いた後、急に気持ち悪くなって自分の部屋に戻り下着を探している瞬間、あいつが私の部屋に入り、私の体に触ろうとした。その瞬間、やめろ!と叫んだ。そして、母の方を見て、助けてと懇願した。

母は何と声をかければいいのか迷ったような、面倒くさそうな呆れた表情をしていた。

私は母の元へ駆け寄り、意を決して気持ちを伝える。

私「ずっとこうだった。私はずっと辛かった。これに耐えてきたんだ。」

私「この人がいなければ…」

母「じゃああの元旦那(私の父)と祖母と祖父(母はよく嫌いだと言っていた)のいる暮らしがしたかったってこと?」

私「違う、そうじゃなくて。父親にいてほしかったわけじゃなくて。私はただお母さんと幸せに暮らせれば良かった。お母さんに愛されたかった。他には何も要らなかった。」

母「あなたが私たちを愛していないだけでしょ。」

私「は?愛せるわけないじゃん」

私「毎日服を脱がされ、キスをされ、胸や性器を見られて触られた。嫌だと言ってもやめてもらえなかった。」

私「これは立派な虐待で、今から訴えることだってできるんだよ?」

私「これでどう愛せと?」

母「じゃああなたはこんなところに帰ってくるべきじゃなかった。」

私「じゃあ私はどこに行けばいいって言うの。私の居場所はどこなの。」

あいつ「ここじゃない場所(下を指差し、地下を意味するが、そんな場所はない)に行けば?(地獄という意味?)」

あいつは私の絶望する顔に耐えられず吹き出した。母もそれを見て吹き出して、嘲笑うような視線を向けた。弟が慰めるように静かに私の手を握る感覚で目を覚ました。

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あまりにリアルで絶望してしまったのですが、夢だったので少し安心しました。

しかしその後はしばらく涙が止まらず、気持ちの整理をするためにnoteを書こうと思った次第です。

こうやってよく夢に出てきて、当時の記憶が鮮明に蘇るわけですが、母に本音を伝えたのは初めてでした。

母に愛されたかった。

これが私の心の底からの本音であり、叶わぬ願いなのだと思います。

私の居場所はどこなんだろう。

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