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自分の人生をプロデュース!〈終章〉夢をあきらめない ~続ける方法~

前回は「自分の人生をプロデュース!〈第5章〉アファメーションで夢を実現! −後編−」でした。

〈第1章〉では「自分の人生を自分で決めよう」と伝えました。
〈第2章〉では「自分軸の重要性」を伝えました。
〈第3章〉では「本当にやりたいこと」を見つけて「夢を掲げよう」と伝えました。
〈第4章〉では「言葉の重要性」と「セルフトークで自己肯定感を上げよう」と伝えました。
〈第5章〉では「アファメーション」を実践して「夢を実現しよう」と伝えました。

で、今回は最終章。

せっかく夢を実現させるための行動をしていても、途中であきらめてしまっては本当に勿体ない。

この章では「どうしたら夢をあきらめないでいられるか?」「どうしたら夢を追い続けていられるか?」をテーマにお届けします。

【3つの続ける方法】

1.自信を失いかけたら、数か月前の自分と比べてみる

夢を実現するために行動します。しかし「思うようにいかない」と感じて自信を失ってしまい、「自分にはできないんじゃないか」と思い、夢をあきらめてしまう場合があります。

そうならないために、自信を失いかけてきたときに、数か月前の自分と比べてみることをおススメします。

例えば、あなたの夢が「英語をペラペラ話せるようになる」だとします。あなたは、1年前から勉強を始めています。そして「今」に至ります。「半年前の自分」と比べてみてください。「半年前の自分」と「今」では「今」のほうが明らかに進歩していますよね。「1年前の自分」と比べてみたらもっと進歩しています。

少しずつ、なりたい自分に近づいているものなのです。日々の努力や経験が、知らず知らずのうちにあなたを成長させているのです。

ではなぜ? 自信が持てなくなってしまうのでしょうか?

それは、今のあなたは数ヶ月前のあなたと比べて、更に上を目指そうとしているからです。
ですので、すでに成長しているのにも関わらず、もっと上を目指し始めたものですから「まだまだ劣っている」と思い込み、自信をなくしてしまうのです。

仮に「半年前のあなた」が「今のあなた」を見たらどうでしょう?「半年前」より「今」のほうが明らかに進歩していますので、「凄い!こんなにできるんだ!」と自信になるはずです。

あなたは、この数ヶ月間で確実に知識が増えていますし様々な経験をしていますので、確実に成長しているのです。

ですので、本当は自信を持って良いはずなのです。ただ単に、もっと上を目指し始めたものですから「まだ劣っている」と思い込んでいるだけなのですから。

挫折しそうになったら、この記事を思い出してください。

2.他人と自分を比較しない

他人と自分を比較して、自分のほうが劣っていると思い、自信を失い、夢をあきらめてしまう場合があります。

そうならないために、他人と自分を比較しないことをおススメします。

なぜかといいますと、他人は他人、自分は自分。全く違う存在ですので、比較してもしょうがないからです。

例えば、憧れのギタリストがいたとします。あなたはそのギタリストのようになりたくて頑張ってギターの練習をしています。しかし、ふと、そのギタリストと自分を比較してしまいます。そのギタリストは、あなたより経験豊富でテクニックも上です。そして、あなたは自分のほうが劣っていると思い、自信を失ってしまうのです。ただ、ちょっと考えてみてください。経験やテクニックはそのギタリストのほうがプレイをしている歴史が長いわけですから、その人が上なのは当たり前ですよね。ですから、わざわざ比較をして自信をなくす必要はないのです。

憧れの人のようになりたいと思い、その人を目標に頑張るのは、とても良いことです。ですが、それと比較とは全く違うことです。

     *

他人と比較してしまう気持ちは分かります。僕だって比較してしまう時がありますから(笑)

僕は先々月からラップの歌詞を書くようになりました。「もっと上手く書けるようになりたい」と思い、プロのラッパーの歌詞を見て勉強もしてますが、プロはやっぱり上手いんですよね。カッコ良く韻を踏んでるんです。そんな時「あー俺は下手だなぁ~😅」と思ってしまうんです(笑) でも、ふと、我に返って考えてみると、プロのラッパーはプロですので上手いに決まってるんですよね(笑) プロと比べて僕が下手なのは当たり前。だから、落ち込む必要はないんです(笑) それと、上記の『1.自信を失いかけたら、数か月前の自分と比べてみる』でも言っていますが、僕だって、初めてラップの歌詞を書いてnoteへアップした時より今のほうが少しは上手くなっていると感じますので、進歩してるんです。そう思うことで、心がまた前向きになるのです。

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ま、「思わず比較してしまう」というのは本当に良くあることです。だって、子どもの頃から他人と比較される教育の中で育ったんですもん。それが身に付いてしまってますよね(笑) ただ、本当に比較してもしょうがないですし、自分のペースが大切ですので、もし比較しそうになったら、この記事を思い出してください。

3.下手にやる

僕はnoteの記事を書いているとき「もっと上手く書けるんじゃないか?」と思って、立ち止まってしまう時があります。そんな時は「そんなの関係ない。今の自分はこれなんだ。下手で良いんだ。何にもやらないよりマシなんだから」と言い聞かせます。そうすると気が楽になるんです。

それと上記の記事ともリンクしますが、他人と比較してしまうのは「技術ばかりを追おうとするから」というのもあります。でもね。技術が良ければ良いってもんでもないのです。いくら技術が良くても第三者に伝わらなければ意味がないですから。大切なのは伝えようとする気持ちだと思うのです。上手いとか下手とかを気にしないで、やり続けることが大事で、やり続けることで技術は後から付いてくると思うのです。

また僕の話になってしまい申し訳ないのですが、僕はロックが好きで、中学3年まではテクニック系のハードロックを好んで聴いていました。で、高校に入りパンクロックに出会ってそれに魅了されたのです。パンクバンドって決して演奏が上手いとは言えません。今は上手いバンドも沢山ありますが、僕がパンクを聞き始めた1980年ごろは演奏が上手くないバンドが沢山いました。しかし、それでもアーティストの伝えたいことが、僕の心臓にビシッ!と伝わるのです。とにかく伝わった!その時僕は思いました。演奏力以上に伝える力のほうが大切なんだなと。

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「下手にやる」というのは、岡本太郎さんの超名作本『自分の中に毒を持て』を読んで学んだことです。

熟すということは、技能や熟練と関係ないというのがぼくの信念だ。芸術はもちろん、スポーツも歌も会話もすべて、下手なら、むしろ下手こそいいじゃないか。そう思って平気でやればいい。もっともっと下手にやろうと決心すれば、かえって人生が面白くなるかもしれない。

うまいヤツほど自分がどの辺の位置に入るのか、まず “基準” の方を先に考える。

しかし、そんな基準なんて度外視して、下手なら下手なりに、自分は下手なんだと決意すれば、もっと自由な歌い方もできるし、スポーツにしても、ナリフリかまわず自由に動くことができるだろう。

自分からひき退って、ジメジメして下手であることを認めては駄目だ。そうじゃなく、自由に明るく、その人なりのユニークな下手さを押し出せば、逆に生きてくると思う。また、その方が人に魅力を感じさせる。

岡本太郎『自分の中に毒を持て』より抜粋

この本の魅力をお伝えいただいているYouTubeがあります。

9:45~が「下手にやる」について語っています。もちろん、それ以外も全て素晴らしい内容ですので、是非ご覧になってください。

 

アファメーションを続けることで、夢を実現させるための「見えない力」が働く

続ける方法を3つお伝えしました。続けることで、ぜひ夢を達成してください。

アファメーションを続けることで、夢を実現させるための「見えない力」が働きます。
最後にこのお話しをして、このシリーズを終了したいと思います。

     *

アファメーションで「自分は〇〇になった」と、すでに夢を達成している状況を言葉にして自分に浴びせまくります。そうすることで「自分は〇〇になった」と思い込み、夢をかなえている自分が当たり前と思っていくのです。

しかし、現状では「自分は〇〇になっていない」のも事実です。そこで「自分は〇〇になった」と「自分は〇〇になっていない」とのギャップが生じて「なんで○○になっていないんだ!」と思い、そのギャップを埋めようと無意識に「見えない力」が働くのです。「俺はこんなんじゃない!〇〇のはずだ!」ってことで、もの凄い力が働き、〇〇に向かって動き出すのです。

その結果、無意識に「〇〇になるにはどうしたらいいか?」と思い、〇〇になる為の情報を探し出すのです。そして、その繰り返しと積み重ねの行動により〇〇になるのです。

ただこれは「〇〇になった」というアファメーションが強くないといけません。なんとなく「〇〇になりたいな~」では効果がないのです。「〇〇になった」を強く思えるのは「本当にやりたいこと」になります。ですので、「本当にやりたいこと」を見つけるのが一番根底にある大切なことなのです。

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あともうひとつあります。

いくらアファメーションが強くて「見えない力」が働いても、その思いが弱くなってしまったり、その思いを止めてしまうと、また現状に戻ってしまいます。言葉が現実を創っていきますので「現状」という言葉に支配されてしまうのです。ですので、言葉の力を逆に利用して、アファメーションを強く思うことを続けていき、「見えない力」と共に夢の実現に向かっていくことが必要なのです。

僕もアファメーションを強く思い行動しているつもりですが、それが弱くなってしまう時があります。そうならないように、もっともっとアファメーションを実践していこうと思っています!


おわりに

今年6月に『自分の人生をプロデュース!』の連載を始めて、今回で終了になります。

長い間、読んでいただきありがとうございました。

シリーズものの記事は初めての試みでしたので、やってみて本当に勉強になりました。

やる前は、大まかな構想はあったのですが、いざやってみると全く予定通りに行かなかったです😅

当初の予定ですと〈第5章〉で終了でしたが、それまでにまとめることができなくて、この章まで来てしまいました(笑)

特に〈第3章〉と〈第5章〉は、1つの章にまとめることができなくて、前編・後編のパターンになってしまい四苦八苦しました(笑)

あと、「どういう風に表現しようかな?」と考えすぎたりして、思うように更新できなかったってのもありますね💦

ただ本当に勉強になったのは事実です。この記事を書くために、今までに読んでいたコーチングやアファメーションの本をもう一度読み直したりして、また、自分の言葉に置き換えたりして「深い試みができたな」と思っています。

後でこのシリーズを、自分自身で最初から読んでみようと思います。きっといろいろ修正したい箇所がででくるんでしょうね(笑)「この文章はいらないな?」とか「このエピソードも入れておけば良かったかな」とか・・・(笑)

いずれにせよ、やってみて本当に楽しかったです😆
なんか、やり遂げたという充実感があったりしてます(笑)

ありがとうございました🍀

※ 今までの章は、すべて下記のリンクから見れます。
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