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旅RUNキュレーションVol.77(紀州口熊野マラソン2024)

大会名
紀州口熊野マラソン2024
レース種類
フルマラソン(この他にもハーフマラソンがあります。前日には2kmラン、3kmランも開催)
参加費(エントリーフィー)
8,000円
開催日
2024年2月4日(日)
開催場所
和歌山県上富田町 

※有料設定にしていますが、ほとんどタダで読めます。よかったら投げ銭してくださいね。

2024年2月最初のフルマラソンは和歌山県の紀州口熊野マラソン2024に参戦! 感染症騒動により2021年以降休止が続いていたようだが、今年が実に4年ぶりの開催。

和歌山県唯一の公認フルマラソン大会。47都道府県のフルマラソンを制覇するためには絶対に制覇したい大会です。
和歌山県には前日入り。JAL便にて羽田から南紀白浜空港へやってきました。

和歌山県唯一の旅客空港。小さい空港に見えつつも、隣に真新しい国際線ターミナルなるものが立っており、そちらに行けば電源付きのテーブルがあって広々と過ごせます。

今回は空港からレンタカーを借りての移動。レンタカーはお金かかっちゃうけど、移動が細やかにできるし、マラソン大会の待機場所兼荷物置き場として活躍してくれるので、ちょっと贅沢ながらもありがたい。運転事故起こさないようにだけには注意。

そして大会当日。朝5時起床し、朝6時49分出発、朝7時10分に会場付近到着。駐車場は点在しており、会場に近くてかつ広いのは上富田中学校と熊野高校の模様。自分は上富田中学校に停車。前日の雨でぐずぐずのグラウンドに停めることになるのかなと思いきや、ちゃんとした駐車場風情のところを案内してもらえました。走る前にランニングシューズがぐずぐずになるとテンション下がるのでこれはありがたい。この後遅くきた人はグラウンドに案内される模様。キャパはなかなか広く、朝8時半に到着しても入れそうな感じでした。

ひとまず会場を見物。中学校からは徒歩5分くらいかな。参加賞Tシャツを交換してもらいました。

会場はコンパクトにまとまってて良い感じ。市の中心施設を利用しており、ここに更衣室やら常設トイレやらがあり、それを利用可能。ちなみに仮設トイレもありました。


駐車場となっている中学校の体育館も開放されており、待機場所としては十分です。
中学校→会場に移動するルートに穴場トイレがあり、そこで待ち時間なく用足しできましたし、その他のトイレも大きな待ち時間はない模様。全体的に快適です。

陸連公認レースだけあってスタート前給水もあり。スタート前からコカコーラももらえます笑

レースは30分前招集。誘導の人についていけばOK。ブロックの並び順はタイム自己申告方式で並べばよく、公認ランナーは最前方だ。遅い公認ランナーが恐縮する系のやつです。とりあえず最前列に並んだからにはスタートダッシュを決め込んでランナー渋滞の原因にならないことが大事。それができなければ後ろに並ぶべしです(個人的意見)。

フルマラソンの10分前にハーフマラソンがスタート。花火も上がって盛り上がる。

そしてフルマラソンのスタートへ。スタート直前にゲストランナーのM高史さん登場。なんと11年ぶりの自己ベストを狙っているそう。叶えばまさに現状打破!

9時30分、号砲!

4年ぶりの紀州口熊野マラソン・フルの部の幕開け! 昨日は雨降ってたけど、今日は雨が上がって曇り空。ちょうど良い気候。Tシャツ1枚に、今回はビニールの防寒なしでスタートだ。気温的に耐えられるってのと、7km地点くらいまでエイドがないので、ビニール持ってるとなかなか捨てれないというのもあり。

とりあえず最初はぶっ放す。自分にとっては中13日しか空いていないフルマラソン。だけど、間が空いていない場合でもそれなりのタイムが出るのが常だし、事前の体調はなかなかよくて、楽しく走れる。

ところがやっぱり予定していたタイムはでない。5キロラップが予定より10秒遅れ。調子の良さに対して無理のないスピードにしていたのだけど。
それでも前半は予定よりは遅れつつもそれなりのタイムで中間点へ。悪い時は中間点に達した瞬間に歩き始めるとかしていたので、今日はそんなこともなく、良い感じ。

だけど中間点超えてからなかなかだるくなってきた。なんか、足に疲労があるのと、内臓にも負担がかかってる気がする。結論として、2週間前のフルの疲れが取れてない。まじか。自分の身体なのに、難しいぜ。

ところで、コースがとても良い。多少のアップダウンはあるも、ひどい坂があるわけでもないのでそれなりにフラット基調。風がほとんど吹いていないのでアゲンストの風に悩まされることもなし。

沿道の応援は少なめながらも一人一人が温かい。そして、熊野という名前のマラソン大会だけあって世界遺産・熊野古道を少し走ることができる。はじめて訪れる熊野古道がまさかのフルマラソンだ。

エイドも水・アクエリアスと揃っており、中盤からはみんな嬉しいコカコーラの配備も!後半はコーラばかり飲んだな。後半になるとこの季節なのにスポンジもあり、暑がりの自分にとってはとてもありがたい。

紀州だけあって梅干しのエイドもありました。

自分は終盤のお腹が空いた時に「かげろう」という銘菓をいただきました。シュークリームのようなさっくり感で喉を詰まらせることなくいただけました。

それにしても本当に調子が悪い。26km以降は歩いたり走ったりの繰り返し。ひどい。

終盤になってくると膝痛が来そうな感じまでしてきて、さらにスピード出せない。今日が最後の降るならばちょっと頑張るところだけど、この後にまだ複数の大会が控えていることを思うと、ここで故障するわけにはいかない。

終盤の2.195kmをこれだけ恨めしく思うのは久しぶりの感覚だよ。フルマラソンを切り良く40kmに設定しなかった昔の人を恨みたい。

でもさすがに最後の1kmは歩かずになんとか走る。最後に車道を横断するけど、ランナー優先だ。ありがとう。
ラストスパートもなかなか効かず、でもなんとかフィニッシュ! グロスタイム4時間38分ジャスト。自分のフルマラソン史の中でもなかなかと下位のタイム。悔しい。

フィニッシュ後の世話をしてくれる係の学生さんが明るくて救い。

フィニッシュした人にはフィニッシャーズタオルか梅のシロップもらえるそう。梅のシロップ気になったけど、これから東京に持ち戻るには荷物になっちゃうのでタオルをチョイスしました。

ステージではM高史さんの講演。なんと、11年ぶりのフルベスト更新したそうだ。おめでたい!

ラン後、茶がゆのサービスをいただきました。紀州の梅もつけていただきましたよ。

走りはダメダメだったけど、和歌山県唯一のフルマラソン大会をなんとか完走。最低限の結果は残せました。
全国47都道府県フルマラソン制覇プロジェクトは44県目、和歌山県を制覇。残り3県。
この後、中20日でフル、その後 中13日でフル、さらにその後 中20日でフル、と続きます。この調子で走り切れるか。あまり経験のない連戦。今日の調子から行くと、不安だぜ。
今日はめっちゃ目立つ出立ちで走ることになったんだけど、その理由は有料エリアにて。

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