良いパフォーマンスのためには、ほどよい緊張が必要です。

サッカーW杯のPK戦で思ったのです。この一蹴りで決まると思うと、キッカーはものすごい重圧なんでしょうね。トップレベルの選手でも調整は難しいんだなと思いました。

緊張と弛緩のバランスが崩れると、筋肉のコントロールや集中力に大きく影響します。練習でやっていた通りに動いたつもりでも、実際の動きとはやはり違ってくるのでしょう。

話は違いますが、時々聞く話で、『ここぞ、という時にパフォーマンスのレベルが上がる』という人がいらっしゃいます。発表会当日が一番上手、とかね。

こういう方って、普段は自由に見える振る舞いが多く、基本的には集中しづらい気がします。
本番のプレッシャーが、逆にほどよく働くんでしょうね。

スポーツの話題でよくメンタルが強いとか弱いとか言います。でもそれって選手個人がどんな特徴をもつ人かで変わってくると思うんです。必要な努力の方向性も量も違ってくる。
『メンタルが強い』ではちょっと表現が雑というか、正しく表せていない気がします。

自分がどんなタイプかで、ここ一番の時の対処の仕方って違うんじゃないかな、と思いました。