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20231114_第二次産業革命が起こった理由について考えたこと_覇権で読み解けば世界史がわかる_紹介と感想38


はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"第二次産業革命"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"イギリス最初の躓き"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 産業革命の発展に伴い多くの天然資源が必要となったが、欧米では自給できないものも多いため、天然資源が豊富な地域を植民地にすることを考えるようになった。"有色人種を文明に導く"という帝国主義の考えで侵略を正当化し、世界的な規模で問答無用の侵略を行った。
 アメリカとドイツは産業革命から立ち遅れていたからこそ、第二次産業革命を興すことができた。産業構造が社会に根を張るほど新しいシステムへの移行が困難となる。

感想

 帝国主義の考え方や欧米列強がアジアやアフリカに侵略した経緯を学ぶことができ、勉強になりました。三角貿易や阿片戦争も同じだと思いますが、自分たちの利益のためには、それ以外の人のことなど考えていないのだと思います。周りのことを考えられない者達が力をもってしまうと、このような悲劇を生むということは覚えておくべきだと思います。このような結果を責めるというより、自分たちが同じ過ちをしないように意識できると良いと思いました。
 産業構造が根を張るほど新しいシステムへの移行が困難となるという点も覚えておくべきだと思います。時間をかければかけるほど、改善が行われ、その時代に適した構造に変化していくものだと思います。適合が進むほど、別のものへの変化も難しくなってしまうと思います。別のシステムへの対応力も考慮し、余力を残した上でその時代のシステムに適合をしていけると良いと思いました。適合する量についてもバランスが求められるのだと思います。短期的な利益は減ると思いますが、その時代のシステムに過剰に適合しすぎないことの良さも覚えておけると良いと思いました。
 適合量を調整する事の良さは個人に対しても当てはまると思います。一つの組織に適合しすぎてしまうと、所属する組織が変わった場合に対応できなくなってしまうと思います。また時代の変化にも対応できなくなってしまうと思います。適合量を上手く調整しながらどんな環境でも生きていける人を目指していけると良いと思いました。

最後に

 1つのシステムに適合すればするほど、他のシステムへの変化もしにくくなってしまうと思います。長期的な利益を増やすためには、1つのシステムに適合しすぎない事は大事だと思います。適合する量についてもバランスを意識すべきだと思いました。
 適合量を上手く調整する事で、どんな環境にも対応できる人を共に目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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