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工作#1 焼き板で器作りに挑戦!

〜 工作シリーズ 〜

今回は焼き板で器を作ります!
焚き火ができる環境であれば簡単にできるのでオススメです

用意するもの

材料
・好きな大きさの板(今回は杉の板を使用)

道具
・焚き火セット(焚き火台、薪、火ばさみ、軍手、着火するもの)
・その辺の石(尖っている方がいい)
・鉛筆
・のこぎり
・バケツ
・タワシ
・アミ
・タオル

お好みで あると良いもの
・電動ドリル(ヒモを通したい場合)
・ヒモ(太めのテントロープ)


作り方

①板にお目当ての大きさを書く

ザックリと自分が作りたい大きさの目安となる線をザックリと書きます。

この大きさはあくまで目安

②いらない部分を切り落とす

これまたザックリと、明らかにいらない部分をノコギリで切り落とします。
ヒモを通したい場合は、この時にドリルで穴を開けておきます。
2つあけておくとヒモの通し方も動きにくくオシャレになります。

線の外側を切り落とす

③焼く

焼きます。
太い丸太2本の上に置いて焼こうかと試みましたが、跡が残ってしまうことに気づきました。
火ばさみで挟んで満遍なく焼くと焼きムラがなくていい感じです。

裏側に焼きムラが…
全体的に炭っぽくなってきた

少し焦げたぐらいの方が磨くと綺麗になります。
火の粉が上がるぐらいでも大丈夫でした!

④磨く

水につけた後、タワシでゴシゴシ磨きます。
金ダワシでもいけると思いますが、傷がついたりしそうだし、普通のタワシでも十分でした。
水につけて繰り返し磨けば磨くほど、木の光沢が出て綺麗になるのでクセになります。

磨く前の失敗感

⭐︎手で触った時に黒い汚れがつかない
⭐︎磨いて水につけたときに水が黒く濁らない
⭐︎炭っぽいゴツゴツ感(ひび割れている部分)がなくなった
これで、焼き板は完成!


でも今回は器を作りたかったので次に進みます!


⑤さらに燃やして穴を作る

板の真ん中に焼けた炭を置いてさらに焦がしていきます。
炭を積み重ねて息を吹きかけることで炎が立ち上がって早く焦げていきます。

真ん中に焼けた炭を置く

最初、彫刻刀で少しずつ削って穴を掘ろうと思いましたが、めんどくさかったです。笑
「あ、一点集中で焼いたらいいや!」
と思って炭をのせる方法に変更。

彫刻刀で削った方が炭が置きやすいし、鉢の部分が残りやすい気はしますが、今回はそこまで変わらないと思います。

焦げたところは先の尖った石でゴリゴリ削ります。
削ると下の木目が見えてきます。
そしたらまた炭を置いて焦がして、石で削って、を好みの深さになるまで繰り返してひたらす穴を深くしていきます。

石でゴリゴリ

炭を置く位置を調節することで、好きな形のくぼみにできます。
今回は焼いた面に節があったのでそこはなかなか焦げず最後まで残ってしまいました。
最初に木の特徴をよく見ておくことが重要だと改めて感じました。

⑥最後に、乾かす

炭が残っていないかの確認も含めてタオルで拭くのが理想ですが、持ってきていたタオルでは毛羽立ってしまい汚くなってしまいました。
手ぬぐいみたいな素材のタオルならよかったのでしょうが…
仕方ないので遠赤外線でじっくり乾かしました。

遠火で乾かす

完成!

木目がしっかりと出て、アンティーク感のある木のお皿が完成しました。
2つの穴にヒモを通すことでちょっと引っかけるとかもできるし、何より可愛い仕上がりになりました!

我ながらいい出来栄え!大満足!
のせてみるとこんな感じ

わかったこと

  • ザックリと書いて、切って、焼いて作ったので、形はイビツですがそれが味になっている(と思うことにする)

  • フチを均等にするのが難しいので、こだわり出すと奥が深い

  • 木目や節に逆らわず、木をよく見て作るのがコツ

オマケ1

浜辺で拾った流木を使って蚊取り線香立てを作ってみました。
S字に曲がっている木を探して作るのにこだわりました。

蚊取り線香立て(ただの棒)

焼き板の器の穴に突き刺すことで、灰受け付きになります。
この夏に活躍してもらうか、やっぱりお皿で使うのか、悩みどころです。

蚊取り線香立ての真の姿

オマケ2

同時進行で棒巻きパンも作成しました。
まだまだ改良が必要なので、満足したものができたら記事にしたいと思います。

憧れの棒巻きパンの完成は遠い


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