何を食べたらピカチュウが浮かぶのか?
アニメ、漫画、見ますか?
見たことないって人、いないんじゃないですか。
聞いたことないよ、漫画もアニメも見たことないって人。
ああいう物語には当然、
主人公を筆頭に登場人物ってのがいるでしょう。
例えば、スラムダンク。
桜木花道、流川楓、三井寿、宮城リョータ、赤木剛憲、小暮公延、仙道彰、藤間健司、牧紳一、沢北栄治、からのアヤコさん。
おい、異常だろ、このネーミングセンス。
ふざけんな。
全員、絶妙に運動神経ありそうだろ。
なぜだ、なぜ主人公の名前を
桜木花道にしたんだ。
百歩譲って、桜木はまだわかる。
わかるよ桜木は。
だけど、花道は許せない。
どうやったら花道という文字の並びが浮かぶんだよ。
あるいはワンピース。
モンキー・D・ルフィ、ロロノア・ゾロ、サンジ、ナミ、ウソップ、ニコ・ロビン、トニートニー・チョッパー、ブルック、フランキー、ジンベエ。
もうええて。見づらくてかなわん。
なんだよ、トニートニー・チョッパーって。
絶対お酒を飲みながら考えただろ。
なんでやねん。
なにをどうしたら、
トニートニーが浮かんでくるねん。
ヒットするアニメや漫画は、もちろん、そのストーリ構成や魅力的な登場人物、なにより画力が求められるわけだけど、このネーミングというのも重要な要素をしめる。
だって、スラムダンクの主人公が、桜木花道じゃなくて、若竹ヒデキチだったら、ダメでしょ。
トニートニー・チョッパーの名前が、タヌキチだったら、ダメでしょ。タヌキチもいい気はするけど。
繰り返すけど、物語では登場人物のネーミングってのが重要だよね、ということを言いたいわけ。
ネーミング。
ネーミングセンス。
スラムダンクもワンピースも、なんだって、それはそれは素晴らしいネーミングセンスが発揮されてるんだけど、私が思う「このネーミングセンスは異常だよな」と思う作品が何かというと、
ポケモンだ。
それも初期のポケモン。
最近のやつは分からないから。
考えてもみてほしい。
電気タイプのネズミのキャラクター。
黄色くて、ほっぺは赤い。
うーん、どんな名前にしようかな。
そうだ、ピカチュウにしよう!
浮かぶかね? ピカチュウ。
さらにあいつが進化したら、ライチュウ。
いやいや。
何を食べたらピカチュウが浮かぶのだろう?
ケーシィ → ユンゲラー → フーディンもやばい。マジシャン感、エスパー感。由来はめんどうなので、調べてみてね。
ルージュラとかもすごくない?
まって、ポッポ → ピジョン →ピジョットもヤバないか? ハトじゃん。ちゃんと進化して強くなってる感あるじゃん。
もう、説明一切なしで、初期ポケモンをランダムに書く。そのネーミングセンスをとにかく感じてほしい。
もうええて。
だれだ、考えた人。
どんな発注の仕方をしたんだよ。
おかしいだろ。
やっぱり、ネーミングセンスって、
めちゃくちゃ大事だなぁ。
■ネーミングといえば、鳥山明でしょ! って記事
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