弊社の所在地は東京都立川市ですが、立川市と国分寺市との境目に位置しており、実は来社される方の大半が国分寺市在住の方なのです。

このような理由から、国分寺市の西部地域にあたる地域包括支援センターへ回っています。
お忙しい中、時間をとって頂いた管理者の方々には話しを聞いてくださり感謝の気持ちです♪

私の仕事は、「相続不動産」に絡んだ相続対策・ライフプランの相談にはなるのだが、「べき論」といったことはなく、「決めつけないスタイル」を通していきたいと考えている。

～決めつけないスタイルとは？？～
例えば、、
老後生活に向け、自宅を売却して施設へ入るのか・自宅のメンテナンスやリフォームをして在宅介護に備えるのか・マンションや賃貸などに住み替えるのか、、など様々な選択肢がある。
※弊社主催の勉強会では、このような「選択肢について」の話しを中心に行なっている。

会社組織に入ってしまうとどうなるのか、、
●不動産会社
→売却の方向へ促す
→買い換えをイメージした住み替えを提案する
※大手不動産会社においては、自宅を売却して賃貸へ住み替えるという場合に、次の住まいの「賃貸物件」を斡旋しないケースもあるようです。
営業心理：リフォームして住み続ける話しを「並行して検討」している方は時間がかかるなあ、、、

●リフォーム会社
→メンテナンスの重要性を伝える
→リフォーム・塗装などの提案をする
営業心理：自宅を売却し住み替えや施設入所も「並行して検討」している方は時間がかかるなあ、、、

前述のような、いわゆる、ポジショントークをしなければならない。
当然といえば当然の話しでしょう。常に営業成績を上げなければならないのだから、、、

しかし、、
老後のライフプランについて、どの選択肢が自分にとって良い選択なのか、悩む方のほうが自然なことではないでしょうか。
そんな悩みを解決していく仕事に私はやりがいを感じています。
私の仕事は「顧客利益の優先」を考え、説得ではなく納得していただくスタイルを取っています。

これは私の経験上ですが、「不動産・建築・リフォーム全てやっています！一気通貫で対応できます！！」といった、いわゆる「ワンストップサービス」を謳う会社に限って、内部では部署ごとに売上げを競わせており、顧客利益の優先からはほど遠い。

FP資格を取得したことで考え方に道筋が見えたというのか、以前からポジショントークに限界を感じていたことに加え「知識」「経験」「住宅関係者・職人さん・士業との繋がり」が整った事で、このようなスタイルを確立したいと考えたのか、全て間違いではないと思っている。

話しは逸れてしまうが、、、
わたしは、身寄りのないお客様の不動産売却をお手伝いさせていただいた際に、お客様が気になっているという数件の老人ホームを調べて回った経験がある。右も左もわからずに、、、
このような経験からも、地域包括支援センターと連携を取っていくことが重要ではないかと考えています。

私の母は現役の介護福祉士、義母は元ケアマネ、妹は看護師ということは、以前にもnoteに書きましたが「現場の声」を聞いていると、住まいに関しての相談に乗る余裕はないと感じています。
しかし、高齢者の認知症や相続発生は、時間の問題ともいえる話しであり、不動産を所有している方は「親族などが利用する予定は無い」＝「空き家予備軍」にもなりうるのです。

特に身よりのない高齢者については、早めに方向性を見いだしてあげる必要があるのではないかと思っています。

ちなみに、認知症対策としての「家族信託」については、だいぶ知られてきたように思うが、行政書士や司法書士の中で必要性について賛否が分かれる話しでもあるようです。

何事も、決めつけないこと。

事情はみな違うことを理解し、フラットな気持ちを持ち続けよう。

引き続き、住宅業界の現場視点で書いていきたいと思います♪♪

～～　企業情報　～～
社名:株式会社bluebird
住所:東京都立川市若葉町1-17-1
メール: susaki@bluebird-akiya.com

築56年の空き家・空き店舗を職人と一緒になって作り上げたオフィス兼アトリエ。
画家の妻と夫婦でシェアをしています。

<業務内容>
⚫︎古家・土地の査定
⚫︎介護保険を利用したバリアフリー工事の相談/住宅改修工事
⚫︎外装リフォーム（屋根・外壁塗装、防水工事など）
⚫︎相続対策、ライフプランの相談
⚫︎不動産会社、リフォーム会社との見積りトラブルの相談
⚫︎工事トラブルや境界問題など、住まいに関する相談業務全般

<エリア>
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県(応相談)
※他エリアの相続不動産などでお困りの方も、まずはご相談ください♪[初回相談料無料]
解決策を一緒に考えます。

〜問い合わせ先〜