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機能美と造形美

あまり詳しくはないのですが、好きな分野として「デザイン鑑賞」をするのが好きです。

これは、絵画などの美術鑑賞のように、日用品や工業製品の美しさを堪能するという、ちょっとマニアックな趣味です(笑)。

今ではかなり浸透してきている、優れた商品デザインに贈られる「グッドデザイン賞」。

使いやすさと見た目の美しさを兼ね備えたデザインというのは、使用者に快適性と優越性を与えてくれます。

…ここで、そういった「機能美=使いやすさ」と「造形美=見た目の美しさ」を兼ね備える商品をお伝えすれば、もしかしたら、PV数が伸びるかもしれませんが、私のモットーは「バズらない」こと(笑)。

…まあ、正直に言うと「バズらない」というより「バズれない」なのですが…( ̄▽ ̄;)。

ということで、今回は「美を感じるポイント」について書いていこうと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

(*'▽')…超絶ニッチな世界になると思うので、ホントに最後まで読んでいただいた方は、きっと神様だと思います<(_ _)>。

グッズ・機械・キャラクター・マシン・イヌをモチーフ

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レベル1:「カワイイ」という造形美

まずは、それなりに共感も得たいので、無難なところから…(笑)。

例えば、女性の方には根強い人気の「キティちゃん」。

ハローキティ・ヌイグルミ

実は時代の変化とともに、顔や体形が微妙に変化しているって知っていました?

一言に「カワイイ」といっても、それぞれの時代で定義は異なります

永く愛される秘訣は、時代に即したデザインを追求してきたからこそなのではないでしょうか?

また、日常生活には「キャラクター」でなくとも「カワイイ」は存在しています。

コンセント・シュミラクラ現象・カワイイ

…上記の画像、コンセントなのですが、人の顔に見えませんか?

このような事象を「シュミラクラ現象」と呼ばれています。

シミュラクラ現象(シミュラクラげんしょう)とは、人間(ヒト)の目には3つの点が集まった図形を人の顔と見るようにプログラムされている、という脳の働きである。(Wikipediaより)

私は、こういったデザインが好きなのです。

シュミラクラ現象は、家の窓壁のシミなど、あらゆるところで探すことができるので、個人的な楽しみの一つです。

(-_-;)…もっとも、壁のシミを見つめてニヤニヤしている姿は、相当ヤバいヤツだと思いますが(笑)。

エンジン・パーツ・部品・モーター・ギア・トランスミッション

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レベル2:「美しく」洗練された機能美

工業製品には、さまざまな規格や制限があります。

車のエンジンやトランスミッションであれば、車体に対しての規模や重量が制限されながらも、制動性や加速性、耐久性などを向上させなければなりません。

ですから、いかにムダを省いていくかを追求していく過程で、一つの答えに到達し、世に出荷されます。

そこには、直線と曲線が織りなす人工物でありながら生命を感じさせる美しさがあり、無骨さと繊細さの両立という黄金比に、ウットリしてしまうのです( *´艸`)。

今現在の人気度は分かりかねますが「工場夜景」に美しさを感じる方が増え、ツアーが組まれたりもしましたね。

コンビナート・夜景・パイプ・ライトアップ

こちらも、機能を追求した結果、思いがけずに創造された美しさが、人の心に響いたのだと思います。

(;´・ω・)…どうでしょうか?

(;^ω^)…ついてきてますか?(笑)

ジオメトリック・ダークメタル・デザイン・コイル・キューブ

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レベル3:エレメントとマテリアル

最後に、完全なる趣味の世界になりますが、私は「要素や素材のフォルム」に美しさを感じることがよくあります。

人工物であるのに不規則性を感じるラインや、自然物であるのに規則的なカタチ。

画像7

アイス・結晶・枯れ葉・雪の結晶・自然美

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なぜ、このようなカタチになったのか?

専門家ではないので、結論が出せない問いなのですが、そこに想いを馳せることに、すごく満たされる感情があるのです。

エレメント=要素」や「マテリアル=素材」という、本来は単体として完成されていないもの。

ですが、これらが持つ美しさが集合したときに、さらなる美しさを形成するという「美の連鎖」。

美しいと感じる感情と、美しさを秘めた物体がなければ、デザインに進化はなかったかもしれません。

その連綿と続く「美の歴史」を心の中で堪能すれば、ストレスフルな日常を忘れ、心が満たされると思うのですが…これって私だけなのでしょうか?(笑)。

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ということで、お読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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