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20231118_第一次世界大戦の戦後処理から考えたこと_覇権で読み解けば世界史がわかる_紹介と感想42


はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"戦闘民族ヨーロッパ人"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"憎しみだけが残った戦後処理"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 第一次世界大戦の戦後処理では敗戦国のドイツに戦勝国が莫大な賠償金を要求した。敗戦国の賠償金の支払いは互いに致命傷を負わない程度で切り上げるから実施できた制度。理不尽な処理は不満を募らせる。

感想

 ドイツに対する莫大な賠償金は、時代が変化しているのに関わらず、過去の制度をそのまま適用してしまった代表的な失敗例だと思います。一定数、過去の枠組みに捉われてしまうことは仕方のないことだと思いますが、全く変更できないことは問題だと思います。力の大きくなった戦勝国が時代の変化に応じて柔軟に対応する事が出来なかったのだと思います。力が大きいものほど柔軟性を意識することは大事だと思いました。
 過去の制度を適用する場合、最低でも前提条件を吟味する必要があると思います。なぜその制度ができたのか?、どのような条件なら上手く機能するのか?という点を考えずに適用してしまうと、時代や環境に合わないものになってしまうと思います。他の事例で上手くいっていたものだとしても適用する前に一度考えることは必要だと思いました。
ことは必要があると思います。
 理不尽な対応は不満を募らせるという点は国家間だけでなく、対人関係でも同じことだと思います。相手を思いやる気もちや余裕がないと理不尽な対応をしてしまうのだと思います。対等な立場であれば表面に出やすいかもしれませんが、力関係に差がある時ほど表面に出にくくなると思います。自分の立場が上の時ほど注意すべきだと思いました。

最後に

 どんな立場に成ったとしても、相手のことを思いやる気もちは大切にすべきだと思います。不満を募らせている状態より、互いに満足し合えている関係の方が建設的に物事を進める事ができると思います。自分の立場が上の時ほど相手を思いやる気もちを大事にすべきだと思いました。
 相手を思いやる心を忘れず、実り多い人生にしていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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