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パパごはんはピザパーティ

昨日の夜ごはんは夫氏主宰のピザパーティだった。
というのも、先月から毎週木曜日は夫氏が夕ごはんの担当をしてくれることになった。夫氏は麺料理が得意なので、パスタや焼きそばやそうめんなどお任せしている。

しかし昨日は保育園のお迎え前にシルバー人材センターの顔合わせがあったので、家でごはんを作るのは難しそう。
ちょうど近くの「ナポリの窯」が1枚540円からピザをテイクアウトできるキャンペーン中だったので、ピザパーティをしようということになった。

顔合わせの後に夫氏がネット注文しておいてくれたピザを受け取りに行くと、保育園帰りの夫氏と子どもたちとばったり。
せっかくなのでみんなで受け取りにお店に入った。

すると長男さんちゃんは目ざとく、店内にあった風船やおもちゃを発見。「これ欲しい~!」となってしまった。しかし値段が書いていないのでいくらかわからないし、おもちゃを買う予定はない。
さんちゃんに「売り物かどうかわからないから、お店の人に自分で『おもちゃ買えますか?』と聞いてごらん」と伝えた。

注文していたピザを私に来てくれた店員さんにさっそく「おもちゃ、買えますか?」と聞くさんちゃん。
店員さんは「これですね、はいどうぞ」とおもちゃを渡してくれたのだった。「これってフリーなんですか?」と聞くと、「そうなんです」と一緒に置いてあった風船もさんちゃんとべえさんにそれぞれ「どうぞ」と渡してくれた。2人とも大喜びで、昨夜はピザと風船とおもちゃで盛り上がった。

ピザ3枚をペロリ

小さい子どもを連れて出かけると、つい周りに迷惑をかけていないだろうかということがばかりが気になる。「うるさくしないように」とか「勝手にものを触らない」とか注意し続けて疲弊する。だから普段の買い物は1人で行った方が気楽だ。
でも一緒に出かけた先で今回の店員さんのように、子どもに優しく接してくれる人との出会いがあったりするとありがたくて、子育て疲れの心がとても癒される。子どもが自分で要望を相手に伝えられるのを見れば、成長したなぁと感動する。
それは家の中で家族だけで過ごしていてはわからないことだ。

そういったわけで最近は、子どもと一緒に出かけることを恐れず面倒がらず、できるだけ色々なところへ行ってみようと試みている。周りに迷惑をかけてしまったら、「ごめんなさい」と謝る姿勢も合わせて子どもたちに見せればいいや。
親になって4年と少々。やっとそんな心持ちが持てるようになった。

ちなみに初めて食べた「ナポリの窯」のピザはどれも美味しく、生地の味が好みにぴったり。ナポリピッツァだし満腹にならないかもと心配していたが全くの杞憂。家族みんな大満足だった。そういえばナポリピッツァの専門店に行ったら枚数食べなくてもお腹いっぱいになるものね。
こうしてテイクアウトの選択肢がまた1つ追加になったのは心強い。
なにせ夜ごはんの支度をしなくてすむのがこんなにも楽だということを、「木曜日はパパごはん」を導入して知ってしまったのだから。


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