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ネタがないならシャリ食べろ。

マリー・アントワネットが実はめちゃめちゃ優しかった、ってのは知る人ぞ知る人の話かもしれない。

「パンがないならケーキを食べたらいいじゃない」


という言葉は、マリー・アントワネットが言ったとか言わないとか、意訳だからニュアンスが少し違う、だとか諸説あるが、気になる方はwikipediaを見てみよう。


noteの投稿を続けていると「ネタがないので、書くことがない」というような記事を拝見することがある。

いや、たしかにそうだと思う。

書くことって、ないよね。



と、毎日投稿1週間くらいのころの私は
思っていた。


が、あるとき気づいた。



思ってることを書けばいいだけじゃね?



以前、ゆきぽこさんとのLIVE配信中、同じような質問をされたので、私は何と言ったっけ。

細かくはもう忘れてしまったけど「上記の思ってることを書けばいいじゃん」に収束する発言をした気がする。


そんなわけだから、この記事では「ネタがない」をテーマに書こうと思ってるんだけど、ここまでの文字数、実に、439文字である。


ネタがない、というネタの導入部分で
439文字も書けているではないか。

いやいや、それは誰にでもできることではないよ。

いや。

絶対そうではないと思う。誰でもできる。


ネタがないなら、
シャリを食べたらいいじゃない。


こんなワードが思い浮かんじゃったから、記事タイトルにしたけど、かといってこれに続くお話は、ここでは特に何も思い浮かばない。


なんかうまいこと言ってる気がする。


ネタがないならシャリを食べたらいいじゃない。


お寿司ってことでしょ。
文章を書くことをお寿司に例えてるわけでしょ。

あとちょっとで何かが生まれそうだ。


うーん、なんだろ。


お寿司を頼むでしょ。

出てきたと思ったら、上に乗っかってるはずのサーモンがないんでしょ。ネタがない状態だ。

あれ、サーモンがないや、と思うでしょ。だったら何かを乗っけたらいいかもしれないけど、でもネタはどこにもないんでしょ。

どうしたらシャリを
少しでも美味しく食べられるだろうなぁ。



醤油じゃね?



しょっぱくすれば、なんだって美味しいもん。

醤油は濃い口とかあっさりとかいろいろあるね。



あと少しで生まれそう。
890文字くらいまできたぞ。



ネタというのは、自分にとって、真新しい出来事でしょ。うんこを漏らしたとか、こんな面白エピソードがあったとか、そんな特別なことでしょ。

でも、そんなの毎日起こらないでしょ。


じゃあ、シャリは何にあたる?


お米は何もなければ特に味もせず(するけど)、あんまり美味しくない。うん、つまりシャリってのは自分自身だな。そういうことにしておこう。

シャリの上にネタが乗っかるからお寿司が成立するように、何もない自分の上に特定のハプニングがふりかかるから、文章を書こうと思えるわけだ。

でも、そんなハプニングはめったに起こらない。




なら、醤油だ。



ネタがないときは醤油が重要だ。
醤油さえあれば、シャリだけでも食べられるぞ。


ネタはハプニング、
シャリは自分自身、
なら醤油は、なににあたる?


人それぞれで好みの味があるやつ。それさえあれば、シャリだけでも美味しく成立するやつ。


ふーむ。


醤油は視点だろうか。
視点の話は以前ヤス(ウエダヤスシ)さんもしてらっしゃったなぁ。


ふーむ。


人それぞれが持つ、
物事を見る時の視点が醤油にあたりそうだ。


うむうむ。ここまで1293文字だ。


なんか違う気がするんだけど、
そういうことにしておこう。

大事なのは自分だけの視点だ。


ってことは、

愉快なハプニングというネタがあって、

何者でもない自分というシャリがあって、

そこに独自の醤油という視点を混ぜる。

すると、きっと、めちゃくちゃ愉快で
美味しい文章が完成するんだろうなぁ。


この記事は、マジで書きながら考えた。
特に構成も何も練ってない。

思うままに書いただけ。

PCをカチャカチャしながら書いてたら、
13分で書けた。すぐ終わった。


やっぱり、
自分が思ってることを書けばいいんじゃん。


ケーキ食べよう。

<あとがき>
こういう記事の方が、なんかおもしろい気がします。要するに思考の殴り書きです。車が走る時に、どのタイミングでエネルギーを最も消費するかというと、発進時だそうです。自転車もそうですね。走り始めたらあとは軽くなる。なんでも同じなんだなぁ、と思いながらこの記事を終わりましょう。今日もありがとうございました。

【関連】今度ヤスさんの記事、パクろ〜っと!

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