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圧倒的自由時間を増やす方法

繁忙期ということで、「忙しい忙しい」という言葉をよく耳にしますよね。
ということで今回は、本当に忙しいのか?忙しくても自由時間を増やす方法についてご紹介していきます。


圧倒的自由時間を増やす方法

本当に私たちは忙しいのか?

「全米時間配分調査」[1]は、メリーランド大学のジョン・ロビンソンさんが行っている調査で、数十年にわたって「アメリカ人はどうやって時間を使ってるのか?」ってことを調べてくれています。

忙しい忙しいと昔から言っている人が多いですが、「実はみんな思うほど忙しくない」ってことがこの結果からわかるんです。

具体的には、

  • 多くの人は、「週に60〜64時間ほど働いている」と思っているが、実際の労働時間は平均で週約44時間程。

  • 「週に65〜74時間は働いてる」と思ってる人の、実際の労働時間は週に約52時間程。

  • 「週に75時間以上は働いてる」と思ってる人の、実際の労働時間は週に約55時間程。


自分も含め、意外と忙しくないんですよね。
私も「超忙しい!!」とか思っていても意外とアニメを見る時間があったりとよくよく考えると「意外と時間あったんだ」って瞬間があります。


なぜ忙しいと感じるのか?

テクノロジーの発達もあり、現代は細かいタスクの切り替えやマルチタスクをする人が多く、これらの行動が時間感覚を汚染し[2]、焦燥感や時間不足の原因になっていると考えられます。

具体的には、

  • メールやSNSをちょこちょこチェックする。

  • テレビを見ながらSNSをいじる。

  • すぐに切り替わるショート動画。

  • 作業をしながら音楽を聞く。 など

こういった行動が時間が不足の原因とも言えます。

時間感覚を取り戻す方法

それでは、どのようにすれば時間不足を感じずに主観的な自由時間を増やすことができるのか?その方法についてご紹介していきます。

1.ニクセンを作る

オランダ語で「あえて何もしないこと」「目的を持たずに時間を過ごすこと」を意味する「ニクセン(Niksen)」というリラックス方法があります。

ニクセンは、ストレスの解消につながると言われています。1日のスケジュールの中に空白の時間を作り、その時間は「何もしない」ことを徹底しましょう。

「何もしない」というのは難しいという方は、壁のシミや空を「ぼーっと」眺めるというのでも良いですし、湧いてきた思考について考えたり、忙しくて考えられなかった事についてリラックスした状態で考えるというのもありです。

大事なのは目的を持たずにリラックスする時間を設ける点にありますので、その点だけお忘れずに。

2.マインドフルネス瞑想

ニクセンを作るというのにも似ていますが、マインドフルネス瞑想などもおすすめです。マインドフルネス瞑想は、ストレス解消にも効果があるって記事でも触れましたが、時間感覚の修正にも効果があります。

何か作業をしていると「5分ってあっという間だ!」と感じますが瞑想をしていると「5分て意外と長いんだ!」ってことが体感的にもわかるので修正されやすいのです。

3.シングルタスク

マルチタスクがもてはやされる現代ではありますが、ミシガン大学[3]の研究によると、シングルタスクはマルチタスクよりも40%生産性が高いという結果がわかっています。

生産性の観点からもシングルタスクの方が良いですが、マルチタスクだとやることが多いと脳が感じてしまい、時間不足につながってしまいます。

考え方は、マインドフルネスに近いですが、一つのことに集中してタスクに取り組み、マルチタスクはなるべく避けるようにしましょう。


まとめ

テクノロジーの発達により、マルチタスクをしやすくなった現代社会では、時間不足を感じやすく、本来自由時間があるにも関わらず認識できずにいることがわかりました。

時間感覚を修正するためには、何もしない時間やマルチタスクを避け、マインドフルネスの考え方を日常に取り入れていくことが重要であると言える。
自分の自由時間を認識して、自由時間を満喫しましょう!!
では、また!!

おすすめ本


参考文献
[1]
http://www.bls.gov/tus/
[2]
https://ssti.us/2013/05/06/time-pollution-john-whitelegg-1993/
[3]
https://michiganross.umich.edu/

免責事項:以上一部を参考に筆者独自の解釈と科学的根拠に基づいた記事なので、元の研究とは内容が異なることもあります。文献が基本的に英語なので、読み間違えや理解不足の点も多々あると思うので、自己責任でご覧ください。記事にはAmazonアフィリエイトなども含んでたりします。

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