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「朝食にお呼ばれ」 訪問 デュッセルドルフ森の幼稚園 20230816




・6:20 起床(6:30にアラームセットしてたけど、アラームより前に起きるのが癖…笑)(ビビりなんだよな…笑)


・7:00 色々やって、身支度完了


話のネタとして絵本を持っていく。


勝負服の中はドルトムントのユニホームを着て話のネタに。


日本地図も仕込んで、話のネタに。


食べ物は、昨日のパンの残りといちごジャムサンド3つ。


飲み物は口をつけずに飲めるペットボトルに水を半分入れて、昨日から凍らしておいて、朝に半分水を入れるスタイル。(毎回飲み物買ってたら、お金がいくらあっても足りないので、基本的にこのやり方で生活してます…笑)


ズボンの後ろポケットに収まるサイズのメモ帳。忘れやすいのでメモをとる。


天気予報の確認。大事。曇りでした。



・7:30 音楽を聴く。(10時に集合で、9:30の電車に乗ろうと思ったので、それまでの時間つぶし。)


「食べ物は体の栄養素、音楽は心の栄養素」なので、音楽で心を整える。



・8:30 アパートを出発。(本当は9:20くらいに出ても間に合うけど、早め速めに事を進めたいタイプ。笑)


前の実習の時は、電車で50分かかってたし、それが6:40発の始発電車だったから、準備や寮からの移動を考えると、いつも5:45に起きていた。

なので、今回の実習はメチャクチャ楽ですね。最寄り駅は近いし、そこから電車で20分くらいで実習先近くの駅に着くし。8時から登園が始まるので、7時に起きても何とかなるという非常に有難い状況。


駅のチケット販売機械


値段は3.1ユーロ。


電車の中の機械にチケットを入れて、刻印すれば任務完了!


8:55くらい 実習先の最寄り駅「ラートの森スタジアム」駅に到着

周りはこんな感じ☟


時間があるので、森じゃない方に行って、ちょっと散策。歩いて数分の所にディスカウントスーパーの「Penny ペニー」を発見。


森の方に戻って、実習先探し。


階段を登ると目の前にクラブハウスが登場。多分、「複合的スポーツ施設」みたいな感じ?

近くに、サッカー場、陸上のトラック、体育館、レストランがあった。


クラブハウスを真正面にして、左右に道があったので、右側に歩いて行く。森の幼稚園らしきものは見つからず。じゃあ、今度は反対側へ歩いて行くが、コチラも見つからず。

「ヤバ…全然見つからやん…」と途方に暮れて、いったんクラブハウスに戻る。で、何気なしにポスターを見ていたら…

看板の右上に、行き方が書いてあった!!!


時間はまだ「9:20」で、さすがに早いかなと思ったけど、行ってみることに。

そしたら、見つけました!!!バウバーゲンを!!!


「やべ~!!!」と思って、引き返す。「ついに来ちゃった~!!!」と内心大はしゃぎだが、10時まであと40分あったので、クラブハウス前で時間をつぶすことに。

ベンチに座って、ドイツ語の勉強。My辞書を一通り読んで、自己紹介の練習を数回繰り返して、終わったのが9:40。


「20分前だけど、行っちゃえ~!!!」と決心し、デュッセルドルフ森の幼稚園に突入!!!


ファーストコンタクト


ちょっとした広場に6人の子ども達と4人の先生がいた。

もうね、満面の笑みを浮かべて、「Guten Tag!Guten Tag!」って言いながら、近づきましたよ。この世界の共通言語は、英語じゃなくて「笑顔」ですからね!笑

そしたら、大人で唯一男性の人が近づいてきたのでご挨拶。

自己紹介したら、彼も自己紹介してくれて、自分の世話係みたいな感じのフロリアン先生であることが判明。

その後に、他の3人の女性の先生とご挨拶。

荷物の置き場所を教えてもらって、荷物を置きながら、フロリアンと会話。

自分が外国人であることを気遣ってくれて、「はっきりと、そんなに早くないスピードで、出来るだけ簡単な言葉で」話そうとしてくれているのがメチャクチャ伝わってきて、有り難かった。

2017年に実習していた時にお世話になったレンナー先生の若い頃みたいな風貌なので、結構親近感が湧いた。笑


色んな説明


「さっきまでお絵描きしていたんだ」と、子ども達が描いた絵を披露してくれました。で、その絵にバナナを押し付けたり、野イチゴみたいなやつを押し付けて色を出したりしたんだと話してくれました。

絵を一通り見て、軽く話をした後に自分が、「遊べる範囲はどこからどこまで?」とか「守らなければならない規則は?」とか色々質問したので、フロリアンが、

「まだ滞在許可証を持ってないから、”正式”みたいな感じではないけど、今日は概要を一通り説明していくね」って言って、まずは、遊べる範囲を教えてくれた。

遊び場の一部に、自転車がたま~に通る道があるので、そこは大人がしっかりと声掛けしないといけないらしい。子ども達は勿論それを理解しているが、やはり大人が注意喚起してあげるのが重要。

胴が細くて子ども達の力でも折れそうな木には、パンスト(?)みたいなのが括り付けてあって、遊んじゃダメの目印になっている。

遊べる範囲は、茂みの中だとちゃんとロープみたいなやつで、「ここまで!」って示されてる。

野菜を育ててる花壇があって、トマトとバジリコがあった。

ついでに、バウバーゲンの中も案内してもらって、「何がどこにあるか」を大まかに説明してもらった。


朝食


説明が一通り終わったところで、朝ご飯の時間。
今日の担当グループは、子ども達が6名。
普段は10名を少し超えるくらい。
名前とかはリストがあるけど、自分がまだ滞在許可証が無くて正式じゃないから、その問題が解決したら渡してくれるそう。

保護者主体で作られてることもあって、人一倍子ども達の情報には慎重な様子が窺えたので、森の幼稚園内の写真を撮ることはやめておこうと、この時に思った。


子ども達について


今日が2回目の新人の子どもがいた。お母さん無しでは今日が初めてらしい。もう一人、新人の子どもがいるが、その子は今日はお休み。

年少2名、年中2名、年長2名って感じで、男の子は1人だけ。その男の子(年中)はあんまりアクティブじゃなくて、先生の絵本の読み聞かせをずっと聞いてるような感じ。

年長2人の女の子と年中の女の子はいつも一緒にいて、結構おしゃべり好きな感じ。朝ご飯の時に何度かうるさくなることがあって、その度に注意を受けてた。

年少の女の子で、眼鏡をかけてた子は、結構物静かな感じ。でも、野イチゴみたいなそこらへんに実をつけている果実をお椀一杯に集めていて、自分とフロリアンが会話している時に、「これ見て!」って見せてきて、1個試しに食べさせてもらった。静かな感じだけど、物事に熱中するタイプかなと思った。

朝ご飯の時は、皆で円になって食べたが、その女の子4人がかたまって食べてて、男の子と新人の女の子はそれぞれ別々で食べてる感じ。自分の隣にはフロリアンが座ってくれて、会話をしたり、他の先生との会話を聞いたりしていた。


朝食


ご飯を食べる前に、軽い「頂きますソング」みたいなのを歌った。

フロリアンは最近野菜中心の食生活に変えたらしく、キャベツとトマトとゆで卵とかをドレッシングでミックスした大きなボックスを持ってきていた。笑

時々は肉を食べるらしいが、お菓子への興味は無くなったらしい。自分の脂肪をエネルギー源として消費するような体になったから、お腹がへこんできたらしい。体調も優れてるから続けているという。

他にも色んな先生と色々話したが、大人は大人のペースで、子どもは子どものペースで食べていて、子ども達は食べ終わったら椅子とかを片付けて遊び始める感じ。

ある先生から、「サッカーが好きなら、デュッセルドルフにはたくさんのサッカーチームがあって、夜に活動してるから、それがおススメ!」って教えてくれた。身の回りが整ったら、チャレンジしてみたいなと思う。

子ども達が何人か遊んでる時に、自転車が通りかかって、ある先生が、「気を付けて!」って”子ども達に対して”言ったら、自転車を漕いでる人が自分に言ったんだと勘違いして、数十秒止まってくれたことがあって、慌てて先生が、「子ども達に言ったんです、すいません!」ってなったことがあった。笑


朝食後の会話


他の先生と子ども達が食べ終わった後に、フロリアンと残って色々と話をした。BFDにやってもらうこと(バウバーゲンの窓を開けたり、ボラ―バーゲンに荷物を詰め込んだり、ご飯の時の椅子を準備したりなど)や、慣れてきたら朝の会で何か出し物(お絵描き、読み聞かせ、日本文化の紹介とか)をしても良いとか。

自分はあだ名が「キーくん」なので、そう呼んでくれたら嬉しいと話したら、フロリアンは発音が難しいみたいなので下の名前で呼びたいとのことだった。「多分、子ども達にも難しいんじゃないかな?」って言ってたけど、まぁ、人それぞれだしね。前の実習では何も問題は無かったけどね。笑

滞在許可証の問題についても話したし、持ってきた日本の絵本を披露した。

最初は自分たちのやり方を観察して欲しくて、そこから真似していろいろ学んでほしい(声の掛け方や子どもとの接し方など)とのこと。で、出来そうになったら、先生と一緒に挑戦してみる。そこでちゃんとできたら一人でやるというプロセスを繰り返していくのが良いと言われていた。

自分はその通りだと思うし、やっぱり声掛けは実践じゃないと学べない部分ではあるので(しかもドイツ語だし)、「どういう場面で、どういう単語を使うのか」はしっかり意識して真似していきたいと思う。

フロリアンは「既にドイツで1年間の実習経験があるので、大丈夫だと思う。信頼してる。」って言ってくれたが、個人的には、過去の実習のことは無かったことにして、ゼロからのスタートとして、この実習をやっていきたいなと思う。

「前の実習先はこうだったのに…」みたいな感じではなくて、1つ1つの出来事に対して新鮮な気持ちで向き合って、互いに良い方向に進めるようにしていきたい。


おススメのAusbildung(職業訓練)の学校


フロリアンはAusbildung(職業訓練)をやって、先生の仕事についたらしい。場所はおそらくこの学校だと思う☟



「良い学校なのでオススメ!」って言ってくれたから、選択肢の一つに入れておきたい!

フロリアンはこの森の幼稚園に赴任して1年4ヶ月くらい経ったらしい。


雰囲気の緩さを実感


で、話し終わった後、個人的に敷地内をもう一度散策しながら、遊んでる子ども達の様子や先生の対応の仕方を見てた。

ある子どもが先生に「この本読んで!」って言ったら、他の子ども達も読み聞かせに参加したので、先生一人で子ども達全員を対応することに。残ったフロリアンと一人の女性の先生は、少し離れたところで腰を下ろして、二人でおしゃべり。もう一人の先生はバウバーゲンの中で何かしていた。


その光景を見て、結構緩い雰囲気だなと感じました。


前の実習は結構アクティブだった


2017年の実習の時は、初っ端から1対15の鬼ごっこするくらいでしたからね。笑

まぁ、その森の幼稚園は2グループで子ども達が合計40人いて、年長さんが15人くらいいたし、しかも全体的に男の子が多かったから、結構アクティブでした。

当時の実習初日は朝の会からガッツリ参加して、子ども達にちゃんと自己紹介したから、関係が築きやすかったっていうのもある。


④最初の”試験”

振り返ると、子ども達から最初に試験を出されていたなと思う。僕がどれだけ子ども達に「自身を与える」かどうかを見抜く試験を。

実習初日はまだ子ども達との関係性は当然できてないし、しかも自分がドイツ人ではないので、結構子ども達は遠目から見ているような感じだった。だけど午後くらいに興味を持った子が「鬼ごっこしよう!」って言ってタッチしてきたんですよ。で、その子が逃げたんで、「俺が鬼なんか」と思って、追いかけたんですね。で、そしたら、その様子を遠目から見ていた子ども達が次々参加してきて、あっという間に15(くらいだった気がする…)対1の鬼ごっこの開始ですよ。

もうそれはキツイってもんじゃなくて、理不尽の連続で終わりが見えないんです。笑
タッチしても「バリアしてるから無効」って勝手なマイルール言われるし、ある子どもを追いかけてたら他の子どもが「こっちも追いかけてよ!」って言ってくるから全員が楽しむように配慮してあげないといけないし、「逃げる人の人数多すぎだろ、鬼一人じゃキツイよ、鬼の数増やそうよ」なんて提案、当時のドイツ語力じゃ出来ないから、一人で鬼をやり続けるしかないし・・・笑
何度「もうやめよう」と思ったことか。

でも、鬼ごっこをすることによって、子ども達は「コイツは、どれだけ、僕たちと向き合って遊んでくれるのか」を試してたんだろうと思いますし、実際、鬼として子どもを追いかけている自分の頭の中にはソレがあったので、「今子ども達に試されてるな。ここであっけなく終わったら、これからの1年間の実習が上手くいかなくなるだろうな。だったら、15人だろうが、20人だろうが、構うもんか!何人相手でも楽しませてやる!そして、この試験に合格して、子ども達とちゃんと関係を築いてやる!」って思いながら全力でやり切りましたね。幸い、午後のごはんタイムの時間が来て他の先生が「遊びの時間終了」って言ってくれたおかげで何とか鬼ごっこは終えられました。長距離が得意で良かったなと思いました。相当疲れましたけどね。

その鬼ごっこの後は自然に子ども達が寄って来てくれるようになり、「なんとか子ども達からの試験に合格できたな」と心の中で安堵しました。

③倉橋惣三が考える、「子どもにとって嬉しいこと」とは?(幼稚園雑草より抜粋)


今日は”訪問者”扱いという感じで、朝ごはん食べてる時も「子ども達に自己紹介を!」みたいな流れは無かったし、自分としてもまだ正式ではないから子ども達と関わるのは出来るだけ避けるようにしていた。その代わりに、先生とたくさん話そうと思ってた。

その意識だったから、子ども達を前にすると変な緊張が働いて、笑顔を見せられなかったのは、ちょっとした反省点…

緩い感じから察するに、今回の実習は子ども達の観察に重きを置くような形になりそうだなと思う。まぁ、前回の実習でこれでもかというくらい子ども達と遊び倒したし、別の経験をすることが自分の成長に繋がるかなと思うので、それも個人的には大歓迎である。

前の実習では帰りの電車は必ず寝るくらい疲れていたが(降りる駅が最後の駅だったので寝てても大丈夫)、今回の実習ではそういうことは無さそうな感じがする。


ゆる~くおしゃべり


一通り見終わった後に、地面に座ってだべっているフロリアンの元に行って、ちょこっと会話をしました。「R」の発音が日本人には難しいことだったり、食事前に歌う「頂きますソング」の歌詞を教えてもらったりしました。

そうしていると、もう一つのグループが広場に帰ってきて、その先生方とご挨拶。全員女性の先生でした。それが12時頃で、第1次お迎えタイムが始まる12時30分までその先生方一人一人とおしゃべり。

南アメリカ出身の先生がいたのには驚いた。しかも犬(リコという名前らしい)を連れてきていた。驚

あと、今は職業訓練中か、正式な先生かは分からなかったが、1年前にちょうどこの森の幼稚園でBFDをやっていたという方がいた。

他には、大学で植物を学んだ先生と、会話が途切れた時に「Ja(英語のYes)」を連発してコチラに会話を続ける圧力を(無意識に?)かけてくる先生がいた。笑

2,3年前に酷い嵐があったらしくて、広場に生えていた木々が折れてしまったのだそう。なので3本の新しい木を植えているんだと説明してくれた。

2つのグループは殆ど別行動をしていて、合同の活動をすることはあまりないらしい。

ある先生から年齢を聞かれて、「今は29歳です」って答えたら、「ウソ、もっと若いかと思った!」って言われた。(笑)

日本だと年上にみられることが多かったが、ヨーロッパ的には顔が幼く見えるのか?笑

日本から幼稚園の先生が来てドイツの森の幼稚園の観察をしに来ることがたまにあって、以前コッチに見学しに来たことがあるっていう話を聞いた。だから、「日本で森の幼稚園って人気なの?」って質問されたけど、個人的には、「ドイツほど人気じゃないかも」って答えておいた。理由としては、「日本の森の幼稚園が約150園くらいに対して、ドイツは約1500園くらいあるから」って言いました。

で、12時30分になって、3人くらいの保護者の方がお迎えに来たので、またまたご挨拶。あと、こっちのグループの先生は30分の休憩をしていた。


緩さの神髄


13時になると先生が休憩から戻ってきて、別グループの先生は帰っていった。

これって凄いですよね!だって、8時からこの森の幼稚園は始まるので、労働時間は8時から13時までの5時間ですよ!

13時から森の幼稚園に残る子ども達の世話は、30分休憩をしたこっちのグループの先生が担当するという仕組み。メチャクチャ良いなと思いました。おそらく、週ごとで交代するスタイルを取ってるんじゃないかなと思いますが、ワークライフバランス最高ですよね。

しかも、子ども達が自由に遊ぶ形で、日本の幼稚園みたいな「一斉保育」じゃないから、「~ちゃん、ここに座って!」とかっていう命令や声を荒げたりしなくても良いのが最高だと個人的には思いますね。


子ども達を「管理」する為ではなくて、「自由」に遊ばせる為に、先生は存在しているので、せかせかすることが無いから心に余裕が持てます。


振り返ってみれば、「10時に朝ご飯」って話だったけど、実際に始まったのは10時45分頃だったし。(←フロリアンが自分に園内を説明してくれたので長引いてしまった…笑)(フロリアンがグループの主任的立場なので、フロリアンが「ご飯食べようか!?」って声をかけたら始まるって感じ。)

こういう”緩さ”が個人的には森の幼稚園の良さだなと思いますね。子ども達全員が読み聞かせを聞いてたら、読み聞かせする先生以外は、少し離れた場所で地べたに座って、足を延ばして、談笑し合ってるんですよ!?

日本の幼稚園じゃ考えられない感じじゃないですか!?

今日は人数が少なかったから特別だったかもしれないけど、今日受けた印象で考えると、おそらく、子ども達が自由に遊んで、先生達は観察するみたいな構図になる傾向が多いのかなと思う。

子ども達は読み聞かせ以外は、結構自分たちで遊んでいたし。

ドキュメンテーションをするらしいが、毎日ではないらしい。ドキュメンテーションしたくなるような出来事があった時に書くって形。結構緩い…笑

クラウドで管理していて、先生個人の携帯からドキュメンテーションを記入して送信できるそうです。で、その資料を年1回行われる保護者と子どもとの面談の時に使うみたい。

「ドキュメンテーションを書きたくなったら書いても良いよ。」って言われたので、挑戦したいなと思う。


下の広場に移動


13時になってお迎えタイムが終わったら、広場の下にあるバウバーゲンへ移動。


本を借りた


移動の前に、フロリアンに、「バウバーゲンの中にあった教育系の本が気になるんだけど、後でじっくり見ても良いか?」って尋ねたら、「もちろん!もし必要だったら、貸し出すこともできるよ!」って言ってくれて、3つの本を借りた。

ある先生にお勧めの本を選んでもらった結果の3冊☟

左は日本語訳にもなっているミクリッツが書いた結構有名な森の幼稚園に関する本。
真ん中は「活動による言語育成」という結構専門的な本。
右側は森の幼稚園の入門書みたいな本なので結構読みやすい感じ。


左の本の日本語版☟


「ミクリッツ知ってるよ!この本、日本語に訳されてて、読んだことあるよ!」って言ったら、選んでくれた先生はビックリしてたな。


昼食


下にあるバウバーゲンに移動したら、近くの広場で、残った子ども達と一緒に昼ご飯を食べる。

食べ終わった子から遊びに入る。そこにもちょっとした広場があって、子ども達が自由に遊べる。先生は「台所セット、ブロック、絵を描く為の机」を出す。

フロリアンが倉庫からそれらの遊び道具を出すのを手伝う。

木登りは同時に3名まで、お絵描きテーブルに座れるのも3名まで、草の茂みで遊ぶのも3名までっていう条件。


食べ終わってない子ども達の側へ


フロリアンと軽く話した後、先生方が遊んでいる子ども達についてて、まだ食べている2人の子ども達の所に大人がいなかったので、食事場所に行った。

残ってたのが年少の男の子2人で、別グループの子どもだったから、結構気まずいかなと思った。子ども達は丸太の上に座っていたので、自分は地べたに座って、目線を合わせるようにした。

で、一人の男の子が蓋を開けようとするんだけど、開かなくて、それを見ていたもう一人の男のが開けようとするけど、やっぱり開かなかった。

そしたらですよ!

何か僕に開けて欲しそうな顔して、そういう雰囲気を醸し出すんですけど、いかんせん、初対面で、しかも人種が違うってことからか、メチャクチャもじもじしてるんですよね。全然話しかけずに、こっちをチラチラと見てくるだけ…笑

なので、コッチが「手伝おうか?」って尋ねたら、依然としてもじもじして答えないし。こっちも、「あれ、俺の発音がマズくて、聞き取れなかった?」って不安になるし…

結局は、自分が容器の下の方を手で持って固定してあげて、その子どもに上のふたを思いっきり引っ張らせることで開いたんですけど…

まぁ、こういう”壁”を、滞在許可証貰って正式に実習し始めたら、乗り越えていかないといけないな…て痛感しましたね。

で、その後、男の子が食べ終わって遊びに行って、もじもじの男の子と二人きりになった時に、フロリアンが通りすがりに、

「お二人さん、何してるの?」って

ちょっと軽いノリで言ってきたんですよね。

その時に、「Zusammensein ohne Gespräch(一緒にいるけど会話はしてない)」って言えば、少しはウケたかなって思うんですけど、不意の質問で何も答えられなかったのが、自分としては結構悔しい。言葉が詰まって何も言えなかった…

もちろん、もじもじしてる子どもは何も言わなかったので、なんか二人してフロリアンを無視してしまった形になったのが、申し訳なかったなと思う。 


フロリアンを考察


フロリアンは結構おちゃめなタイプで、長期休暇の時はポーランドとかデンマークに旅行しに行くような結構アクティブなタイプ。サッカーはあんまり興味が無いって言ってたけど、木登りとかジェットスキーが得意って言ってた。

住んでるところの家賃は390ユーロっていう格安だったのには驚いた。こっちは490ユーロなので100ユーロも安い!「子ども達への教育で大切にしてることは?」って質問した時に、自分の長所である「子ども達への感受性」とか「子ども達のケンカを解決すること」を挙げながら話してくれた。

野菜中心の食生活をしてるみたいだし、なんか自分の芯を強く持っているタイプに思えた。冗談もたまに言う感じ。


第二次お迎えタイム


14時から第二次お迎え時間の開始。

嬉しかったのは、たぶん別のグループの女の子(年長)だったと思うが、帰り際に「じゃあね!」って挨拶してくれたこと。なんかその子は、昼食を一緒に食べてる時にやたらとこっちをじっと見てきてたので、気にかけてくれてたのかなと…

お迎えの時に、日本でZoom面接してくれたある子どものお母さんに会えた時はちょっと感動しましたね。最初は全く気付かなくて普通に挨拶してたんですけど、話してる内容にピンときて、顔をよく見たらどこかで見たことあるなって思って、「あ!面接でお世話になりましたよね!」って思い出しました!笑

自分を採用してくれたママさんには頭が上がりません。しっかりと恩返ししていきたいなと思いました。

あと、保護者代表のママさんと、フロリアンを交えて話をさせてもらいました。実習する為に”無罪証明書”が必要なんじゃないかっていう話をママさんとフロリアンがしてて、「確かに…」って二人の話を聞いてたら、急にフロリアンが「黙ってるね、なんか言いたいことは?」って急に振ってきたので、「その書類に自分が何か記入しないといけないんですよね?」って言ったら、

「いやいや、今日の感想についてだよ!」って急な無茶振りしてきて…笑

今日1日で学んだことはたくさんあったし、思うところも色々あったから、要約するのが難しくて、メチャクチャしどろもどろになってしまった…笑


終始笑顔でいた甲斐があった


で、自分の後にフロリアンが今日の感想を言ってくれて、その内容がめちゃくちゃ嬉しかったですね。「彼に対して、自分を含めて先生全員が良い印象を持ったし、これから上手くやっていけるのではないかと思う」的な内容でした。

代表のママさんが帰った後、フロリアンに、「しどろもどろだったわ~、急に要約してドイツ語でしゃべるの難しかった~」って言ったら、「異国の地で、異国の言語を使ってコミュニケーションしてる時点で素晴らしいことだよ!ドイツ語レベルは高いし、これからきっとどんどん良くなるから、ドイツ語の心配はしなくて大丈夫!」って言ってくれたので、その言葉を励みにして、ドイツ語の勉強に精進したいと思います。

ずっとドイツ語でしゃべってたから、最後の方はガス欠気味で、全然頭が回らなくなった…笑

ドイツ語の体力もこれからはつけていかないといけない。


前の自分とドイツ語レベルの比較


思えば、前回の実習の時は殆どドイツ語を話すことはできなかったんですよね。実習する毎に、よく使われる単語とかは、なんとなしに理解していったけど、それ以外は全く無理だった。レベルで言えば、A1~A2の間みたいな感じ(ほんと、よくそのレベルで1年間の実習が出来たと思うよ…笑)。

先生の話してる内容と子ども達が話してる内容はほとんどわからなくて、ただただ相づちを打つだけ。笑

語学レベルが足りなかったから、子ども達と遊ぶことはできても、ケンカを止めたり、子ども達とスモールトークしたりっていうのはしていなかった。今回の実習では、以前の自分と比べて格段にドイツ語レベルが上がっているわけだから、子ども達と積極的に話して遊び以外でのコミュニケーションを取っていきたいし、けんかの仲裁とか、朝の司会の進行とか、言語力が必要とされるものにどんどん挑戦していきたいと思う!

まぁ、ドイツ語でコミュニケーションすることで、自分のまだまだな部分が見つけられて勉強する意欲がわいてくるので、積極的にドイツ語を話していきたい。


なんか、僕のドイツ語の勉強なんですけど、ドイツ人と話をして、「キーくん、ドイツ語上手いね!」って褒められると、途端にドイツ語学習意欲が低下しちゃうんですよね。なんか、満足しちゃって、それより上を目指そうという気が無くなっちゃうんです。だって、褒められたからそれで良いかって思うんです。で、その後に、自分の知らないドイツ語に出会ったり、自分のドイツ語力で上手にコミュニケーションできなかった場面に遭遇した時に、「これじゃマズい!自分のドイツ語力はまだまだだった(=不足感)!このままじゃ、きちんとドイツ語でコミュニケーションが取れない、そんなの嫌だ(=不快感)!」という思いになって、ドイツ語を勉強しだす(=行動する)って感じなんですよね。

行動とは『不快感の解消』である。(立川談志)


今回は先生同士がナチュラルに話してる時は50%くらい理解できるかなって感じ。自分が理解できる話題だったら70~80%くらいは分かる。自分に話しかけてくれる時は結構配慮してもらってる感じなので90%は理解できてる。

相づちも「ウンウン」みたいなのじゃなくて、ちゃんと話の内容が理解できるから、それに沿った相づちが思いつく。ただ、まだ実践で慣れてないので、思いつくのは良いけど会話の流れに乗れないことが多々あった…笑

頭ではフレーズが思いつくことが多いし、「あの時は~って言えばよかったのに…」って気づくことが多々あるから、これからは実践力を鍛えていきたいと思う。


外国人局へ


もう1度外国人局に行こうと思っていたので、14:20頃に帰らせてもらった。

で、外国人局に行ったら、やっぱりガードマンがいて、「手続きはオンラインでやれ!」って言ってくるから、

「こっちはもう1週間前に手続きの申し込みしてんだよ!なのに、未だに音沙汰無しっていうのはどういうことなんだよ!」って言ったら、


「大抵4~6週間かかるんだ。それが一般的さ。だから、待ってくれ。」


と言われましたよ。「4~6週間」!!!!!!!!!?????????

ふざけんなって話ですよね…

自分が抱えている問題の元凶はこの「実地サービスの撤廃によるオンラインサービスの一本化」ですよ!

オンラインサービスで効率よくしたくせに、最低4週間かかるってどういうことなんだよ、まじで意味不明だわ


2022年5月30日から、この愚策が行われている…


家に帰ってijdgとデュッセルドルフ森の幼稚園に直ぐ連絡しました。

双方からちょっとしたアドバイスをもらったので、明日試してみようと思っていますが、期待は薄いです。

ただただ待つしか手立てはないでしょう…


今日は初日だったので事細かく書きました(1万1939文字…笑)が、次回からは簡略化して、印象に残った出来事だけを書きたいなと思ってます。イメージは前の実習日誌☟


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