見出し画像

生物教師の植物日記「Biome ネイチャー甲子園2023」

生物教師としてこれまで過ごしてきましたが、あまりにも「生物」そのものに無頓着に過ごしてしまっていました。
そんなとき、いきものコレクションアプリ「Biome」に出会ったことで自分の足元の生き物たちの観察を改めてするようになったので、マイペースではありますが、調べたこと・知ったことなどを整理していきたいと思います。

職場の周囲が自然豊かなこともあり、話のタネはたくさんあります。
日課は難しいですが、定期的に更新できたらいいなと思っています。

今日は、Biomeのアプリで行われていた、「ネイチャー甲子園2023」について紹介したいと思います。

ネイチャー甲子園2023

ネイチャー甲子園とは?

私たちが住む日本では、人々が多様な自然と調和しながら、生活を営んできました。
普段は気にも留めない身近な場所にも多くの生きものが棲み、私たちの生活環境と密接に関わりあっています。
ネイチャー甲子園は、身近な自然や生きもの、それに関わりあって生きる人々にスポットを当て、動画撮影や調査によって、地域の自然や文化について理解し、紹介するものです。

ネイチャー甲子園について

いきものコレクションアプリBiomeの中で行われていた、ネイチャー甲子園。
2023年度が第1回目の開催となりました。

2部門が設けられていて、

  1. 動画クリエイト部門 テーマ:自然と人間との共生

    1. 地域の自然とそこに生きる多様な生きもの、地域の文化や自然と関わる人々の生業など、身近な「自然と人」の姿をストーリー性のあるショート動画で投稿しよう。

  2. 生きもの調査部門 テーマ : 身近な自然の多様性

    1. いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を使った身近な生きもの調査に、ハッシュタグをつけて参加しよう。

ともに、高校生が参加可能なイベントとなっていました。

私が気づいたのが、9月末ごろだったので、だいぶ期間が過ぎてしまっていました。
もちろん、授業の生徒たちと一緒に参加したのは、2.生きもの調査部門の方です。

動画クリエイト部門最優秀賞

群馬県立藤岡北高等学校 (ガーデニング部)
 桜山公園~自然とともに人々の笑顔を守り繋いでいく~

こういう動画を見ると、今どきの高校生は動画編集しつついろんなことができて凄いなぁと本当に思います。

私は動画などで表現するのがとても苦手なので尊敬ばかりです。

もちろん、動画を作るだけでなくて、調査やインタビューなどを織り交ぜて構成されているのが、Biomeらしさがあっていいなぁと思いました。

生きもの調査部門

学校所在地のある都道府県内で、身近な自然に生育・生息する「生きもの」を、フリーアプリ「Biome(バイオーム)」を活用して投稿するものです。動物の部、植物の部として、種類数で上位のグループに、以下の賞を贈呈しました。

ここでいいなと感じたのが、学校所在地の都道府県に限るです。
もちろん、いろんな地域で観察することができればたくさんの生き物を調査することができますが、自分が住んでいる地域のその季節ごとの生き物を観察するというのは、広義の生物学を勉強する上でとても大切なことだなと感じていました。

本校の結果は…

結果は、言わずもがな、参加賞でしたー。

4月スタート、12月終わりのところ、私が気づいて生徒たちと参加したのが10月上旬でしたから、まずは楽しんでもらうということが目的で参加した次第です。

来年度以降は、こういう機会がまたあるなら、しっかりと参加してみたい次第です。

参加賞のスケッチブック

上の写真は、参加賞のスケッチブックでした。他にもボールペンも送っていただき、生徒たちは嬉しそうにしており良かったです。

私も欲しかったのですが、生徒分のみ。。。残念(笑)

生徒たちに感想を聞けたのでご紹介したかったですが、個人情報なのでワードクラウドに処理したものが下です。

何を書いていたかはご想像にお任せします(^^)

四季全てやれたらまた違った結果だったかな?

まとめ

生徒たちにとっては、自分たちの身の回りの生き物について調べるいいきっかけになったと思います。

私自身も、どんな生き物がいるかなーと興味を持って過ごすことができたし、授業の最初に「今週のアップロードは…」なんて振り返る時間があったりして、生徒とコミュニケーションを取ることができてとても良かったです。

この生物教師の植物日記では、気の向くままに身近な植物を調べてまとめていきたいと思います。
ちょっとした、植物の知識に繋がると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が参加している募集

生物がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?