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楽しい図工の授業

2023.10.26【187限目】

芸術の秋

先日、友人から展覧会に出品するとの案内状を頂き、夫と2人で観に行きました。友人は森林を描いたP50号の大きな絵と、もう1点人物画を出品していて、見応えがありました。

秋は「芸術の秋」と言われるように、芸術のイベントがあちらこちらで開催されています。

秋は自然が美しく色づく季節です。私が参加している絵画クラブでは、2ヵ月に1作品を仕上げていきますが、11月の中旬に秋の公園を描く写生会があります。私たちの次回の展覧会は、来年の秋にあるので、それに向けた風景の写生会です。

秋になり涼しくなるので、公園を散策しながら絵を描く場所を決めるのも楽しみですし、木々が赤や黄色に紅葉する風景の中に溶け込んでいくような気分になるのが楽しみです。


絵を描くことを楽しむ

図工の時間に、子どもたちが学校の授業で育てた花や野菜を教材にすることがあります。あさがお・ひまわり・ラディッシュ・トマト・マリーゴールド・へちまなど、自分で育てた花や野菜を描くのは、力が入るようです。


ラディッシュを描こう

準備物:ラディッシュ・墨・小筆(面相筆など)・絵具・水彩用の筆・半紙・黒画用紙・パレット

ラディッシュ・は、2年生で種を蒔いて育てたものを収穫して、一人一人の机の上に置いて、それを見ながら描いていきます。

①半紙に墨でラディッシュ・を描きます。根~かぶら・葉と順番に描いていきます。

②色を付けて行きます。(今回は、3原色、赤・青・黄色を使っています。)

③半紙の絵を破らないように、周りを指先でゆっくり破っていきます。

④出来上がった絵を糊で黒画用紙に貼って、出来上がりです。(落款代わりに名前を淹れます。『恵』)

短い時間で作品が出来るので、子どもたちは楽しんで描きます。どんな絵になっても面白いので、全部褒めていきます。半紙からはみ出たら半紙を足して続きを描きます。また、黒画用紙が小さい時は大きなものを用意します。

名前を下につけて、後ろの壁に掲示していくと、同じラディッシュでもそれぞれの個性が出ていて、鑑賞しても楽しい時間でした。「みんなちがってみんないい。」です。


絵を描いてみました

久しぶりに思い出して描いてみました。子どもたちと一緒に描いた授業を思い出して懐かしかったです。

家にある野菜などを、こんな方法で描いて作品にして、部屋に飾っておくのも楽しいです。今年は、いつもと違った秋を楽しむのもいいですね。


唐辛子


【今週のけい先生】*担当:夫(父)

友人の展覧会の作品に触れたこともあり、今週は現役時代の図工の授業の進め方をまとめてupしたようです。

本日、インフルエンザ予防接種を夫婦で、かかりつけ医で受けました。(今年は、インフルエンザが早い時期から流行しているようです。コロナの予防と合わせて自主対策を行っていきます。)


【編集担当より】
モチベーションや意欲というものは、ふっとした拍子に上がるものかと思います。おいしいモノを食べたとき、映画や小説に感動したとき、子供と遊んでいるときなど、人によってスイッチは色々かと思います。

例えば、最近だと『推し』がいる生活、という表現も耳にすることがあります。自分が上がるポイントを理解しているのは、日常生活において大変良いことかと思います。個人的に上がるのは、なにかしら対決するとき、新しい知識にであったとき、こだわりを持った人と話しているとき、などでしょうか。

自分自身のモチベーションを上げるボタンを持っていると、大変な時期でも楽しく生活できます。またよりテンションを上げて毎日を過ごせることかと思います。

目にしたものや耳にしたこと、何かピンときたら一旦やってみるといいかもしれません。きっと潜在意識が何か語り掛けていると思われます。

今は、すっかり忘れていることでも、過去に経験したことや聞いたことなどが結びついて、ピンと来ているのかもしれません。野菜を描いてみるのも一興かもしれません。個人的には、写生って小学校以来していないので、ちょっとやってみてもいいかなと思いました。ベランダでもできますしね。

今日は、今までと違う新しい日です。目を凝らせば何かピンとくるものに出会えるかもしれません。そう思って街を歩くと、新たな出会いがあることかと思います。いつもと違う道を歩いてみるのもお勧めです。

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