「自己肯定感の教科書」読了 私はフッと我に返る

時々つぶやいている例の"筋肉の本"と一緒に買った「自己肯定感の教科書」をあっという間に読了しました。

さすが、教科書と言うぐらい専門的な言葉、行動、精神論など詰め込んだ内容でした。
ただ、私にはそれらが詰め込みすぎて自分の頭の中で整理できなかったり、また日常の問題の解決法とその実践方法がバラバラでページを跨いだりしないといけなかったりしました。

そして、この本に書かれている素晴らしい実践方法など、私には無理であったと悟ることができました。

この本に書かれている方法を私も10日間やってみました。(習慣化するには21日間必要と言われています。)

自分にバグする、自分に○をつける、安心安心と唱える、自分に良かったことを3つ書いてみる。
全てやってみました。

そして、気がつきました。
「自分は何をやっているのだろう・・・」

無理矢理今日あった良いことを見つけて
何もないのに自分に○をつけてみたり
安心する材料や確信や保証など全くないのに「安心、大丈夫」と唱えてみたり
ハグとは言いがたい、感情そのものを封じ込めるように抱き締めたり

そして疲れてしまい、知らずに涙を流したり。
そこに妻がいなかったことが何よりの救いでした。

著者:中島輝さんはプロフィールにいろいろな病気をされて、自殺未遂を繰り返しても、10年間独学の方法でカウンセリングをされている旨が記載されています。

そして、この本を書かれていたり世界中でカウンセリングをされていたり。

でもこれで解ったかもしれません。
中島さんは中島さんであり野口英世でもイチローでもジョブズでもない。参考にしているのかもしれないが中島さんは中島さんである。
ましてや私が中島さんでもなければ野口英世でもイチローでもジョブズでもなく、その人の考え方など解るはずもないのになぜあの人ならどうするのだろうと考えるのだろう。

つまり、自己肯定感を高める方法って
本当の自分を騙している方法ではないんだろうか?

その考えるようになってしまいました。
だから私はこの本を素直に捉えられず自己肯定感を高められないのかもしれません。

まず、この本を熟読するのか迷ってしまい、そして次の本はどの本にしようか迷ってしまいます。

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