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根本の解釈が変わるために。新しい脳回路をつくるには自分を観察すること

ここまでの記事で諸問題の発生源は根となっている無価値感だと書きました。
そしてそれを手放すのは意志の問題ではなく、生理的変化だったということですが。

じゃあ新しい脳回路を作ってそちらをメインにしていくにはどうしたらいいの~?というところを書いてみたいと思います。

まずは自分の根となっている、つまり無自覚に信じ込んでいる自身に対しての大前提とも言える無価値感からすべて解釈が起こっているのだという頭での理解を、自身の感情や思考を観察して確かめていきます

私は「観察して何が変わるん??」って最初の頃相当思いました(笑)
何か具体的に行動を変える!とかノートをつけるなり祈るなり、「何かをしないといけない」んじゃないの!?と。
私はそれまで〇〇メソッドみたいな感じで何かを具体的にやっていく方法論しか知らなかったからです。

でも、そういうことじゃなかった。
そもそも現象に対する情報処理に使う神経回路が無価値感経由しかなかったから、そこを変えないことにはどうにもならなかったんですね。

思考や感情を観察していくと全部無価値感からの解釈だとわかる

そして感情や思考を観察していると本当によくわかるんです。
認知が歪んでいるということが。
つまり現象を現象としてありのままに解釈ができていないということなんです。
めちゃくちゃわかりやすくいうと、悪い方にばっかり物事をとらえているってことです。

日常生活の中で感情が動いたときによくそれを観察していると、いかに変な解釈をしているか、そして何もかもをそのように見ているかがわかってきます。

この「観察する」という行為によって今までとは違う回路を使うことになるのでそこの脳回路がだんだん育っていきます
なんでもかんでもいっぺん通り、無価値感経由で捉えていた現象を、観察するという別の回路を使うことによって解釈(認知)の歪みに気が付くようになります

すると次第に感情に振り回されてアップダウンしまくりだったのが、とても冷静になって落ち着いた解釈ができるように変化していきます。





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