真実の愛の受けとり方
目には見えない「愛のエネルギー」。
目には見えないけど、感じることはできる。
さて、どこで感じるのか。
それは「心」である。
心はどこにあるのか。
おそらく、みんな異口同音に「胸のあたり」と答えるだろう。
それは言葉の表現でも証明されている。
胸が熱い
胸を打つ
胸を弾ませる
胸が踊る
胸のつかえが下りる
胸が張り裂ける
胸が痛む
胸騒ぎがする
胸がいっぱいになる
胸が晴れる
など、これらの表現により胸のあたりに心が存在することを知ることができる。
心とは目には見えなくても存在しているとわかるのは、やはり言葉の表現にある通り、感じるからである。
この「感じる」は、敏感な人とそうでない人がいる。
敏感な人はそこら中に散らばっている愛に気づくことができる。
だから、些細なことでも感謝の気持ちを忘れない。
「ありがとう」と言葉で言わなくても、心の中で感謝している。
また、「ありがとう」と言葉で伝えなくてもそこに感謝の念が存在することを知っている。
でもこの「感謝」は、目に見えるものではないので、きちんと表現しなければ相手に伝わらないこともある。それによって誤解を招くこともある。
態度で示すか、言葉で表すか、対価で表すか…
何かしらのアクションがなければ、感謝されているのかわからない。
そういう人もいる。
つい最近観た悲劇「リア王」もそうだった。
父への愛を言葉で表現するよう娘たちに要求した。
でも、言葉では表しきれない愛もある。
その愛が深ければ深いほど、とても言葉では語り尽くせないもの。
リア王がもっと早くそれに気づけていたなら、悲劇を招くことはなかったのかもしれない。
「何も言われないということは、愛されていないのだ」という思い込み。
そのせいで本当はいちばん深い愛を与えられているのに気づかない。
そういうちょっとした誤解が大きな悲劇を招くことになるということを知っておかなければならない。
愛をキャッチする感度を高めておくことは、人生を豊かにするために必要なこと。
愛は感じるもの。
心の奥の方で。
じんわりあたたかいもの。
心地よいもの。
だけど、表面上の言葉に惑わされてはいけない。
日頃から、愛のエネルギーを感じていれば自分がどれだけ愛に包まれているか気づくはず。
愛のエネルギーをキャッチして人生を豊かにしよう。
愛は見えなくてもそこにあるものだから。
しっかり感じで受け取って。
愛しています。
感謝しています。
ありがとうございます。
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