3ステップ ヌメ革のお手入れの話

Step1:守る

ヌメ革は、手入れをしながら長く使っていただくと、全体にツヤが出て、飴色になります。古くからあるシンプルな仕上げですので、通好みの、育て甲斐のある素材と言えます。

しかし反面、革の中でも特に水に弱く、雨や、机の上のお飲みものの滴、また汗などで染みができてしまうこともあります。

もしも水が掛かってしまったら、できるだけ早く乾いた布で拭けばシミを防ぐことが出来るかも。防水スプレーも便利ですが、オイルを塗っての定期的なケアで育てていくのも楽しいものです。

また革は光(紫外線)を当てると日焼けします。使い始めは特に光によって色が変わりやすいので、最初にご自分で全体に日を当て、少し日焼けさせるという手もあります。

聞き鞄は、傷や色の変化は、革の、味わいだと考えます。お使いいただいた時間とともに、少しずつついた傷は、お買い上げいただいた方だけのものです。

Step2:育てる

普段のお手入れは、基本的に、お肌のお手入れと同じです。革を長く育てるコツは、汚れ落としと、表面の保湿。

水に弱いとはいえ、乾燥するとひび割れなどが起こることがあります。オイルなどで守ってやると、ツヤも味も出てきます。

一度に沢山塗りこむと、しっとりし過ぎて重くなってしまう心配がありますので、長期間かけて、少しずつ塗ってやってください。お手入れを続けてツヤが出てくると、少し水をはじきやすくもなります。

お使いになる度に埃などが付きますので、こまめに乾拭きすると、汚れの沈着を防ぐことができます。

汚れクリーナーは、変色やシミになる場合もあります。目立たない部分で試してから使うのがコツです。

またお手入れに使うオイルにも、相性があります。匂いや硬さのお好みと、革に合うかどうか。お気に入りが見つかれば、長期間お使いいただけます。

Step3:大切に保存する

長期間保存するときだけは、どうぞ湿気の少ない、直射日光の当たらない場所で、乾燥剤などと一緒にしまってください。

しまう前と、使う前に、汚れを取って、オイルを含ませた布で拭いてあげるのも楽しい時間です。

特に湿気の多い時期は、たまに取り出して乾拭きすると、革をカビから守ることができます。

型崩れを防ぐのには、クラフトペーパー等で形を整えてあげると効果的です。

普段、少しの期間の保存には、吊るしての保存がお勧め。不織布の袋に入れたり、カバンの場合は持ち手を利用したりして、ハンガーにかけると風通し良く置いておけます。

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