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企業研究で興味を持ったので、読んでみた。

新規事業の成功には「数」と「スピード」が不可欠だからだ。(中略)それなのに、多くの企業では、P(plan-計画)、D(Do-実行)、S(See-検証)サイクルのうちの、Pに時間をかけすぎ、PDSのサイクルが遅くなる、もしくは回らなくなってしまう傾向がある。

企業研究でリクルートホールディングスについて調べる機会があり、リクルートはアウトプット面接なるものを取り入れていることを知った。

そこで、アウトプットについて興味があったので、本書を読んだ。結論から言うと、本書は新規事業をどう見つけ出し、それを軌道に乗せ、さらにどう再拡大させていくのか、についてのリクルートの仕組みについて書かれていた。

しかし、引用した箇所から分るように、個人についても参考になる箇所があり、それがPDSサイクルだ。このPDSサイクルを個人にあてはめ実行していくことで、自己の成長に繋がるということ。さらに、自分の感想から言うと、「スピード」を早くし、実行に移していく「数」を上げれば、より良い結果に繋がるのではないか、と感じた。

リクルートホールディングスについて、興味関心がある方は是非本書を手に取ってみることをお勧めする。


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