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北海道民以外は共感できない記事。

今日はガチのマジで北海道限定の話。ただし北海道民がこの記事をみたら「うわ、たしかに」となると思って書く。


北海道には「なんでもリサイクル ビッグバン」という会社がある。なんのこっちゃ。ちなみにこの記事は案件ではない。


北海道に本社を構える「ビッグバン」は、リサイクルショップを運営しているのだが、朝や夕方にテレビCMを放送している。

そのCMがこれ。この記事を最後まで味わうためにほんのちょっとだけ再生してみてほしい。15秒CMだ。


このCMでは歌が流れていて、おそらく北海道民はこの記事を見て「え、ビッグバンって北海道限定なの!?」と思うはず。かつ、この歌が頭にこびりついているはず。

それくらい放送されてるCMだ。

上記のCM動画で流れているCMソングの歌詞は以下のものである。

〈ビッグバンCM歌詞〉

もったいないから リサイクル〜♫

リサイクルは エコだから〜♫

もったいないはエコになる〜♫

なんでもリサイクル〜♫  ビッグバン♫

さて、このなんの工夫もない歌詞。
クソの気づきにもならないこのCMの歌。

いつものようにテレビを見ていると、このCMが流れていた。そこには変わることのない俺たち道産子のビッグバンの歌が流れている。



もったいないからリサイクル〜

リサイクルはエコだから〜

もったいないはエコになる〜

なんでもリサイクル〜 ビッグバン!



家でコカ・コーラを飲みながらこのCMを思い出してひとりで歌っていた。「もったいないからリサイクル〜♫」をひとりで口ずさんでいると、ある重大な事実に気づいてしまった。


もう一回この歌詞を載せる。
噛み締めるように読んでほしい。

お気づきになることはないだろうか?



もったいないからリサイクル〜

リサイクルはエコだから〜

もったいないはエコになる〜

なんでもリサイクル〜 ビッグバン!

……


この歌詞、三段論法になっているのだ。


三段論法とは、

ある事実やその前提となる正しい情報を起点として、推理を重ねて結論を導き出す手法のことです。

最初に「大前提」と「小前提」があり、最後に「結論」を出します。 三段論法は、古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスが確立しました。

Google先生より


アリストテレス〜!


このCMソング! 三段論法じゃん!!!!!


三段論法はつまり、こうだ。


「A=B」「B=C」ならば「A=C」である。



もう一度ビッグバンの歌詞を見る。

もったいないからAリサイクルB

リサイクルはBエコだからC

もったいないはAエコになるC

なんでもリサイクル〜 ビッグバン


さ、さ、三段論法じゃないか!

もったいないからリサイクル。という事象から、リサイクルはエコ。なので「もったいないはエコ」という結論を類推して視聴者に提示している!!!


こ、これは!!


この重大な事実に気づいた私は、興奮気味に妻に説明した。


「ちょ、ちょ、聞いて!」

「え、なに」

「ビッグバンのCMってさ!」

「あのリサイクルの?」

「そう! あれって!」

「はぁ」

三段論法じゃね!?」

「……うわ、たしかに笑」

「アリストテレスじゃん! ビッグバンって、アリストテレスじゃんかぁ!!!」

「そんなことで興奮してたんだ」


さて、ちなみに、このビッグバン。


私は行ったことがない。


〈あとがき〉
この三段論法に気づいたとき、まさに青天の霹靂、アルキメデスの大発見のごとく興奮しました。今日は北海道民だけがうなずいてくれる記事なので、他の都府県の方を置いてけぼりにして申し訳ありませんが、なんやかんや私は北海道民なのです。今日も最後までありがとうございました。

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