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テレビでほとんど流れない面白いニュース【5/11〜5/17】

1. 昨年度の業績を振り返る決算発表

多くの企業は3月末までを決算日とし、5月に開示する企業が多い。

5大商社のうち、伊藤忠商事だけが最高益を更新した。それには、各企業のビジネスモデルが大きく関係していた。

百貨店業界はECの導入率の低さや大規模な固定費といった背景から、かなり大打撃を受けている印象。

半導体事業が好調な一方で、発売日は未定だが「プレステ5」の発売が控えている。ゲーム事業に関しては、合わせて任天堂も気になる。

昨年度「あつ森」が爆発的にヒットし、営業利益が4割強伸びたにも関わらず、2020年度期の予想は減収減益としている。それには、ゲームビジネスの法則というものが関連していた。

「決算」についてざっくり知りたい方はこちら!

2. ベーシックインカムはどうだったのか?

所得に関係なく、すべての人に対して生活に最低限必要な所得を無条件に給付するというベーシックインカム(BI)制度。ヨーロッパでは18世紀末から議論されてきたが、世界的な人口増加、そこから考えられる貧困問題などが浮上し、近年注目されている。

お金より好きなことで働く人の増加、1人あたりの幸福度の向上、というのがメリットとしてあげられる。一方で、膨大な財源支出や経済成長を怠る可能性がデメリットとして挙げられる。

2017年から2018年にかけてフィンランドがBIの社会実験を行い、その報告書が先日公表された。

結果は「BIが雇用にもたらす影響は小さかった。ただし今回の社会実験では、ベーシックインカムが雇用にもたらした影響のみを検証することは難しい。」とされている。

実際に対象者は2000名とかなりの小規模。学者の中では「これはテストとは言えない」と述べる学者もいる。

また、日本に導入する場合、これまでの年金制度からBIに移行するにあたり、受給されるはずの年金よりも下回る可能性がある。現実味としてはまだまだ乏しいと言えるだろう。

3. #検察庁法改正案に抗議します

「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグが1日で500万以上投稿されるほどTwitterが炎上した。政治関連でここまで炎上したことは、これまでにないという。

「検察庁法」という馴染みのない法令を勉強するのは難しい。しかし、これまで炎上した案件だ。知る価値は十分にあるし、知った先には政府の印象はだいぶ変わるに違いない。

この記事の著者である徐東輝さんのnoteにも似たような内容が掲載されているので、こちらもチェックだ。

最近知った「せやろがいおじさん」こと「ワラしがみ」というYouTubeチャンネルでは、ざっくりではあるが政治ニュースを関西弁でとても面白く解説している。現在の僕の一推しYouTuberだ。ぜひとも観てほしい。

また今回のTwitter炎上投稿に賛同した芸能人に対して「意味分かって言っている?無責任な発言はするな」といった意見もある。特にきゃりーぱみゅぱみゅさんに対しての反論は、彼女を追い込み、謝罪させることになった。

民主主義国家としてあるまじき姿だと僕は思う。間違って捉えていたら、また学び直せばいい。「何も言うな」は国民の権力がどんどん衰退していく恐れがある。

同時に「三権分立って何だっけ?」って思った方はこちらをチェック!

4. 全国有名店の料理を家で味わえるサービス

自粛生活によってテイクアウトやフードデリバリーの需要が高まっている。一方で、それらは近場での店しか対応できない、というのが懸念点だ。Uber Eats配達員をやっていても、そろそろUber飽きも増えてきたのかな?と感じる。

一方でecbo kitchen はミールキットであるため、冷凍や冷蔵の宅配便の配達可能範囲であれば、どこへでも届けられ、調理は湯煎やレンジで手軽にできるという。

似たようなサービスとして、栄養バランスを考慮されたミールキットを定期配送で届けるサービス「nosh」や、質問に応じて個々にメニューを考えて定期便を提供する「GREEN SPOON」にも注目だ。

5. 大阪がテレビで放映する授業動画

大阪市とテレビ大阪が連携し、遅れが生じている教育の対策として、多くの生徒に授業を提供していることは素晴らしい。テレビというコンテンツで認知拡大、それに合わせて放送し切れない部分はYouTubeで配信される。

ただ一方で、生徒の自主的な姿勢が求められる上、どれくらいの人が視聴しているのか知りたいところだ。また、若者はテレビよりもYouTubeで面白いチャンネルを先取りして学習しているのでは、という可能性もある。

そうなると「教えること」だけに関しては、何人かのプロフェッショナルが多くの生徒に教える、という風にした方が教育格差は起こりにくくなるのではないだろうか。

新学期の始まりで自分と合わない教員に1年間教わることとなるのは、生徒にとってはストレスでしかない。

6. 著名人のよくある質問を動画で回答

Googleで長友佑都選手やローラさんを検索してみると、本人が質問に回答している。どういったビジネスモデルへと発展していくのか、今後の展開が気になる。

7. 傘は買わない時代

物を持つ時代は徐々に変わりつつある。傘もその一つだ。僕自身も「アイカサ」をLINEと連動させている。

自粛生活で人々の外出が減り、アイカサは打撃を受けていたが、ソフトウェアや傘自体のアップデートを加え、復活するそうだ。

Twitterで「戻すのが面倒臭そう」と投稿したら、アイカサのマネージャーを務めている方から返信がきた。

どうやら定額料金プランに加入すると、傘を戻さなくても一度に2本まで所持することが可能だということだ。

同じようなレンタルサービスとして「ドコモ・バイクシェア」が挙げられる。おそらくライドシェアサービスは傘シェアに比べて導入コストは安い気がする。一方で、傘は雨が降った時に欲しい物だ。なので欲を言えば主要な屋内に完備してもらいたいくらいのサービスである。

アイカサを利用するシチュエーションとしては、会社や外食の帰りに急に雨が降ってきた時などであり、その為にアイカサを利用したくてスポットまで歩く、というのは考えにくい。それならコンビニで買う人も多い気がする。

今後の展開として、スポット数が増えてその場で借りれるようになることが求められる気がする。

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