こんにちは！GENTRICHの鹿谷（@Kentoshikatani）です。
2020年も残すところわずか10日ですね。今年は新型コロナウイルスの世界的流行によって、あらゆるシーンにおいて大きく変化のあった一年でしたね。これまでの当たり前がそうでなくなり、また当たり前ではなかった物事が生活の中で大きな存在へと変化したり。
個人的にすごく感じることとして、「自我」と向き合う時間が増えたことで人間関係や仕事、食生活や身体のことについて見直す機会が少なからずあったのではないかと思います。特に、在宅時間が増えたことで圧倒的に運動量が減り、運動や食事について以前よりも意識がいくようになった人は多いことでしょう。
ダイエットというのは永遠に廃れることのないものなのかもしれませんが、これを機会に正しい情報と、自分にあった選択をするための最低限の知識をつけることは、今後の長い人生においても大切なことだと強く感じます。今回は、そんなダイエットの基礎的な考え方をお伝えしたいと思います。

ダイエットにおける勘違い

まず、ほとんどの方がダイエットというものについて勘違いをしています。以前の記事でも何度か同様の解説をしていますが、「ダイエット＝体重を落とす」ではないです。おそらくダイエットをしている大半の方は、体重が落ちたか否かで一喜一憂し、このダイエットは効果があっただの失敗しただのと思ってしまっていますよね。

このような発言をよく耳にしますが、これ勘違いしないでくださいね、ほぼ水分による体重増減です。皆さんの思う「痩せる」というのが、体重を落とすことであればそれでも問題ありません。糖質というのは水分を引き込む作用があるので、糖質をたくさん摂るとその分水分も一緒に引き込むことで体重が増えます。逆もしかりで、糖質を制限すると一時的に水分も抜けるのでその分体重は落ちます。ただこれは、脂肪を増減したのではなく、単純に水分が増減しただけなので本質的には痩せてもいないし、太ってもいないということです。
おそらく皆さんが思う理想型というのは、無駄な脂肪が落ちて、女性であれば女性らしいラインを残しつつ腹筋にはうっすらと縦線が入り、手首や足首から脹脛にかけては細く引き締まり、バストやヒップには丸みを残してくびれも欲しい、という感じなのではないでしょうか。
そしてこれらをすべて叶えようと思うと、それ相応の努力が必要ですしもちろん時間もかかります。ただ、絶対に叶えることができるものでもあるので、自分が目指したい範囲で少しずつ生活に取り入れていくことが大切なのかなと思います。ちなみに上記を実現しようと思うと、ダイエットだけではなく、筋トレも必須です。外人女性のようにヒップを大きくしたい場合、かなり高負荷のトレーニングが必要ですしそのために正しく大臀筋に負荷が乗るように骨盤の位置や使い方を学ぶ必要があり、綺麗なくびれが欲しければ、腹筋なんかしなくていいので肋骨をしめるように正しい呼吸を身に付ける必要があったりと、やることはたくさんあります（この話はまた今度）。
話を戻しますが、理想とする体型を目指してダイエットを成功させるためには、根本の考え方を正しましょう。

ダイエットにおいて必要な基礎の考え方はこれだけです。

体重の増減を気にしすぎてはいけない

まず、前述した通り体重の増減の大半は水分によって起こっていることが多いです。しつこいようですが、前日に糖質の多い食事をしていれば当然体重は増えるし、逆の場合は減ります。ただこれは水分の増減であって脂肪の増減ではないのです。ダイエットの基本は、できるだけ筋肉を残しつつ、無駄な脂肪を落としていくことだと理解しましょう。体重はあくまでその目安です。このようなケース以外でも、体重が落ちなくて悩んでいる方は、概ね糖質を摂らなすぎて身体が低燃費モードになっていることが多いです。脂肪を燃やすためにもエネルギーが必要で、そのエネルギーは糖質によって生み出されるのです（いろいろ端折ってます）。そして、糖質が少ないと徐々に筋肉も落ちていき、結果的に代謝が下がり、そもそも脂肪が燃えにくい身体になっていってしまいます。糖質制限で最初は5キロくらいスルスルと落ちていったのにだんだん体重が落ちなくなって、食事量をさらに減らしても全然落ちなくなってしまった、、、という方の大半はこの理由だと思います。野菜中心の食事にして、炭水化物は朝おにぎり食べるくらい、運動も自宅で動画をみながら腹筋してるのに、、、という方、多分そうなってます。

ダイエットの基本は脂肪を落とすこと

次に脂肪について、これはご家庭にある体重計などで正確に測れるものでもないので、きちんと食事管理をしつつ見た目の変化で確認していきましょう。毎日は少しずつの変化でも、毎日写真で記録しておくと二週間、一ヶ月経った時にその変化は目に見えて実感できるはずです。ではどのように脂肪を落としていくのか、これは主に食事と運動、そして腸内環境、この3つです。この辺りの方法論については以前の記事でもご紹介していますのでぜひご一読ください。

最適なPFCバランスで糖質を見方につけよう

上記で説明したように体重が落ちなくなった人は特に、PFCバランスをまず見直して、自分にとって1日に必要な栄養は何をどれくらい摂らないといけないのかということを理解しましょう。こちらも詳細は以前の記事でご紹介しています。絶対一度読んだ方がいいです。

ダイエットについて様々な情報や商品が世の中にはありますが、これらの基本を理解していれば、誇大広告に騙されることもなくなりますし、自分のペースで自由に身体と向き合うことができるようになります。この機会に一度向き合ってみませんか？

▽【必痩】痩せたいデブはロジカルに痩せろhttps://note.com/kentoshikatani/n/n8bf64a675bdb

▽炭水化物をちゃんと食べた方が痩せる
https://note.com/kentoshikatani/n/nadc083adcc62