引退した先の自分 #2

引退した先の自分 #1の続きです 。よろしければ、#1からお読みいただけると幸いです。よろしくお願いします。

都内の大学に通う四年生のkikiです!
小学2年生の頃から今まで、バスケットボールをつつけてきました。
先日引退し、初めて訪れた引退ライフで今の自分を深く知ろうと思って、noteを書いています。趣味は古着と音楽と美術館巡り
好きな食べ物はおかーさん直伝のドライカレーとひつまぶし


学生最後の試合

11月5日、僕は15年にも及ぶバスケット人生に一区切りをつけた。
これまでの人生、プロバスケットボール選手になるという目標のもとで生きてきたけど、それが終わった。実感は全くない。

最終戦では、二桁得点して、チームの勝利に貢献することが目標だったけど、結果は0得点。シュートは10本くらい打ったのに全く入らなかった。チームは勝ったけど、個人としての目標を達成することはできなかった。

チームのみんなは「kikiらしい。誰よりも最後までがめつかったな。あんなに、貪欲なやつ初めて見た。」と馬鹿にしてるのか讃えているのか、訳のわからない言葉をくれた。

悔しかったし、清々しい気持ちだった。


引退試合を終えて

試合が終わった瞬間、僕は涙が止まらなかった。これまでの人生においてバスケットボールは人生そのものだったし、最後の最後まで満足することなく終わり、何よりも大学の仲間と当たり前のようにチームの一員としてバスケットができなくなることが死ぬほど悲しく、寂しかった。

正直なところ、今現在(試合を終えて1週間)全く実感が湧かない。今でもバスケットボール選手として食っていくことを個人としては目指していて、チームとしてはインカレ出場を目指して準備している、これまでの日常と変わらない感じだ。

そもそも、俺はどこでプロバスケ選手になることを諦めたんだろう。

ここまで未練のあるバスケ人生に終止符を打たなければいけない理由とはなんだろう。

一番なりたくなかった”一般人”になることに自分から歩みを進めているのはなぜだろう。

次回に続く

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