なぜ俺は俳優になれないのか④映画オーディション前編

初めましてソウマです。ぜひナンバリングの一番からご覧ください。

前回の大大大有名事務所のオーディションを受けて数ヶ月、インスタグラムで見た映画のオーディションを受けようと思いました。「出演者決定オーディション!」とかいうので。

で、調べてみてもあんまよく出てこないけど監督名はきちんと出てて、(一部の人が知ってる俳優さんが過去に同じ企画で主演してるくらい)まぁそれなりにちゃんとしてるのか…と応募。

数週間後、どこどこ駅に集まってください、と集まったのが7人くらい。で、午前の部というのに回されたのが私含め3人。

音大出ましたっていう女の子と、昔から子役で生涯現役です!みたいな(多分母親より上の)おばさま。

連れてこられたのはボロアパートみたいな雑居ビル。一応何部屋かおさえられていて(スタジオ)と書いてある。ウソだろ。

3人だし前のオーディションと違って実力ある人やんと思いつつ、実技を見せてくれというので3人で即興の芝居。前回と違って数人の即興で知らん人と作る芝居なので、大緊張。みんな芝居ができない。

それを審査したのは知ってる人は知ってる監督、もっとコアな(見たことあるけど)俳優。

流石現場の人なので、的確なアドバイスをくれる。特に僕は未経験ですと伝えると、身長もあるしモデルはやらないのか?事務所に入らないと俳優の仕事は来ないし、華があるから○×事務所くらい受けろと言われる(本当に)

テレビに出る人から褒められる、というのはふつうに嬉しいし、好きな作品の現場はこんなんだったと教えられた。二週間くらい後に審査結果を伝えるので来てね、と言われ(家からバカ遠いところにもっかい行かされた)期待と不安が入り混じったまま帰った。


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