夏休みをどう過ごすべきか?

まもなく天候不順だった1学期が終わり、夏休みが始まります。

夏休みをどう過ごすべきか?これは、多くの保護者の方から毎年話題になります。
・毎日だらだら過ごしてしまう。
・朝起きない、昼夜逆転の生活になる
・部活だけで終わってしまう
・子どもだけで遊びに行かせて大丈夫か?
などなど、心配の種はつきません。

どうすればよいのでしょうか?

夏は子どもたちに、計画をたて、それを実行するトレーニングをしてもらうためには最高のタイミングです。
この力、勉強ではもちろん、仕事においても非常に重要ですよね。
活用してみましょう。

まずは、この夏のテーマを決めてみましょう!

 読書の夏
 運動の夏
 自立の夏
 得意つくりの夏
 不得意克服の夏
などなどなんでもかまいません。
今年の夏、大切にしていきたいことを考えます。

その後、そのテーマにそって、達成可能な目標とスケジュールを考えます。

 夏休みの間に**をできるようにする。
 学校の宿題は**までに終わらせる。
 自由研究に**時間使う。
 本を**冊読む。
などなんでも構わないので目標をたてます。
ちなみに
 夏の終わりの模試で**点とる。というような目標よりは、夏休み中に**時間勉強する
とか、問題集を何ページ分やる。という目標の方がうまくいきやすく、次につなげやすいです。
そうです、まずは自分自身さえがんばれば達成できる目標を設定するのです。
 目標はたてたけれど、それとは程遠い状況で終わった。というお話もよく聞きます。
目標設定初心者の場合、目標は少し低めに設定します。
低めに設定し、それを確実にクリアする。ことで、自信をつけてもらいたいのです。
次回は少し、高い目標にチャレンジしてもらいましょう。

目標が決まったら、そのためのスケジュールです。

 スモールステップで進み具合を点検できたり、ご褒美があったりする形で作ります。また、点検した結果遅れていた時に備えて予備日を作ることも大切です。
例えば、本を10冊読む!という目標を立てた場合、5週間ある夏休みのうち、1週間は旅行やキャンプで実際には4週間が使える期間だとすれば、
1週間には2.5冊読まなければいけないわけです。そこで、土曜日に2.5冊の進捗を確認し、OKなら日曜はお休みでどこかに出かける。だめなら日曜日に頑張って追いつく。というように決めておきます。
こうすれば、少しずつ評価できますし、うまくいかなくても、傷が深くなりすぎる前に、追いつくことができ、目標をあきらめる必要もなくなります。
ただ、最初の1週間であまりに進みが悪い場合、もっと細かく、1日単位で確認できるようにする。目標を下げる、な次善の策を考えます。

大切なのは、まずは親子いっしょにテーマ・目標やスケジュールを作り、一緒に進み具合を点検すること

 小学校中学年くらいからこの種の目標設定やスケジュール作りをすることは極めて大切な学びとなります。
まずはぜひ、親子一緒に、無理のない計画を作ってください。余白多め、がお勧めです。また、進み具合の点検では、叱るのではなく、なぜ進めなかったのか原因を考え、次の週にそこを変えて挑戦することが大切です。
変更することでうまくいけばほめ、だめならまた方法を一緒に考えます。この時点で親子は、目標を達成する仲間です。うまくいったら一緒に喜んでください。
小学校の間にこれで、目標を作り、スケジュールする方法がわかれば、中高生になってもそのままそれを使って定期試験の勉強や受験勉強ができます。
達成できたらぜひ、一緒に喜んでください!ほめる、というより一緒に喜ぶ感覚が大切です。
目標を作り、スケジュールをし、それを達成できれば子どもにとっては自信となります。一緒に大喜びしてください!
達成できたらご褒美、も悪くはありませんが、できれば、達成したことそのものが大きな価値であることを伝えたいので、ご褒美は最小限にしておきたいところです。

もうウチは中高生だ!というみなさん、今からでも遅くはありません。
まずは今年、一緒にやってみてください。中高生はなかなか一緒に、というのが難しい部分もあると思います。
少なくとも、
 無理のない目標や計画か?途中で点検ができるか?を最初にチェックする
 途中経過を一緒にチェックする。(うまくいったら一緒に喜ぶ、だめでも叱らないで、改善策を一緒に考える)
をやることをお勧めします。

夏休み、絶好のチャンスです。
ぜひお試しください。

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考えるイヌ

都内、青山、田園調布、そして本所吾妻橋で、学校の勉強を題材に、考える力をつけることも目的とする、現代の寺子屋「考学舎」を運営しています。知識は必要だけど、それをどうやって自分に取り込み、消化して、自分の栄養にするか?を考え続けてきました。
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