PrintChasrerの機能として前回はログ管理機能をご紹介しました。

様々なログ管理機能で不正な印刷を監視することができます。

PrintChaserには他にも不正印刷を防止するための機能がございます。

それが今回ご紹介するのは印刷制御機能です。

印刷制御機能とは？

印刷制御機能の前に下方のPrintChaserの全体構成図を見て頂こうと思います。

まずクライアントPCにPrintChaserのAgentをインストールし、印刷時にPrintCHaserサーバーに様々なログ情報を保管します。それが前回ご紹介したログ管理機能です。

印刷制御はPrintChaserのAgentが入っている端末で印刷する際、設定されているキーワード、ロジックを自動判別し、それを含む印刷に制限をかける機能です。この機能があることで重要情報を含む印刷に関してよりセキュアな体制を構築することができます。

1．マスキング印刷機能

実際のPrintChaserのAgentが入った端末で印刷した時の印刷制御フローをご紹介します。

①不正印刷の例

例えば下記画像のように顧客データの一覧を印刷し、不正に利用する社員がいると想定します。

②印刷フロー

この顧客リストの電話番号、メールアドレスをPrintChaserが自動検知し、印刷制御の警告ポップアップが出てきます。こちらのポップアップでマスキング印刷を選択します。

③マスキング機能

自動判別した個人情報の一部を※で隠すことができます。このマスキング機能は承認の無い重要情報を印刷させない機能になります。

※マスキングの詳細設定も可能で全部隠すこともできます。

次回は承認後印刷に関してご紹介致します。