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「負けた、悔しい、もっと頑張ろ」こんなムダな決意はゴミ同然。

最近読んだ本に論理的思考について書かれていることが多かったので、新しく一冊を購入。

「世界一やさしい問題解決の授業」

まだ冒頭しか読んでいないが、スゲー大切なことが書いてあったので、簡単にまとめる。

なにか問題が起きた時に、うまく対処をして失敗を良い経験にして、次の機会では結果を残せる人ってのは、論理的思考がうまい。

論理的思考ってのは、簡単に言うと下記のような感じ。

  1. 問題提起

  2. 問題の原因を探る

  3. 解決策を行動に落とし込む

  4. 結果に繋げる

言われてみれば当たり前の話なんだけど、これを実際に遂行するのは簡単ではない。

なぜなら、失敗したときってのは理屈を抜きにして「次はがんばるぞ!」と意思を固めがちだから。

次の機会に向けてエネルギーを燃やしていくのも、大切なんだけど、それって、長続きしないんだよね。

俺の失敗例でたとえると、去年フィジークの大会で予選敗退をして悔しい気持ちを胸に抱いて、とにかく来年に向けてがんばるぞ!と気持ちを新たにする。

しかし、気持ちを新たにするだけで、なにが原因で予選敗退をしたのか?どんな行動をして、結果を出すのか?ここを明確にしていないから今年も予選敗退している。

多少はトレーニングを重ねて身体が成長したり、トレーニングや減量がうまくなった可能性もあるけれど、それは偶然の産物にすぎない。

原因を探って、解決策を行動に落とし込んで実りのある1年を過ごしていないから成長ができない。

悔しい気持ち、意思を新たにする、これらは長続きしない。

乃木坂のライブと一緒。

ライブを見た直後は、可愛い女の子が元気いっぱいに踊っている姿を見てテンションが上がり「明日から頑張るぞ!」とエネルギーをもらえる。

けれど、こんな劇薬は3日も持たない。

なぜなら、一時的なテンションに頼ってモチベーションを上げているだけだから。

予選敗退して「マジで悔しい、来年はもっと頑張るぞ!」と気持ちを新たにするのは聞こえもいいし、そんな自分に浸れる。

でも、そんな意志を固める行為ほどムダなものはない。

年が明けて、新年の目標を決めるのと同じ。

良い区切りとして、テンションが上がっているから、大きい目標を語るけれど、3日も経てばそんなモチベーションは消え去る。

では、どうすればいいのか?

負けた原因を細かい要素分解して、原因を追求する。

その原因を改善するための方法を洗い出して、実際の行動に落とし込んでいく。

この過程に「意志を固めて筋トレを頑張る」といった要素はない。

頑張るのは当たり前の話で、なにをどうやって頑張るのか?ここを明確にしなければならない。

筋肉を付けなければならない。だからもっと毎日の筋トレを追い込んで頑張る。こんな思考をしていたんだなと反省。

もっと、論理的思考を身に付けられるよう勉強あるのみ。

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