Kento Sekine|関根 賢人

ガーナの唐揚げ屋さん。

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マガジン

  • FOOD|食べもの

    料理をつくったり、食べたり、生産者になったり、生き物をつかまえたり、食のことを考えてみたり、食に関わるいろんなことをします。

  • LIFE|いろいろ

    仕事だったり、趣味だったり、人生だったり。西アフリカの方にいく予定です。音楽家になりたいです。

  • TRAVEL|旅

    国内でも海外でも家の近くでも、いろんなところを旅するのが好きです。これまでに47都道府県、50ヶ国を訪問。

  • SPA|お風呂

    銭湯、温泉、サウナ。いろんなお風呂が大好きです。いいお風呂を巡ったり、つくったりしてます。

最近の記事

  • 固定された記事

より良く生きる。

はじめに今、ガーナの農園にいます。 愉快な家族や村の人たちに囲まれた生活で、あたたかい国ならではのゆったりな時間が流れています。 外を歩けば、ブラ!ブラ!(こっち来て!)と呼ばれ、お話ししたり一緒にご飯を食べたり、人のあたたかさにも囲まれています。 そんな暮らしの中で、星野道夫さんの『旅をする木』という本を読みました。 読んだ感想は「今この本に出会えて本当に良かった」です。 生命について、人生について、ここ最近ずっと考えていたことと交差し、それをアラスカの情景を通して

    • アフリカに熱い食の場を続々生み出すフードカンパニーになりたい話

      今、ガーナのからあげ屋さんの2階テラスで、気持ちいい風を浴びながらパソコンに向かっている。向かいを見れば綺麗な住宅街から出入りする高級車が目に入り、後ろを向くとヤギやらニワトリやらがぴょこぴょこ歩いていて、トタン屋根の前では子供達が裸足で駆け回っている。たった数メートル離れただけで全く時空の違った暮らしが繰り広げられているのがここアクラ。 そんなガーナの都心部で、去年からずっと書こう書こう思ってたnoteにようやく手をつけ始めている。 カーネルサンダース目指すのを辞めまし

      • TOKYO LOCAL GASTRONOMY

        富山で土地を味わってきた 5年ぶりにレボさんにお邪魔してきた。 拠点を山奥に移してからは初めての来店。 技術や情報の革命のおかげで、ぼくらは世界中ほとんどどこにいたっていろんなおいしいに出会うことができる。 もちろん僕が住むアフリカ大陸などはいまだ大きな差があるとはいえ、どこの国でも都市に出れば基本的な食材は買えるし、それなりの飲食店はあるし、Youtubeを見ればお家で簡単に10000キロ先のおいしいを再現できる。ほんとすごい時代。 さらにTOKYOみたいなビッグシ

        • 好きな食べもの

          一番好きな食べものってなんだろう。 ちょっと果てしなくて、一生答えなんて出せなさそう。 けど、自分が何が好きなのか、どういうものに惹かれるのかをちゃんと把握しておきたい。そう思って、ただただ超自己満足に「好きな食べもの」を棚卸ししてみようと思った。 「で?」って感じだと思いますが、心優しい暇な人はぜひどうぞ。文章というより、ただのメモ書きですが。誰の得にもならない、けど自分の人生をたぶんちょっとだけ豊かにしてくれそうな、好きな食べものの棚卸し。 今ぼくはガーナという国

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        記事

          やりたいことなんて見つからない

          「やりたいことってどうやって見つけたんですか?」 「俺はやりたいことなんて特にないんだよなぁ。」 「関根(僕)はやりたいことがあって楽しそうだよね。」 こんなことを言われる機会がちらほらある。 これに対して、僕はやりたいことを見つけたのか?と考えるとちょっと違和感があるし、やりたいことなんてなかなか見つからないものだと思っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 僕の経験を簡単に伝えると、 と、一見、「食」に対してかなり興味関心が高く、最初から「食」の

          やりたいことなんて見つからない

          令和のラーメン激戦区。世界に拡がる「ラーメン」の発信源はここだ。

          「カレーの激戦区と言ったら、どこですか?」 そんな質問を都内でされたら、多くの人が、神保町と答えるのではないだろうか。あるいは、高円寺なんて答える人もいるかもしれない。 同様に、コーヒーの激戦区と言われたら、清澄白河だったり、代々木だったり、意見にばらつきこそあれど、ある程度イメージが湧くのではないだろうか。 ーーーでは、日本の国民食「ラーメン」の激戦区は? 広く括れば、東京は熾烈すぎる超激戦区だろう。都外を見渡せば、言わずもがなの博多や京都、千葉県松戸なんかも強豪ひ

          令和のラーメン激戦区。世界に拡がる「ラーメン」の発信源はここだ。

          楽しい食事のすすめ

          「悪くないんだけど、ちょっと味がぼやけてるかな。もう少ししまりが欲しいね。」 「わーこれ素材の繊細な旨味を引き出してて美味しい!あーけどこっちは化調(化学調味料)めちゃくちゃ入ってるね。」 「イノシン酸系の旨味が強く感じられるから、グルタミン酸系の素材を合わせたら、さらに深みが出ておいしくなるんじゃない?」 誰かとおいしい食事を囲んで、感想を言い合うのは面白い。 自分とは違った視点を覗けて話が弾んだり、想像もしていなかった食材の組み合わせを思いついたり、面白いことだら

          楽しい食事のすすめ

          「銀行員を3ヶ月で辞め、料理の道へ」就活をゴールにしない生き方。 【※転載】

          2018年3月に、「ぼくらとシゴト」という素敵なWebメディアに取材してもらったことがあるのですが、この度そちらのメディアが封鎖になってしまったということで、備忘録的にこちらに記事を転載しておきます。今見返すと、考え方がけっこう変わっていたりもしますね。(writer : 中本れみ) (https://readyfor.jp/projects/11262/announcements/92878) ーーーここから記事本文ーーー 大学卒業後、3ヶ月で銀行を退職し、シェフの道へ

          「銀行員を3ヶ月で辞め、料理の道へ」就活をゴールにしない生き方。 【※転載】

          WWOOFのすすめ

          WWOOFとは みなさん、WWOOFという言葉を聞いたことがありますか? これは、World Wide Opportunities on Organic Farmsの略で、有機農業に興味を持ち、農家のもとで農業やスローライフを体験してみたい人とその農家とを繋ぐNGOのことです。 1971年にイギリスではじまり、その活動が評価され、その後世界各国で発展しました。 オーガニックな思考を持つ農家が、国籍に関係なく、農業に興味を持つ人を受け入れ、その機会を与えているのです。

          サウナハットを作る

          みなさん。 サウナに入る時、サウナハットを被ってますか? てかそもそも、サウナハットって知ってますか? サウナに入っていると、極々たま〜に見かけるあの帽子。 フェルト生地で、かぶると妖精みたいになれるあの帽子。 そうです、これがサウナハットです。 北欧ではお馴染みの帽子なんです。 では、何故みんなサウナ室でこんな帽子を被っているのか。 理由は主に2つあって、1つ目は "髪の毛・頭皮の保護"、2つ目は "熱さの軽減"です。 サウナ室の中は、かなり乾燥しています

          サウナハットを作る

          未知なるコーヒーを探してみる

          みなさん。 突然ですが、コーヒーはお好きですか。 僕は好きです。 せわしなく過ぎていく日々の生活。その譜面に休符を打つ一杯の飲み物。それが注がれたカップなり、気分によっては湯呑なり、あるいはタンブラーなんて人もいるかもしれないが、そこからは心をほぐす香りが優しく広がり、まるで銀座の裏路地の地下にあるジャズ喫茶に降り立ったかのような穏やかな時間が流れる。その優しく奥深い香りに人々は魅了され、今日もあなたはそれを飲む。 あぁ、コーヒーが好きだ。 おそらく、こういう思いを

          未知なるコーヒーを探してみる

          2025大阪関西万博へ。 「34日間世界一周」

          1. 前書き①Design Future Society for Our Lives いのち輝く未来社会のデザイン ”Design Future Society for Our Lives” この言葉、聞いたことありますか。 これ、2025年に向けた、すごく大事なキーワードなんです。 てか そもそもみなさん。 2025年に何があるか知ってますか。 五年に一度、世界中からたくさんの人が集まる祭典。 人類共通の課題の解決策を提示する祭典。 大阪在住の人はよく目に

          2025大阪関西万博へ。 「34日間世界一周」

          おいしくて、安くて、簡単な、ぼくの秘伝の調味料。

          1. 前書き 以前こちらのnote(https://note.mu/kentotti18/n/n34d6d704190e)で書いたように、おいしいにはいろんな種類があると思う。 その中でも今回は、「極限までご飯を食べずにお腹を空かせ、久しぶりに口にものを入れた時のあの卵かけご飯」について。 ---------------------------------------------------------------------------- 2. 空腹こそ最高の調味料

          おいしくて、安くて、簡単な、ぼくの秘伝の調味料。

          おいしいを増やす

          1. 前書き おいしいって何だ? 子供の頃に日が暮れるまで外で遊びまわって家に帰ると用意されていた、お母さんが作る野菜たっぷりのあのカレー。 テニスコートを往復して疲れきった時に飲んだあのアクエリアス。その後シャワーも浴びずに部活帰りにみんなで寄り道して食べた、ちょっとしょっぱいあのラーメン。 お正月に親戚のおじちゃんが注いでくれた、一本数十万円するあのワイン。エチオピアの農園で生産者の方々のこだわりを聞いた後に飲んだあの一杯のコーヒー。 旅先でお金がなくて困ってる

          おいしいを増やす

          東京都内で食の世界一周旅行?!都内の外国料理店を巡った料理人が選ぶ、ご飯が美味しい国ベスト10!

          旅の醍醐味は何と言っても「食」! そんな旅人ってけっこう多いのではないでしょうか。 旅先で現地の人に混じって屋台飯を食べ歩いたり、今まで食べたことのないような美味しさに出会って感動したり、仲良くなった旅人から異国の家庭の味を伝授させてもらったり。その土地を知るのに「食」ってすごく大事なものだし、だからこそ「食」を楽しめば旅の楽しさが何倍にも膨れ上がりますよね。 一方で、世界中の料理を食べてみたいけれど、なかなか世界各地に食べ歩きに行けない人もいると思います。 そんな時

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          企画倒れしました。 in Fiji

          僕は今、「お金に限定しない価値交換」に興味がある。 何かサービスを提供し、その代わりに○円を貰うのではなく、相手の特技(歌とか絵とか)やハグなど自由なリターンで返すというもの。投げ銭でも構わない。 一般的なお金に限定した価値交換だと、サービス⇄○円という交換が行われてそれでおしまいだ。それ以上何も広がらない。けど自由なリターンにすれば予想してなかったモノコトが得られたり、その場にいる人の掛け合わせでどんどん面白いことが生まれていくかもしれない。 ”こっちの方が絶対世の中面白

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